「今が一番楽しい!」どんどん面白くなるユニークビジョンの仕事。その秘密を開発ディレクターが語る!

2024.07.26

内に秘めたパッション、エネルギー、そして心に「青い炎」を持っているとチームメンバーに言われる齋藤。IT分野もディレクター業務も未経験の新卒入社である齋藤はなぜ、技術やユニークビジョンを愛するようになったのか…。今明かされる、ユニークビジョンの技術と、人の魅力。最後までぜひご覧ください。

【プロフィール】
齋藤 萌音
2021年に新卒でユニークビジョンに入社し、約1年間の開発業務を経て開発チーム所属のディレクターとなる。ディレクター業務以外にも、BC4L推進WG、最終確認WG、採用・オンボーディングWGなど各方面で活躍を広げる。現在はシステム開発PLとしてチームをまとめる立場で邁進中。

IT分野未経験の自分に、技術の面白さを知るきっかけをくれたユニークビジョン。

~本日はよろしくお願いいたします。まず齋藤さんの自己紹介をお願いします。
ユニークビジョンの齋藤です、よろしくお願いします。私は2021年に新卒のディレクターとして入社、1年弱のエンジニア業務を経て、開発チーム所属のディレクターとなりました。現在はシステム開発PLとして4年目のキャリアを積んでいるところです。

~ユニークビジョンを知ったきっかけと、入社の決め手を教えていただけますか。
就職活動時は、IT業界に絞っていたわけではありませんでした。ユニークビジョンを知ったのは、就活エージェントから送られてきたメルマガがきっかけで、「SNSで企業とユーザーを繋ぐ事業」というところに興味を持ち、ホームページを検索するところから始まりました。正直、まだその時は漠然と面白そうだと思っていただけで、技術の会社というのがどのようなものなのか分からないまま入社をしました。

~では、実際に入社をしてみて感じたことを教えてください。
そうですね、事業内容が面白そうだなと感じて入社をしたのですが、いい意味で期待を裏切られました。皆さん本当に技術、プログラミングが好きで、「この言語にはこのようなメリットがあって、こんなに使いやすいんだ」「コードの美しさについて」「今回の技術スタックはこうしていきたい!」といった会話を生き生きと話しているんですよ。「技術って、こんなに面白がれるものなんだ!こんなに深掘りができるんだ!」それが、私が入社して最初の気付きでした。

入社当時は、経験者、未経験者問わず、皆同じ内容で課題を出され、システムの設計からリリースまで全工程を実施する研修がありました。開発業務って何?という状態から、自分がこういうものを作りたいと思い描いたものを設計し、動かせるものを実際に作り上げられた時の感動は、今でも忘れられません。技術ってこんなに難しいのかと思う反面、やり切った感動が大きく、これからもっとこの分野を深めていきたいと思った最初の分岐ポイントだったと感じます。

今が一番楽しい!知識が繋がることで、さらに面白くなる仕事。

~ユニークビジョンには、キャンペーンディレクターと開発ディレクターの2つがあると伺っていますが、それぞれどのような業務を行うのでしょうか。
キャンペーンディレクターは、お客様への課題のヒアリングから提案活動、案件の実施、最後の振り返りまでを主担当として運用していく職種です。

現在リリースされているキャンペーンには、X、LINE、Instagram上でハッシュタグをつけて投稿するとその場で抽選が行われて当選結果が送られてくるものや、対象商品を購入したレシートを撮影しアップロードするとポイントがたまってランクが上がっていくものを中心に、様々な種類の体験があります。

キャンペーンディレクターは数多あるキャンペーンの種別やその効果などを熟知し、お客様が抱えている課題に対し、どのようなスキームで実施すれば課題を解決できるのかという、全体の設計も行います。

対して開発ディレクターは、キャンペーンを実施するためのシステム構築のディレクションが主な業務になります。どのような機能が今後必要とされてくるのか、プロダクトの未来をエンジニアと一緒に考えたり、設計やテストケースを考えたりといった、システム寄りの業務がメインになりますね。

現在、キャンペーンディレクターは16名、開発ディレクターは5名と職種は分かれていますが、キャンペーンディレクターだからシステムのことを知らなくて良い、開発ディレクターだからお客様の都合を考えずにシステムを作るということはなく、「キャンペーンを成功させる」というゴールに向かって、必要であればお互いの職種の領域を行き来しています。開発ディレクターとして入社してもキャンペーン案件を主担当で運用することがありますし、キャンペーンディレクターとして入社してもエンジニアの研修があるため、幅広い知識を得ることができます。

~齋藤さんは開発ディレクターと伺っていますが、具体的な仕事内容を教えていただけますか。


現在、Belugaキャンペーン for LINEというプロダクトを利用するお客様に向けた、入稿システムを新規開発するプロジェクトでプロジェクトリーダーをしています。

ユニークビジョンには、メインの担当業務以外にも、自分の興味関心のある課題を解決するためにチームを結成できる“ワーキンググループ”があり、私は現在3つのワーキンググループに所属しています。内容としては、Belugaキャンペーン for LINEのプロダクトをどのように推進させていくかを考えるグループ、キャンペーンの最後の品質チェックや最終確認を担当するグループ、ユニークビジョンに新しく入社した方がスムーズにチームに入り活躍できるように整える、オンボーディングというグループです。

グループ単位で仕事は分かれているものの、例えば案件をリリースするときには自分が作っているプロダクトの最終確認をワーキンググループの一員として行うので、プロダクト全体を通して違う観点で見ていくことで知識も紐づき、より理解が深まります。

入社した頃は社内のプロダクトに対する知識もあまりなかったため、キャンペーンのテストを一部引き取ってまずは自分で動かし、このような設定をしたらこのような挙動をするといった確認をしていくところからのスタートでした。そこから徐々にシステムの設計をしたり、お客様とやり取りをしていく中で主担当案件も持ったりしながら、様々な経験をさせてもらいました。今では、何を作る必要があるのかという未来像を書き出し、エンジニアと実現の仕方を話し合ったり、どのような機能が必要になるのかをディレクターと話し合ったりすることも、私の仕事になります。

~これまでに一番大変だった出来事、そこで得た能力を教えてください。
IT分野もディレクター業務も未経験で入社した当時、プロダクトは成長初期で案件も少なく、体制も十分に整ってはいませんでした。そのような中で案件が一気に増えた時期があり、それぞれが120パーセントの力を振り絞ってようやく回せる状態で、このままではチームが回らなくなってしまうという危機感を抱きました。何も分からない中、「私が何とかしなければ」という気持ちで色々なワーキンググループで活動し、少しずつできる範囲を広げていき、ようやくシステムを作れるベースにたどり着くことができました。

技術が何も分からなかった当時に比べ、今はシステムを作ろうと思った時に必要な情報を考えたり、最終チェックでミスをしやすいところに気付くことができたりといったように、裏側の仕組みについても考えながらキャンペーンのクオリティを上げることができるようになりました。ユーザー体験をより良くするための提案や、技術をベースとした提案についても考え、意見を言えるようになったことも実感しますし、自信にも繋がっています。今は新しい仕組みを考えながら、これが実現したら誰かをハッピーにできる。という未来像をひたすら想い描いています!今が私にとって一番楽しい時期です!

