【Belugaキャンペーン研究所】参加方法はリツイート?事後抽選よりインスタントウィン?参加数が伸びるTwitterキャンペーンってどんなの?

「Belugaキャンペーン研究所」とは?
年間700件以上実施されるBelugaキャンペーンの過去データを独自に分析し、参加数やフォロワー増加数などの数字とはひと味違う、SNSキャンペーンの新たな効果指標や魅力を発見するシリーズ

「企業アカウントのTwitterキャンペーン」と聞いて思い描くのは「フォロー&リツイートですぐに結果がわかる」といったインスタントウィンキャンペーンが多くを占めてきました。いわゆる「フォロー&リツイートキャンペーン」です。

では本当に、「フォロー&リツイートで参加するインスタントウィンキャンペーン」が効果が出やすい、参加数の伸びやすい施策なのでしょうか?

キャンペーンを実施するアカウントの規模感や、参加方法、どのような条件のキャンペーンが効果が出やすいのか、一概には言い切れないのが現状です。
今回は、過去1年間のキャンペーンデータをもとに、各参加方法・キャンペーン仕様の組み合わせの平均参加数を見ていきましょう!

Twitterキャンペーンの種類とは?

<キャンペーン種類>

以下のようにBelugaキャンペーンには、「インスタントウィン」や「インスタントリプライ」の2種類の即時かつ自動で返信することのできる機能があります。
参考:クラウド型キャンペーン構築システム Belugaキャンペーン for Twitter

参加するとプレゼントに当選する可能性のある「プレゼントキャンペーン」は、多くが下記のどれかのキャンペーン機能を使って実施されています。

①インスタントウィン

参加すると、その場で当落結果が通知されるキャンペーン機能。
はずれの場合はリプライのみ、当選の場合にはリプライと+DMが届く。

②インスタントリプライ

参加すると、その場で全員に応募完了と通知されるキャンペーン機能。
抽選は参加期間の終了後に行われ、当選者にのみ後日DMが届く。

参考:

<参加方法種類>

参加方法は主に下記2種類のいずれかを利用します。
下記に追加で、当選条件としてフォローを追加する場合が多いです。 

①リツイート

手軽にボタン1つで参加できる方法だが、タイムラインにキャンペーンの告知ツイートが流れることになる。
多くの場合、コメント付きリツイート(引用リツイート)も参加となっている。

②メンションツイート(@スクリーン名を含むツイート)

ユーザーが指定のハッシュタグ+キャンペーンを実施しているアカウントの「@スクリーン名」を含んだツイートを投稿することで参加となる。
ユーザー自身が手打ちするのは参加ハードルが高いため、カンバセーショナルカードなどを利用して、プリセット文をの投稿を促すことが多い。

上記のキャンペーン種類と参加方法種類を組み合わせて、Twitterのキャンペーンは実施されています。

 

インスタントウィンの結果数値をチェック!

20216月~20225月に実施した約200件のインスタントウィンキャンペーンを対象に、以下条件のもと集計をいたしました。

参加方法:RTまたは引用RT or メンションツイート
アカウント規模:010万フォロワーor10万~50万フォロワー or 100万フォロワー以上

※広告量やインセンティブ有無などは同じではありません。

010万、1050万、100万フォロワー以上、というフォロワー規模により参加数の違いがみられました。フォロワー数は、オーガニックツイートでアプローチできるユーザー数となるため、参加数に大きな影響を及ぼしていることがわかります。

インスタントウィンキャンペーンを実施した場合、いずれの規模感のアカウントでもRT参加の方がメンション参加の施策よりも参加数の平均が上回っていました。

フォロワーの規模感に関わらず、インスタントウィンでの実施の場合は、操作が簡単なRT参加の施策のほうが、メンション参加に比べ1アカウントあたりの参加回数は増える傾向にありました。

 

インスタントリプライの結果数値をチェック!

20216月~20225月に実施した約150件のキャンペーンを対象に、以下条件のもと集計をいたしました。

参加方法:RTまたは引用RT or メンションツイート
アカウント規模:010万フォロワーor10万~50万フォロワー or 100万フォロワー以上

※広告量やインセンティブ有無などは同じではありません。

インスタントウィンの結果と同様に、010万、1050万、100万フォロワー以上、というフォロワー規模により参加数の違いがみられました。

ただ、インスタントウィンに比べてRT参加とメンション参加では参加数に大きな違いがなく、1アカウント当たりの参加数も100万フォロワー以上のアカウント以外は、似た数値となりました。

インスタントウィンと比べ、同一アカウントが複数回数は少なくなっており、「その場で結果がわかる」施策に比べ事後抽選だと繰り返し参加する意欲が下がる傾向にあることが推測されます。

 

まとめ

Twitterキャンペーンは、広告配信を行う場合も、元々のアカウントの持つフォロワー数がユニーク参加数に大きく影響します。

ただ、参加数に関しては、ユーザーが「複数回参加したくなる」内容であれば、同一アカウントで何度も参加してもらえることにより、増加を見込めます。

キャンペーンの実施期間中のリマインドや、複数回参加による当選率UPなど、ひと工夫で参加数の伸びるキャンペーンになるかも?

 

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クラウド型キャンペーン構築システム Belugaキャンペーン for Twitter