LINEってどんなキャンペーンができるの?参考にしたい事例4選!

消費者とコミュニケーションをとるために、様々な企業がSNSを活用したマーケティングを行っています。SNSの中でも国内で最大の利用者数を抱えるLINEを活用して消費者にアプローチしたいと考える方は多いのではないでしょうか?

LINEではどんな施策が実施できるのだろうという方に向けて、今回はLINEで実施されたキャンペーンの成功事例をご紹介します!

LINEではクローズドキャンペーンがよく実施されている

例えばXでは認知拡大を目的としてフォロー&リポストキャンペーンが数多く実施されていますが、LINEでは購買を条件としたクローズドキャンペーン(マストバイキャンペーン)が実施される傾向にあります。

Case1. サンスター:サンスター株式会社: LINEとXの特性を活かしたクローズド/オープンキャンペーンを同時開催

サンスター株式会社は、SNSごとの特性を活かしてLINEではクローズドキャンペーン、そしてXではオープンキャンペーンを同時期に開催しました。
LINEのキャンペーンでは2つのコースを用意され、オーラツーブランドの様々な商品を知ってもらうためにコースごとに対象商品が設定されました。

他のSNSと比較したLINEの特徴として、基本的には1人1アカウントしか所有していないことが挙げられます。そのため、LINEでキャンペーンを実施する場合は同時にアンケートを行うことで消費者の属性を把握しその後のマーケティングに活かすことが多くなっています。

 

Case2. 味の素冷凍食品:商品購入でポイントを貯めるマイレージ型レシートキャンペーンをLINEで開催

味の素冷凍食品株式会社は、同社の冷凍餃子の”リピート購入”を目的として「ギョーザマイレージ」というキャンペーンを実施しました。このキャンペーンでは「1回の買い物でのお得感」ではなく「継続購入でお得が返る」ことを訴求しており、対象商品を購入してポイントを貯めることで抽選に応募できるマイレージ形式が導入されています。

さらに購入件数や購入頻度によって毎月ランクが変わるランク制度も導入されていたため、SNS上では「ランクアップを目指すために購入する」といった投稿も見受けられ、通常のキャンペーン以上に味の素冷凍食品のギョーザが指名買いされる結果となりました。

ここまではクローズドキャンペーンを紹介しましたが、「友だちとコミュニケーションを取る」というLINEの特性を活かしたキャンペーンも実施されています。

 

友だちから友だちへ広がるユーザー起点でのオープンキャンペーン

他のSNSと比較して、LINEは家族や友だちなど実の繋がりを持つ周りの人とコミュニケーションを取る機会が多いという特徴があります。

Case3. 大塚製薬:オリジナルメッセージカードで感謝を伝える父の日に合わせたキャンペーンをLINEで実施

大塚製薬株式会社は、父の日のモーメントに合わせてお父さんへメッセージカードとギフトを贈るキャンペーンを実施しました。キャンペーンに参加すると抽選でお父さんへのギフトが当たり、さらに抽選結果にかかわらずお父さんへのオリジナルメッセージカードを作成することができます。

作成したメッセージカードはLINEでお父さんへ直接送ることができる仕様となっており、他のSNSにはあまり無い「親と繋がっている」という特性を活かしたキャンペーンとなりました。

 

Case4. Happy Elements『あんさんぶるスターズ!!』:友だちを招待してペアで応募できる LINEキャンペーンを実施

Happy Elements株式会社は、同社が配信するアイドルプロデュースゲーム『あんさんぶるスターズ!!』のイベントの一環として、LINEで友だちをゲームに招待するキャンペーンを実施しました。

既存ユーザーがまずはキャンペーンに参加し、招待したい友だちを選ぶと自動的にメッセージが送信されます。メッセージを受け取った友だちは、ゲームをダウンロード後に必要な情報を登録するとペアが成立し応募完了となります。
新規ユーザーを獲得するために、既存ユーザーから輪を広げてもらう新たなキャンペーンの形式となりました。

 

今回は4つの事例を紹介しましたが、LINEではクローズド/オープンといった形式にかかわらず様々なキャンペーンが実施されています。
今後キャンペーンを検討される際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。