~それでは、仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
最終ゴールの達成、高いクオリティを保つために、“強烈な主体性”を持つことを大切にしています。キャンペーン1つに対し、エンドクライアント、広告代理店、キャンペーンディレクター、開発ディレクター、エンジニアといった様々な人が関わってきます。それぞれが120%の仕事をしてようやく1つのキャンペーンが成功するという中で、自分の仕事の範囲しか見ていなかった場合、自分の仕事は100%成功しても、キャンペーン全体は失敗ということもあり得ます。キャンペーンを成功させるためには、全体の中で自分が今何をすべきか、何ができるかということを真剣に考え、実行していく必要があります。関わる全てのステークホルダーが皆で成功を喜べるよう、自分の仕事の範囲を超えた主体性、持ち場を積極的に越境していくことはとても意識していますね。

~今後の目標を教えてください。
今後は表現力を高め、様々な形でブランド体験を提供できるプロダクトに成長させるため、必要な開発はどんどん進めていければと思います。また現状、高難易度の案件をこなしていくためには、それだけ色々な人に負荷がかかっています。今後は、ディレクターもエンジニアもお客さんも全員がハッピーなままでもクオリティの高いキャンペーンができるよう、様々な手段を持ち、さらに素晴らしいプロダクトを作っていきたいですね。

SNSで何かやりたい、Web上でブランド体験を提供したいと思った時に、まずユニークビジョンがお客様の頭に浮かぶ、そのような会社にしていくことも、大きな目標の1つです。

興味を持ち続け、やりきろう!という気持ちで、未経験からでも活躍していく。

~ユニークビジョンの強みはどのようなところでしょうか。
技術力の高さ、そして開発チームを自社で持っていることが強みです。一般的にディレクター職というと、作りたいものや面白いことを考えて企画して…と想定する方が多いと思いますが、ユニークビジョンならそれが企画だけでは終わりません。企画をしたらすぐにエンジニアと話し、プロトタイプにできる環境があります。自分の設計したものが動かせるモノとして表現できることは面白いですし、モチベーションにも繋がりますね。アイデア出しからからその実現までスピード感を持って、一気通貫で対応できるというのはユニークビジョンだからこそだと思います。

また、完全分業体制ではないので、自分の関心に合わせ知識を深め、実行していくこともできます。もちろん入社の段階で知識がない場合、やりたいことができるようになるまでの道のりは簡単なものではありません。私もプログラミングができない中で悩んだ時期もありました。そのような時に、どれだけ興味を持ち続けることができるか、やりきろう!という気持ちを持つことができるか、それが重要だと思っています。ユニークビジョンには力になってくれるハイレベルなエンジニアがたくさんいます。入社後に取り組むコーディングの仕事が、今後のディレクター業務の中でどのように役立つか、そういったことも含め、視野が広がる環境に身を置けることは、とても楽しいですね。

~社内にはどのようなタイプの方が多いですか。
それぞれ得意分野があり、光る何かを持っている、人間的な魅力のある人が多いですね。そして誠実で、思いやりがあり、それぞれをリスペクトしあう、そのような雰囲気があります。インシデントが起きた時にはその人を責めるのではなく、ミスが起きないようにするための仕組みづくりを冷静に行っていく文化があります。

~最後に、未経験からディレクターを目指す方にメッセージをお願いします。
ユニークビジョンは、常に変化し続ける会社です。インパクトのある仕事ができ、技術を本当に好きなエンジニア、高い技術力のある人たちの中で技術を学ぶことができ、それをベースに自分の得意分野の枝葉を伸ばしていくことができます。私自身も未経験で入社し、3年経った今では知識を身につけ、開発ディレクター、時にキャンペーンディレクターとしても活躍することができています。新卒でユニークビジョンを選ぶことは挑戦的かもしれませんが、このスピード感を叶えられる場所はそう多くないはずなので、飛び込んでみてほしいと思います。

どんなことにも興味関心を持ち、変化し続ける会社や事業に自分なりの面白さを見つけて楽しめる方に、是非来ていただきたいです!

ご応募、お待ちしております!

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【ワーキング・グループ紹介】最後の砦として案件をミスなく成功に導く

2021.12.28

ワーキング・グループ」とは、メンバーが自分の興味・関心がある技術や、社内の改善点について提案すると、日々の業務時間内でその研究・議論を行うプロジェクトチームをつくることができる、「OPEN & FLAT」を掲げるユニークビジョンで大事にしている取り組みの一つです。

事業企画や採用・広報など、普通の会社だったらそれぞれの部署がありますが、ワーキング・グループとしてチームができることで、「部署が無い=固定した役職者を作る必要が無い」ため、組織がフラットになり、”偉い人”が生まれない仕組みになっています。
”偉い人”がいない、良いことを言う人の意見がフラットに取り上げられる環境を作ることで、メンバー全員がオープンに課題にフォーカスした発言をできるようになり、ボトムアップで会社全体のパフォーマンスが最大化されると考えています。

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今回は、わたくしベルーガがユニークビジョンのワーキング・グループの1つ、キャンペーン最終確認チームについてご紹介します!

今回インタビューする最終確認チームは、ユニークビジョンの主力サービスであるBelugaキャンペーンを用いる施策が世の中に公開される前に、ユニークビジョンの中で最終的な確認を行うチームです。

ーチームの発足経緯について教えてください。

生田目:キャンペーンの最終確認自体は、当然ですがBelugaキャンペーンのサービスができた当初から存在しています。その当時は、COOの菊池が一人で担当していましたね。私たち二人が担当することになったのは、2020年の6月ごろからです。ありがたいことに沢山使っていただけるようになってきたことに伴って、キャンペーンの数も、一つ一つの規模も大きいものになってきていて、菊池一人で対応しきれる状況ではなくなっていました。菊池の時間が難しかったことと、そもそも菊池がいないと最終確認ができず、キャンペーンをリリースできないという問題が大きくなっていたんです。

私たちが最終確認を担うことになったのは、ディレクターの中でもシステム寄りであったり、キャンペーンのことをとりわけ理解していたりということもありますが、警戒心が強くて心配性な性格ということが大きかったんじゃないでしょうか(笑) ぐいぐいと案件を進めていく他のメンバーに比べて、私たちは「これ本当に大丈夫?」というブレーキがもともと強めではありましたね。

大石:私は今いるディレクターの中でも一番歴が長いので、それだけ仕様を把握できているのも強みかもしれません。生田目はアシスタントディレクターとしてユニークビジョンで働き始めたのちにディレクターとして正社員登用となりましたが、今はシステムが自動で行ってくれるキャンペーン登録の部分をアシスタントディレクター時代に手打ちで入力する業務が多かったこともあり、もともと仕組みの細かいところまで注意して見てもらえていましたし、少しでも気になるところは細かく確認してくれる印象でしたね。

もともと菊池から私に最終確認業務を移行しようという話は出ていたのですが、1社員が一人で担うものとしてはプレッシャーが大きすぎる上に、結局一人でやるのでは大変なことは変わらないのでしばらく実現せずにいました。そんな時に生田目が細かいところによく気づいてくれたおかげでミスなく案件を進められたことが何度かあり、それなら二人に任せよう、ということで本格的に話が動いたのだったと思います。

生田目:最終確認チームが発足するまでは二人とも自分の案件を持っていましたが、今はもう最終確認チームの活動に専念しています。純粋に見ている目も多いですし、菊池一人で対応していた時には気づけなかったようなところも気づけるようになっていて、全体的に良くなっていて嬉しいです。全ての最終確認が菊池一人だけの時には他の業務で横やりが入ることが多かったりして、落ち着いて確認できる時間を確保することが難しかったのですが、今は専任のチームとして存在しているので、チームの活動としてきちんと時間を確保することができています。

大石:最終確認チームが動き始めた当初は、思ったことを断言的にガツンと言える菊池と違って強く言える二人ではなかったこともあり、ユニークビジョンで本当に最後の最後となる最終確認とあまり思われていなかったのか、直してほしい部分を伝えてもその通りに対応してもらえないこともありましたね。結局その後に担当ディレクターが菊池に確認しに行ったりして、最終確認チームの意味がないような状況も多々ありました。今思うと、この二人が最後に確認するというところを信用しきってもらえていなかったのかもと思います。

知識や経験の裏付けがないと本心で信頼してもらえないことは自分達でもわかるので、技術的なことをより理解できるように勉強したり、過去の出来事を踏まえて最終確認に挑むようにしたりしていて、説得力を強化してきた今はしっかり信頼してもらえています。今でも菊池に相談してからディレクターに戻すこともありますが、ディレクターから見て菊池がセカンドオピニオンになるのではなく、あくまでその相談は最終確認チームとして進められていると思います。

ー具体的にはキャンペーンにどう関わっているのでしょうか。

大石:キャンペーンに関わる中で最終確認チームが出てくるタイミングはいくつかあるのですが、メインとしてはディレクターがお客様から依頼を受けて作成したキャンペーンを、ユニークビジョンから外へ出る前におかしなところがないか最終的に確認するところです。

担当ディレクターはお客様との距離が近くなりすぎてしまうので、ディレクターとお客様の両方が誤った思い込みをしてしまうと、間違いに気づくことがなかなか難しくなってしまうんです。キャンペーンシステム全体に対しての知識不足から抜け漏れているところを見つけたり、ユーザーさんあってのキャンペーンなので企業の独りよがりな施策になってしまわないように改めて見直したりと、担当ディレクターの言葉すべて信じすぎずに第三者の目線で冷静にチェックすることが必要です。

生田目:今年からは、フィージビリティの確認も私たちが行うようになっています。キャンペーンの依頼が来た際、実際にお客様に詳細なデータ入稿をお願いする前に、それが本当に技術的・スケジュール的にできることなのか?必要なことなのか?というところもチェックしています。もっと適した実現方法があったり、不要な工程が挟まれていたりすると、実施金額も変わってきます。お客様にとって最適なやり方となるよう、正しい提案に導くことも大事な仕事です。

今動いているキャンペーンの設定を変えるときやトラブル対応の際など、クリティカルにキャンペーンへ影響が出てしまう場面でも私たちが立ち会って進めることになっています。
どの業務についても、最後の砦としてキャンペーンに関わっていますね。

ーチームの中で、大変なことは何でしょうか。

生田目:この仕事は、やはりプレッシャーが大きいですね。キャンペーンの仕組みは多種多様にどんどん進化していていろんなことができるので、キャンペーンごとに使う機能や進め方も全然異なってきていて、考慮しないといけないことは毎回変わってきます。
本当に機能が多くて、柔軟に様々なキャンペーンを作成できる仕組みになってきているので、思わぬところで矛盾が生じてしまうこともあるんです。

ただ、複雑な仕組みや新しい機能を使う時は分からないことが多いのでみんな集中して進めているのですが、よく使われる仕組みであるほど関わる人間が油断してしまいがちなので、基本的な見落としをしてしまわないようによりシビアに目を光らせています。
よく知っている機能だからと高をくくっていると普段では絶対に起こさないような初歩的なミスをしてしまうこともあるので、難しい案件だけでなく単純な案件でも、絶対に気を抜かないようにというのはとても意識しています。
ただ、1案件の最終確認に要する時間が30分程度のものもあれば、3,4時間かかるものもあります。長く続いてくると目が緩くなってしまうので、難しい案件が多い時期など、立て込むとそういった意味でつらいところもありますね…

大石:私はもともとがっつりお客様とのやり取りを持っていたのですが、お客様対応も最終確認も、違うベクトルでどちらも大変ですね。
お客様対応は毎日少しずつ大変なことが刺さってくる印象で、最終確認はキャンペーンに何かあった際に全部自分に大きく刺さってくる印象があります。すべての責任を自分が負わされるという意味ではなく、最終確認は人の子供を預かっている感覚なので、自分が担当する案件でのミスとは違ったショックを感じますね。

ディレクターとして案件を持ってきた経験も長いですが、システムは日々進化していっているので、当時の経験ばかりを頼りにすることはできないです。
最終確認用のチェックシートがあるのでそれを信じつつも、自分自身が感じた違和感は逃さないようにアンテナを立てて、キャンペーンに慣れているディレクターだから大丈夫かなというような色眼鏡も持たず、平等に確認できるよう徹底しています。

生田目:以前はお客様とのやり取りも少々ありましたが、もともとあまり得意な方ではなかったので最終確認チームとして案件に関わる現在のポジションの方が自分には合っていると感じています。
私たちの仕事は最終確認の場でチェックして終了というものではなく、その場で出てきた修正点やお客様への確認事項などの不備を回収しきって、本当の最後まで追いかけることが必要です。忘れがちな人には逐一声をかけたり、確認する時間をその人のスケジュールに入れたり、お客様とやり取りしているメールを確認したりしているので、お母さんというか、小姑みたいな立ち位置ですね(笑)

ーこれから力をいれていきたいことはありますか?

生田目:チームとして目指すところは、インシデント0ですね。もちろん最初からミスなく進むことが一番ではありますが、何かあっても私たちでせき止めて、インシデントのない状態が安定して続くようにしていきたいです。
最終確認では現在12種類あるキャンペーンの仕組みごとに60項目ずつくらいのしっかりしたチェックシートがあり、毎回その全てを確認しているのですが、それをどんどんアップデートしていってより精度高く確実に最終確認を進められるようにしていきたいと思っています。

大石:特にフィージビリティの部分でまだ菊池に確認しながら進めているところがあるので、そこもすべて最終確認チームで完璧にこたえられるようにしたいですね。
また、今はTwitter上のキャンペーンが主ですがこれからはLINE上のキャンペーンも増えてくるので、そちらにも最終確認として関わっていくことになると思います。勉強会に参加したり直近のキャンペーンに触れたりしながら、もっと知識を増やして対応できる幅を広げていきたいです。

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ユニークビジョンでは、最終確認チームを中心に安全で確実なキャンペーンの実施に努めています。ユニークビジョンや最終確認チームの活動に興味を持たれた方は是非ご応募ください!

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責任と納得感が大きい、裁量ある環境/案件対応に限らず気軽な相談相手としてお客様に寄り添いたい

2021.11.26

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのディレクターとして活躍している成瀬 萌美に話を聞きました。

自分の興味を大切にしつつ、納得して働ける環境を目指して転職

今ユニークビジョンではディレクター職で働いていますが、大学時代にはRubyを少し触っており、それが楽しかったので最初はエンジニアを目指していました。新卒で入った会社はエンジニアの研修がある派遣会社のようなところで、webサイトを作る仕事にあたる予定で入社しました。しかし研修を終えたタイミングでは事務職を任されて、どうしても単純作業が多くなってしまっていたんです。そんな折に研修を生かした実務で成長している同期たちを見ていたら、自分ももっと成長に繋がる環境に身を置きたい!と感じたため転職を決意しました。

どうせ転職するならやりたいことや好きなことに近い分野で働きたかったので、大学で演劇をやっていたときに苦労していた「宣伝」の部分を仕事にしようと考えていました。webマーケの広告をまわしたりLPを作ったり運営代行を行ったりする会社に転職し、映画のパブリシティ全般の仕事を受け持っていました。当時は30~40人ほどの会社で、映画の試写会のような普段あまり見られない裏側に触れられる仕事もあり楽しかったです。

ですが、全体像を把握しきれない案件の中で動かなければならない仕事や、形骸的になってしまっている業務などもあり、自分自身が完全に納得して進めていける環境ではありませんでした。だんだんと「やらないといけないからやる」という仕事のやり方になってしまっていることに気づき、自分で考えて、自分で動いて仕事をしていきたいと思い、改めて転職をすることにしました。宣伝の仕事は好きだったので、当時の仕事から離れすぎずに延長線上で探していたと思います。

そのとき転職サイトでユニークビジョンに出会いましたが、実は前職を辞める直前くらいにユニークビジョンの製品を会社で使う機会があり、Beluga担当のディレクターとサービス説明のために会ったことがあったんです(笑) 縁を感じてカジュアル面談を受けましたが、カジュアル面談で社長の白圡さんのお話を聞いても、選考が進んで実際のディレクター職のメンバーに話を聞いても、みなさん裁量を持っていきいきと働いているのがすごく伝わってきて、探している会社のイメージにすごく近いと感じました。

それぞれ割り振られた案件に裁量を持っているため最初から最後まで細かく指示が与えられている訳ではないのに、ディレクター職をまとめているCOOの菊池さんは全員の仕事をよく把握されていて、投げっぱなしという訳でもないんだなと、程よい距離感に魅力を感じました。この時に感じていたイメージは、今でも変わっていないですね!

着実に成長していける、建設的で裁量が大きいユニークビジョンの風土

入社したばかりのころは、Belugaキャンペーンのマニュアルを書いていました。入りたての自分にも分かるようにと丁寧に作っていたので、今でも見返して確認することがあるくらい、しっかりしたものになりました。システム構成図などの説明も受けながらマニュアルにまとめていたので、このタイミングでシステム的な理解がぐっと深まった印象がありました。自分の腑に落ちないとなかなか納得できない性格なので、きちんと理解しながら作っていけたことは自分の中でかなり強固な基盤になったと思います。

入社してもうすぐ丸2年(インタビュー時)経とうとしていますが、3社経験してきた中でユニークビジョンが最長ですね。今までの会社よりも、自分にとって居心地が良いんだろうなと思います。
経験してきた他の会社と大きく違うのは、役職がないことです。上司という存在がいない中で直接自分たちが案件に関わっているので、裁量も大きい分、責任も大きく感じます。自分で把握・判断しないといけないタイミングは本当に多いですね。前職までは言われたことをこなすだけという仕事も多くあり、そこに自分の納得感は関係ないという環境が肌に合わなかったためなかなか続きませんでした。

ですが今は、作業者としての自分に上から降ってくる、といった仕事の流れは無いです。人に任せるときにはお互い信用できる人に任せているので、自分の尊敬するメンバーから任せてもらえたり質問を受けたりすると、とても嬉しいですね。そしてやればやるほどお客様の役に立てていることを実感できているので、今は自分の意志で、楽しく働けているのかなと思います。

去年は何度かミスをしてしまうこともありましたが、今年は今のところ何事もなくここまで来れています。きちんと真面目に仕事に向き合った上でという前提はもちろんありますが、ユニークビジョンでは失敗しても大きく責められることはなく、どうしてこうなったのかを一緒に考え、何をしたら以後失敗しないのかというところを建設的に考えられる風土があります。なのでこれまでにしてしまった失敗も綺麗事ではなく自分の糧となり、今の業務に生かせるようになってきていますね。万が一の何かがあっても、同じディレクターのメンバーやキャンペーンチームが助けてくれるという心強さは大きいです。

単なる仕事の窓口ではなく、一人の人間としてお客様と関わっていきたい

ディレクターとしての業務は、キャンペーンを実施したいと相談してくださるお客様と一緒に、うまく進むように並走していく立ち位置です。進め方を検討した結果、ユニークビジョンのサービスの利用が難しかったり、他社サービスの方がマッチしていそうであれば正直にそういった提案も行っています。ユニークビジョンに頼ってくれているので、できる限り要望はかなえたいなと思っています。案件を通じた関係だけでなく、何かしら気軽に声をかけてもらえる相談相手として思い出してもらえたら嬉しいですね。

先日行った代理店さんとのwebセミナーは、もともと代理店の方と仲良くさせてもらっていたところが発端でした。コロナ禍に入ってから代理店の方と振り返りミーティングを沢山するようになりましたが、ユニークビジョンのディレクター陣の中でも一番多く出ているんじゃないかと思います。お客さん方ととても顔見知りというほどでもまだなく、先輩方の案件をもらっているような形だったので、顔を売りたかったという気持ちが大きく、私は特に力を入れていました。メールだけでなく実際にお話しして、仕事相手としての自分を覚えてもらえたら、また次の機会に思い出して声をかけてもらえるんじゃないかという理由です。

代理店の方と大人数で勉強会をしようという話になった時に今回のセミナーの話を先方の上司の方が提案してくださり、実現しました。担当の方とはより仲良くなれましたし、反応もおおむね良かったみたいで嬉しいです。普段の案件でも、代理店の方から声をかけていただくことが多いです。案件とは関係ない話から、お仕事に結びつくこともあります。積み重ねてきたものが生きてくることが多々あり、案件対応以外の普段のやり取りも本当に大事だなと痛感しています。

ユニークビジョンは営業活動をしませんが、案件以外のことを何もしない、というわけではないのがいいなと思います。私自身はサービスを売るための営業トークというものはあまり得意ではないのですが、役に立ててもらえたらいいなと思って提案したことが後々に効いてくることは多いです。頼ってもらったり相談してもらったときに、サッと提示できる資料や事例が沢山ある環境なのはとても魅力的ですね。興味を持っていない人に押し付ける形の提案ではないので、お互いにいい時間になっているなと感じます。

他社のツールと比較してそちらを選ばれたお客様からも「ユニークビジョンでやればよかった…」と言われることもあり、それはディレクターメンバーが丁寧に対応してきた結果だと思いますし、バックアップ、サポート、並走力をとても認めていただけているんだなと感じます。思っていた結果が出ることはもちろんですが、安心感をもっていただき、次回の選択肢の上位に入れてもらえたら嬉しいです。品質が高い分どうしても費用感は高くなってしまいますが、それはそれで他社とは違った提案ができていると思います。

高い技術力とチームワークが、自他共に感じるユニークビジョンの強み

お話をいただく案件がどんどん難しくなってきているので、新しいこと、難しいこと、ここぞというところでユニークビジョンを選んでいただけているように感じます。他社が提供している難しめの機能や盛り上がった施策も、ユニークビジョンのもの?と聞かれることがありますし、事例を紹介したら既にご存知で、あれってユニークビジョンだったんだ!と言われることも多く、普段から凝ったことをしていると認知してもらえているんだなと感じて嬉しいです。
機能は自分でも追いつけないくらいどんどんと増えていっているので、これから全部覚えるのは、理解できるようになるまでは大変そうだなと思います(笑)

全部自社開発で出来ていることを強みと言っていただけることは多いですね。お客様からしても自社開発と思っていただけるくらいのスピード感で動けているので、このクオリティですぐにできるとは思わなかった!と喜んでいただけることもあります。エンジニアが本当に心強い面々なので、ディレクター側も自信を持って、売っていくことができていると思います。エンジニアメンバーが見落としに気づいてくれたり改善点を出してくれたりということもあるので、一緒に案件を進めているという実感は強く持てています。エンジニアもディレクターもみんな頼りになりますし、何かあっても誰かしらが掬い上げてくれて、最終的には何とかなり、心配なく働ける環境だなと感じています。

難しい案件を担当する時には他の案件をセーブしてもらえたりするので、そのような管理をしてもらえるのはありがたいですね。抱えているものが自分のキャパに追いついていないと感じたら、すぐに助けてもらえます!そういったときには入って日の浅いメンバーが補助的にアサインされることもあるのですが、だんだんと任される案件も増えてきたので、いつの間にか助けを求める側になってきているなと思います。

どんな案件でも、何を大事に考えて働いているかと言ったらやはりお客様第一です。これは捉えようによっては良くも悪くもなり得ますが、できる限り要望に沿いたいですし、できる限りうまく事が運び、無事に終えて欲しいなと心の底から思っています。

私たちはマーケティングの中でもシステム側からの提案に強みがありますが、これから更に頼ってもらうためには機能そのものの知識に加えて、どう活用したらより結果に繋がるのかというところをもっと勉強していきたいですね!

これから仲間になってくれる方へ

これから続々とディレクター職の入社予定があるので、みんなで楽しく働けたらと思います。最近ぽつぽつと増えてきていたので、入りたての不安な気持ちがわかるメンバーも、知識面でのサポートが頼れる先輩メンバーも、どちらもたくさんいるので安心して仲間になってもらいたいです。(自分は、どちらでもありたいと思っています!)

今社内のバランスがいいので、このままのペースで人が増えたらいいなと思います。私は最初のころは割と大丈夫か不安がられていた方で、自分自身でもそう思っていました。業務のスピード感も本当に早いですし、付いていけるかという不安は結構ありました。ですが、ユニークビジョンのシステムを覚えて慣れてきたら、本当にどうにかなります!スピード感が早い分だけ場数をこなしていくことも早くできるので、どんどん案件に触れてどんどん慣れていったらすぐに自分のものになるかなと思います。

特殊な能力はいらないですし、おしゃべりが特別うまくなくてもいいので、お客様やチームといった周りの人のために動けるようなホスピタリティ・責任感の強い人にはとても向いている仕事です。
この環境に興味をお持ちいただけたら、是非ご応募頂けたらと思います!

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【COOインタビュー】頼もしい仲間たちやお客様と共に数々の大型案件を成功させるユニークビジョンであるために

2021.08.26

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンの創業メンバーでありCOOを務める菊池 昌昭に話を聞きました。

前職でさまざまなポジションを経験し、ユニークビジョンの立ち上げに至るまで

大学卒業後にはまず、両親がIT系だったこと、コンサルティング会社であればいろいろな仕事ができたり経営者と話ができて面白そうだと思ったこと、勢いがある会社に入りたいと思ったことなどの理由があり、フューチャーアーキテクトに入社しました。右も左もわからない状態で入社し7年勤務した中では、仕事のイロハやプロジェクトマネジメント方法、システム構築に必要な技術から、仕事への向き合い方やイズムのようなところまで含めていろんなことを学びました。
周りには優秀なメンバーも多く会社の成長スピードも早かったため、直近でその熱量を感じられたのは本当に楽しかったですね。ここでは7年間で7つのプロジェクトを経験することができました。

よく「お客様は神様」という文化がありますが、ここではお客様に対して「並走するパートナー」というような意識で仕事をする社風だったのがすごく良かったです(一度たりとも業者扱いされるようなことはありませんでした)。プッシュ営業もない会社で、お客さんから「この会社にシステムを作ってほしい」と常に指名されていたのもその社風の一因だと思います。
「プッシュ営業をしない」「常にお客様からご指名をいただく」というのは、ありがたいことに今のユニークビジョンでも同じ状況を続けられていますね。

当時の案件としては半導体商社、医療機器メーカー、家庭教師派遣会社、不動産会社など色々な業種の基幹システムを構築し、プロジェクトリーダーやマネージャーのポジションまで経験させてもらいました。ここまで経験して次は何を目指そうか、というタイミングで大学の友人にECベンチャーの立ち上げに誘われたので、一緒に起業することにしたんです。しかしそのECベンチャーでは、事業の立ち上げもなかなかうまく行かずにしばらく苦戦していました。
そんな中で、このチームで自分ができることはもうない!ということが自分の中で明確になってきて、いつ辞めようかと思っている時に、現社長の白圡が会社を立ち上げることを知りました。白圡とはフューチャーアーキテクトの2000年同期で、知り合った当初から一緒に会社を創ろうと言っていたこともあり、ユニークビジョンを一緒に立ち上げることにしました。

”自分たちができる問題解決”を仕事に選んで成長へ突き進む

会社を興してからは、奄美大島のマングローブの森をカヌーで数日かけてさかのぼる、というやや危険でキツい体験をクリアした仲間だけが入れるSNSの構築を計画していたのですが、この事業は第二種旅行業にあたり、その免許をとる資本金が足りなかったために断念しました。それでも教育業をやりたかったので、今度は宇宙教育を取り入れた社会人研修を作ろうとJAXAまで行ってプログラムを模索したりもしていたのですが、なかなか受け入れてくれる会社を見つけられず、うまく行かないうちに時間だけが経過して行きました(笑)

結果として、自分たちがやりたいことよりも「お客様の問題を解決するために自分たちができること」を事業内容にしようと思い、ITコンサル事業としてユニークビジョンを始めました。
最初はお世話になっている方からご紹介していただいた上場企業のIT化を支援させてもらうという仕事で、起業して2年間はほぼその1社からの売り上げのみでした。その仕事だけでは生活することもままならなかったので、他にも仕事を取っていこうと、企業にコスト削減の提案をしたり、パートナー企業を募集している300社ほどの企業にメールを送り突撃してお話ししたりもしましたが、成果としては1社のみでほとんど仕事にはなりませんでしたね。
その一方で、大手企業の面接官の練習相手や、構築中の研修を受けるテスターのアルバイト、ベトナム人の方に簿記を教えて日本の経理業務を全てベトナムに移管する仕事など、求められることであればなんでもやっていました。

そうこうしているうちに起業してから2年になった2010年頃、企業や有名人がTwitterやFacebookでマーケティングをするようになり始めました。そこで、白圡がもともと前職・前々職で注力していた、SNSを企業が活用するためのコンサルティング事業をユニークビジョンでもやっていこうという話になりました。当時、SNSコンサルティングと言ったらここしかない!という企業から下請けの形でコンサルティング案件を頂いていましたが、それに伴ってだんだんと開発業務の割合も大きくなっていき、Facebookアプリの開発やTwitter分析ツールの提供なども行うようになりました。
また当時は社員も数名のユニークビジョンでしたが、大手テレビ局に運用をまとめて任せていただけるようになり、ありがたいことに10年以上たった現在でもその関係は続いております。

ちょうどこの頃、コンサルティングや受託開発と並行して、初の自社サービスとなるBelugaの開発も始めていました。
その後SNS事業と受託開発が同時に好調へ転じ、黎明期からのお客様であった大手上場企業から数千万円規模の大きな開発を受託したり、スマホアプリ開発や大規模web開発案件を持ったりなどで自社だけではエンジニアが足りなくなり、他社の力も借りながら、150%ほどの力を注ぎ込みつつ大きな案件を成功させられるようになりました。ユニークビジョンとしても人を増やし始めて、ここでやっと15人ほどの規模になっていました。
2014年にはTwitterで自動返信のキャンペーンを始めて少しずつ使っていただけるようになり、2016年にはインスタントウィンが始まり、ここから自社事業の成長が始まりました。2017年頃はそれまでに受けていた受託開発業務も残っておりましたが、自社のTwitterマーケティングツールが伸び続けてこちらが主力事業となり、2019年からはLINEでのマーケティングサービスにも拡大し始めています。今現在は、業務としては完全に自社サービスのみとなり、メンバーも40人強にまでなっています。

案件の成功だけを考えて、同じ方向を向き続けられる心強いメンバーたち

ユニークビジョンのメンバーの特徴としては、まずエンジニア職ならば、すごく技術好きであるというところでしょうか。また言われたことをただ受動的にこなすのではなく、能動的な仕事をしたいと言って入社してもらえる人がほとんどです。
ディレクター職では、技術に大きなポテンシャルを感じていることは共通ですが、新しいことをやりたいという人や何かに挑戦したいという想いが強い人が多いですね。

エンジニアにもディレクターにも共通して、本当に人が良いなと感じます。率直で成長意欲が高く、良い意味で野心が強いです。どんどんサービスが増えて覚えることや対応することは増えてきていますが、大変で困っている、というよりも技が増えて喜ぶ人が多い印象です(笑)
みんな性格が良いので、仕事上でお互いに余計なことを考えなく済むんです。この人は本当は別なことを考えているかもしれない、悪意があるかもしれない、この人たちの組み合わせは仲が悪いかもしれない、など仕事と関係ない不安材料がないのは本当に気が楽です。安心して同じ方向を向いていると思えるので、自分の仕事においても前に進めることだけに集中できます。

仕事上の自分の理念として、「とても高い基準でうまく行かせる」ためにすごく時間を使っています。一匹の蟻も通さないつもりで、例えば自動返信であれば多い時には数百万件ある返信の、たった1つたりとも失敗させないぞという気持ちで毎回案件に向かっています。たかが何百万分の1くらい、とは絶対に思いませんし、その考えは周りの社員にも真の意味で共感してもらえていることを常々実感しています。
何かあればみんな驚くほどの速さでエラーに気づきますし、誰かの手元でトラブルがあれば自分に関係の無い案件でも一瞬で自然と集まり、助け合ってくれています。Twitterの自動返信案件については地球上で私たちが一番よく仕組みについて考えている自負もあるので、誰よりも早くトラブルに気づき、先回りして対処できていることが多いです。

そんな姿を一番近くで見ているので、このチームならうまく行く!と確信しています。お客様にもここまでしっかりと考えていることは伝わりきっていないかもしれませんが、見えないところだからと手を抜くことはなく、100%お客様や案件の成功を考えて動いています。そこに対して時間や労力を割くことに嫌な顔をするメンバーはおらず、まだまだ小さい会社なのにこんな優秀な人たちがよく集まってくれたなとしみじみ思います。まず入社してくれたことに感謝ですが、プレッシャーも大きくて1つ1つがシビアな案件も多い中で、こんなにも誠実な仲間がいて嬉しく、また頼もしい限りです。

そんな仲間と一緒に素晴らしいクライアントさん、素晴らしい広告代理店さんを通じて世の中へ影響の大きい案件でお仕事をさせてもらえていて、本当に恵まれているなと感じます。そういった素敵な方々にサービスを提供できていることがとても嬉しいですが、ユニークビジョンのメンバーは「技術面では」お客様の期待を常に上回ろうと努力していますし、実際に「技術面では」先手を打ったご提案ができていると思います。

「できない」を超えた先で見つかるユニークビジョンだけの武器

ユニークビジョン全体として、「何かうまく行かないことが起きても人のせいにはしない」という考え方が深く根付いています。「クライアントの間違いだとしてもそれを引き起こしたのは自分たちの伝え方のせいかもしれない」ということだったり、「システム的なバグでもディレクターがテストで見つけられなかったのだからエンジニアだけの責任ではない」ということだったり、社内外問わず誰かのせいだから自分たちには関係ないというスタンスではなく、「どこかがうまく行かなかったら、それは自分たちが何とかできたはずだ」と考えています。
その根底としては、誰かがどこかでうまく行かなければ、トータルでは自分たちが関わったプロジェクトが失敗になってしまうから、ですね。自分たちが関わる限りは、全てのプロジェクトを成功させることがユニークビジョンのミッションです。

また、「こういうことができるか」と聞かれたら、原則「できない」とは言いません。ロジカルに実行可能なら考えれば究極なんでも実現できますし、難しいところを乗り越えることこそが新たなサービスの開発につながり、ユニークビジョンでしかできないことに結実していきます。
初見で「出来ない」と感じてしまうこともありますが、そこから逃げずにギリギリまで粘ると、限界を超えた時に解決策が出たりします。実際にそういったことが過去何度もありました。様々なバックグラウンドを持った人が集まり、今までの経験や技術を組み合わせて、「できない」理由ではなく、「どうやったら実現できるか」だけを考えています。

最終的にプロダクトを提供するため、数多ある選択肢から実行可能なことを提案していくのですが、その中で誠実さは本当に大事にしています。ユニークビジョンに不都合なことが起きても包み隠さずお伝えすることはもちろんですが、同じ仕様でももっとお客様のコスト的に安く提供できる方法がないか検討したり、求められている目的を最大限に達成するためならユニークビジョンが登場しない提案を出したりすることもあります。短期的にはマイナスな点もあるかもしれませんが、それが長期的な信頼関係に繋がっていると確信しています。
クライアントや広告代理店の方々ならシステムの絡む大きな問題にも当たったことはあるかと思いますが、ユニークビジョンのシステムでは安心して利用して頂けるよう、地道に信頼を積み上げて行きたいです。

得意領域を拡げながら「企業」と「生活者」の新たな関係性を作り出す

Belugaキャンペーンでは案件成功のための最後の砦として、広告主や広告代理店の方々の見逃しさえ見つけるという品質観でやって来ています。今はそれをTwitterだけではなく、LINEやInstagram、LPも絡めたキャンペーンの実施にもご要望を頂けるようになってきました。これまで強みとしてきたTwitterだけに留まらず、SNSアカウントを活用したCRMにつながるようなキャンペーンの仕組みには力を入れて開発を進めています。

今後はキャンペーンだけではなく、ECなどの購買行動の絡む仕組みでもSNSアカウントとの連携は活発になって来ると思われます。その中でPayPayやLINE Payなどのモバイル決済もどんどん使われるようになることが予想されますが、そうなると普段のSNSでの活動に加えて購買行動まで関連付け、SNSアカウントを中心にして生活者一人ひとりと個別のコミュニケーションが取れるようになっていきます。キャンペーンですとまだまだすれ違いざまの瞬間的なコミュニケーションですが、購買行動まで含めた継続的、本質的なコミュニケーションを取れるような関係性づくりができるような仕組みを、ユニークビジョンでは作っていきます。

また、このような生活者とのコミュニケーションには実施側も参加者の収集、抽選、当選連絡、個人情報の収集、賞品の配送などとかなりの手間が掛かって大変なのですが、これらの業務を一気に簡略化するDXにも着手し始めています。これによって全ての業務プロセスがオンライン上で完結でき、かかる時間も圧縮されるようになるため、企業のご担当者は生活者とのより本質的なコミュニケーションに向き合えるようになります。先程の購買行動とも組み合わせて、生活者との関係性自体をより本質的なものにするDXに繋げていきたいと考えています。

クラウドサービスの発展により国民全員一人ひとり、トータル1億レコードを個別に把握することも技術的には可能になってきていますし、一人ひとりが個別のコンピューター(スマートフォン)を持って高度な処理ができるようになった今、企業と生活者との新たな関係を築ける段階に入っています。ユニークビジョンも技術力を武器に、生活者との新たな関係性を作ることに貢献していきます。

OPEN & FLAT な環境で世の中を変えたい方、大募集!

ユニークビジョンでは、以下の3つのValueを掲げています。

・Technology Oriented
・Open & Flat
・Leadership

技術で世の中を変えていくことに可能性を感じている。
フラットな関係性の中で、オープンに議論を重ねて新しいものを作りたい。
誰かの言うことを聞いてから動くのではなく、自分から動く。
一人で動くのではなく、みんなで協力してより付加価値の高いものを作る。

こんな考え方に共感してくれる方々と、一緒に働いていきたいです。
会社から何かを得ようとするのではなく、会社を自分が成長できる場に変えていく、そういう気概を持った方々は大歓迎です!

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【ワーキング・グループ紹介】異なる視点をつなぐ「広報」としての活動

2021.06.18

ワーキング・グループ」とは、メンバーが自分の興味・関心がある技術や、社内の改善点について提案すると、日々の業務時間内でその研究・議論を行うプロジェクトチームをつくることができる、「OPEN & FLAT」を掲げるユニークビジョンで大事にしている取り組みの一つです。

事業企画や採用・広報など、普通の会社だったらそれぞれの部署がありますが、ワーキング・グループとしてチームができることで、「部署が無い=固定した役職者を作る必要が無い」ため、組織がフラットになり、”偉い人”が生まれない仕組みになっています。
”偉い人”がいない、良いことを言う人の意見がフラットに取り上げられる環境を作ることで、メンバー全員がオープンに課題にフォーカスした発言をできるようになり、ボトムアップで会社全体のパフォーマンスが最大化されると考えています。

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今回は、わたくしベルーガがユニークビジョンのワーキング・グループの1つ、広報チームについてご紹介します!

今回インタビューする広報チームは、ユニークビジョンの取り組みを社内外の人々に知ってもらうために活動している、ユニークビジョンで最もメンバーの多いワーキンググループです。

ーチームの発足経緯について教えてください。

高橋:広報チームの始まりは、僕が広報業務をやってみたい、と言い出したところですね。プレスリリースを書いたり魅力を発信したり、広報のイメージは漠然とではありましたが、そういった活動に興味を持っていました。2017年の夏頃に中途入社しましたが、入社前の面接から広報への興味は伝えていたと思います。とはいっても当時は僕自身としてもユニークビジョンとしてもきちんと広報活動に取り組んだことがなかったので、完全に0からのスタートでしたね。ユニークビジョンには、会社として前例がなくてもやりたいことを伝えていけばどんどん取り組んでいける社風があります。今でこそワーキンググループという枠組みで様々な活動を行うチームが多数存在していますが、当時はその仕組みもまだ明確にはなかったので、ワーキンググループの走りでもあったと思います。

入社して2ヶ月ほど経った時、会社としても数年ぶりだったイベント出展にサポートとして入り、その流れで広報チームとしての活動が始まりました。通常のディレクター業務の延長とはまた違った活動でしたが、新しいことができる機会をもらえたと感じていました。当時は社員数が今の半分ほどしかおらず、他の人たちも個々で色々な業務を行っていたので、自分にも早速その”色々”が増えたんだと思いましたね。
発足当初の広報チームは自分のみで、最初はユニークビジョンとお客さんとでパネルディスカッションを行うような形式のイベント出展を何度か行ったり、広告を回すために各サービスのページを作ろうとしていました。

その後は2019年前半に採用チームが発足したことで、集客のための広報に加えて採用のための広報という視点で矢内を含む採用チームの2名が合流し、2019年後半には担当プロジェクトのプレスリリースを書いていた渡邉がより深く広報活動に関わるため加入しました。2020年にはユニークビジョンで初めてデザイナーを採用したことから2名のデザインチームが発足し、こちらも広報チームに合流して外部に発信する際のデザインやwebサイトの制作を担ってもらっています。
同じ「広報」でも様々な視点から人が集まり、今ではワーキンググループの中でも一番の大所帯になっていますね。

ー具体的にはどんな取り組みをしているのでしょうか。

渡邉:まず一番は、ユニークビジョンがどんなことをしているのか、ということを社外に向けてアピールする取り組みですね。新機能のプレスリリースを出したり、案件をケーススタディに掲載したり、お客様とイベントに出展したり、新しいサービスのサイトを制作したり、記事をたくさん読んでもらえるようにSEO改善をしたり……など、活動は多岐に渡っています。しかし目的はどれも共通で、日本国内でユニークビジョン、そしてサービスであるBelugaシリーズの認知を高めることに重きを置いて活動しています。最近では海外のお客さんも増えてきており、認知拡大のステージはどんどん広がっていると思います。

あとは今現在、ユニークビジョンがどんな仕事をしているのかということを社内で共有するための社内広報にも力を入れ始めています。まだまだ小さい会社ではありますが、実施している案件はスピード感があって数も多いため、プロジェクトからの共有があっても全てを把握できている社員はほとんどいない状況です。そのため、今動いている案件や開発中の仕組みなどを逐次共有することで、他のメンバーが今どんなことに取り組んでいて自分の仕事がどれほどの影響を生んでいるのかなどを社員に知ってもらい、コミュニケーションやモチベーションが向上することを目指しています。

矢内:社内でいろんな人のインタビューを実施したり、勉強会にて広報活動につながる情報の公開をお願いしていたり、案件をケーススタディに載せるため担当ディレクターに許可を取ってもらったりなど、広義の広報としては会社全体で行っています。私たち広報チームは、そういった会社全体を巻き込んだ広報活動を主導する役割も大きいですね。

ーチームの中で、個々で分担している活動はあるのでしょうか。

高橋:僕はお客様と接することが多く広報のほとんどの活動と関わりが深いため、チームのリーダーとして活動しています。発足当初から見てきて、最初は人数が少なかったところに色んなメンバーが入ってきてくれて嬉しいですね。メンバーそれぞれで得意なことが違うので、人数が多い分、分担してそれぞれの分野で活躍できるのが強みだと思っています。僕自身は分析などの領域にはあまり自信がないのですが、文章を作っていくことは得意です。プレスリリースやケーススタディ、自社ポータルサイトの記事など、広報活動の中で活かせる場面は多いと感じています。

中でも今一番力を入れているのはケーススタディですね。自分も含め、周りのディレクターにも事例を集めてもらって高頻度で掲載できるように頑張っています。良い事例を掲載できると、お問い合わせなどで「あのケーススタディみたいな施策がやりたい!」というような反応がいただけるので、新たなお客様との繋がりにダイレクトに影響を感じ、重要さを毎回改めて実感しています。

矢内:私は社内で唯一採用業務をメインとして働いているので、お客様だけでなく採用活動のターゲットとなる転職者・就活生の皆様にも会社の情報を届けられるよう、「採用広報」としての広報活動に取り組んでいます。お客様の中でもいずれは転職活動をするかもしれませんし、今就職活動をされている方々も就職後に私たちのお客様となるかもしれませんので、今だけでなく、後々にも良い印象を持っていただけるように心がけて活動しているつもりです。

取り組みとしては会社のリクルートページに記事を増やしていったり、多くの方に会社の適切な情報が届けられるように既存の記事のSEO対策をしたりなどですね。加えて、数字的なところの管理は比較的得意なので、チームで追っているwebサイトや各記事のPV周りを集計してデータ作成なども行なっています。

渡邉:私は、ディレクター業務ではBelugaの開発チームを持っていて技術寄りのポジションなので、システムや機能面が関わってくるプレスリリースを主に担当しています。社内広報も、私の提案で始まったことなので率先して動いていますね。
社内で他のチームの取り組みをあまり知らないという声が聞こえていたので、まずはいろんなチームの実績や取り組み内容をスライドにまとめて、社員みんなが見えるところで流しています。当初はオフィスの入り口に設置している大きなモニターに表示させるつもりだったのですが、コロナ禍に入りモニターを実際に目にする機会も減ってしまったので、今は毎日実施しているオンライン全社朝会にて流してもらっています。モニターよりも見てもらえているので、結果的には良かったですね。(笑)
あとは自社ポータルサイトで記事を書いたり、矢内と共にSEO対策に取り組んだりもしています。プレスリリースでもポータルサイトでも、ネタがないと何もできないので、広報につながるものを日々探したり作り出したりしています。

ーチームの活動により、会社はどう変わったのでしょうか。

高橋:対外的に色んな施策を打つことで、お客様からの新しい案件のお問い合わせをかなりいただけるようになっていますね。会社の売り上げに直結する部分ではあるので、影響は大きいと感じています。
特にケーススタディやイベント出展は、掲載やトークセッションの後にすぐ反応をいただけることが多いので効果を実感しやすいです。イベントはコロナ禍に入りリアルでの実施が難しくなってしまったのが痛いところですが、社内でも質の高い配信設備を整えている最中なので、オンラインでも続けていきたいと思っています。MarkeZineの担当者さんと仲良くさせていただいているご縁もあり、新機能のプレスリリースをいつも記事として出していただけているのも多くのマーケターの目に届けられるので本当にありがたいですね。

渡邉:社内広報では、どんな機能の・どんな案件を・どんなお客様に使っていただけているのかを周知することで、サービスや会社への理解はより深まっていると思います。
実は社内広報は社員の中でも特に、直接お客様と接する機会のないエンジニアをターゲットとしている側面が大きいんです。サービスの先にいるお客様の解像度を上げられたらエンジニア業務にもメリットばかりなので、そこは気にしていますね。
最近では新機能のリリースを社内でアナウンスする際、担当したエンジニアの名前をより分かりやすく明記するように心がけてくれるチームも増えていますが、それは貢献が埋もれずきちんと伝わるというメリットもありますし、「あの人/あのチームはこんな面白い仕組みを作っていたんだ!」という刺激にも繋がっているんじゃないでしょうか。

矢内:採用のための広報という点では、社員インタビューや社内制度の記事を増やすことでユニークビジョンについて知っていただけるコンテンツが続々と増えています。候補者の方々には面談前に社内の雰囲気や実際の業務内容について知っていただくことができるため、選考に入ってからのミスマッチは減っていると思いますね。面談前にユニークビジョンにご興味をお持ちいただけている方ですと、インタビューからケーススタディまで様々な記事を読んでから面談に参加していただける場合も多いです。前提が共有できているので面談がスムーズに運んだり、以前よりも深いお話をすることができたりと、とても良い影響を感じてます。

ーこれから力をいれていきたいことはありますか?

高橋:チームみんなで注力していきたいのは、自社ポータルサイトのBelugaポータルですね。実は結構前からあったものなのですが、更新頻度がかなり低く、存在してるかしてないか分からないような状態がしばらく続いていました。それを復活させようという話の中で昨年デザインチームが綺麗にリニューアルしてくれたので、今はとても見やすくなっていますし、僕たちの更新に対するモチベーションもかなり上がっています。自社サービスの機能も活用しながら幅広く記事を書いて、たくさんの方に楽しんでもらえるポータルサイトにしていきたいですね。
Belugaポータルだけでなく社内のサービスサイトもデザインチームがどんどんリニューアルを進めていってくれています。いろんな情報が受け取りやすくなっているので、それを必要とする方へきちんとお届けできるような施策を考えて、案件に繋げていけたらと思います。

渡邉:ユニークビジョンのサービスはありがたいことに様々なジャンルの企業さんに使っていただけているので、社員の趣味に関係していることも多いんです。自分の携わった機能が好きなジャンルの案件で使われているようなことがあればモチベーションに繋がると思うので、せっかくなら知ってもらえるようにどんどん伝えていきたいと思っています。
会社全体での広報活動を引っ張る立場としても、社内広報の取り組みとしても、社員みんなには色々なことに興味を持ってもらいたいですね。仕組みづくりやきっかけづくりは広報チーム主導でやっていきますが、社内の様々なことにみんなをどんどん巻き込んで、お互いにもっと知っていったり、良さを生かしていったりできる施策を考えていきたいです。

あとは今の延長だけでなく、もっと派手に何かやりたいなと考えています。事業に生かしていくサポートができるマーケター同士のコミュニティを作りたいなとか、企業の方々とお客様との繋がりをもっと強固に作っていきたいなとか、構想段階ではありますが色々と模索しているところです。

矢内:会社を知っていただいて魅力を感じてもらう、という点で採用活動と広報活動は切り離せるものではないので、どちらも並行して拡大していきたいですね。知っていただけるチャンスはたくさんあると思っています。
ユニークビジョンの仕組みを使っていただいた案件の中には参加者数がかなり集まった有名なキャンペーンも多く、面接の中で過去の事例をご紹介すると「あれもユニークビジョンだったんだ!」と驚かれることがほとんどです。もちろん事例としてケーススタディは出していますがまだまだ一部ではありますし、拡散力も強くはないので、そこで驚かれないくらい広く知ってもらえるようにしていきたいですね。(笑)
今はまだ知られていないだけで誰かのやりたい仕事ではあると思うので、その誰かの目にお届けし、一緒に働いていけたら嬉しいです。

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ユニークビジョンでは、広報チームを中心として社内外に魅力を発信し続けています。ユニークビジョンや広報チームの活動に興味を持たれた方は是非ご応募ください!

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本当の意味での「OPEN & FLAT」とは?ティール組織を体現する組織で、更なる成長を目指す。

2020.12.25

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。今回は、ディレクターの中村 沙也花に話を聞きました。今年4月にインターネット広告代理店から転職し、入社4カ月が経過した中村。転職して間もない目線で、ユニークビジョンの組織や仕事について感じることを語ってもらいました。

会社を辞めるということは全く考えていなかった。でも、どこかに”このままで良いのか?”という不安感があった前職時代

ユニークビジョンに入社する前は、インターネット広告代理店で働いていました。営業とSNS広告の運用を担当していたのですが、入社して4年経ち、自分で意図した通りの結果も出せるようになってきたりと、自信が付き始めていて、当時は仕事を辞めるという事は全く考えていませんでした。むしろ辞めたくなかったですね。

ただ、今振り返ると、自分の営業スタイルが確立された事によって”挑戦の機会が減ってきているんじゃないか?”、”成長スピードが遅くなってきているのではないか?”という漠然とした不安感がどこかであったのかもしれません。

そんな中、たまたまクライアントを通じて知ったのがユニークビジョンでした。前職の仕事の中で、クライアントが実現したい施策を形に出来る会社を探していたところ紹介され、最初は”売っている商品が面白いなぁ”程度の印象だったのですが、同時期に参加したイベントで代表の白圡の講演を聞いたり、たまたま知人が社員として既に入社していたことを知り、その知人を介して他の社員と話せる機会が出来たりなど色々な偶然が重なり、興味を持つようになりました。

本当の意味での「OPEN & FLAT」。ティール組織を体現する組織

知人を介して代表の白圡と話した時、当時私が読んでいた『ティール組織』という本の話で盛り上がりました。これも本当に偶然の話なのですが、たまたま友人に勧められて読み始めた本だったのですが、読んでみたらとても面白くて。転職など考えていなかったものの、当時抱いていた仕事に対する疑問やモヤモヤを全てクリアにしてくれ、”これこそ自分が働きたい環境だ!”と思わせてくれました。

そんな話を白圡にしたところ、ユニークビジョンの組織体系や制度などについて説明してくれ、なんとその内容が『ティール組織』を読んで私が理想としていたものとドンピシャだったんです。「ここだ!」と思いましたね。(笑)

特に印象的だったのは、
①役職が無い
②個人予算(目標)が無い
③ワーキンググループを採用している
 の3点ですね。

他にも色々ありますが、特にこの3点は入社した今でもとても合理的な考え方で良いなと思っています。

まず、「役職が無い」という点に関しては、そんな会社なかなか無いと思いますが、実際働いている身としての意見は「万歳!」の一言に尽きます。

役職が無いことによって、各自がより責任感を持って働ける気がします。みんながみんなそうじゃないかもしれませんが、上席者がいると時にはその人に頼りすぎちゃうというか、甘えちゃうような気がするんですよね。それと、役職があるとクローズドな場も多くなるのでは?と思っています。

ユニークビジョンは、会社としての方針など週次の朝会で社長から直接メンバーに共有されるので、人を介して情報が下りてくる場合よりも伝わりやすいし、スピードも速いと思います。また、重要な意思決定も、関わっているメンバーの意見にきちんと耳を傾けて判断材料として尊重してくれるのでとても納得感があります。

他にも一般的な話として、階層があると”上司に気に入られないと”という気持ちが生まれたりして、のびのび仕事に取り組めないという弊害が出てきたりということもあるかもしれませんが、それが無いので色々な意味でオープンに、変なしがらみを意識せずに働くことが出来て良いですね。

私はまだ入社して間もないですが、普段から「なぜ?」というのが本当に聞きやすいです。若手だから発言権が無いとかそういったことは一切なく、本当にフラットですね。業務の中で、事業やクライアントにとって大事なことだったらこれまで会社としてずっと続けてきたことでも変更しても良いという柔軟なスタンスで周囲に聞いてもらえている気がします。お互い信頼出来ているというのが実感出来ますね。

「個人予算が無い」という点に関しても、「個人が達成する=会社が成長する」ということなので、指標として重要なのは理解しているのですが、個人予算に集中しすぎてしまうとメンバーが自分のことを考えがちになってしまうと思うんですよね。

会社全体のメリットを考えて、メンバー間で助け合いながら仕事を進めるという意識が弱くなってしまうような気がします。今の組織では毎週の定例で業務量の確認の時間があって、特定のメンバーが案件を持ちすぎていたら全員の業務量が均等になるよう、他のメンバーに渡すという事が普通に行われるんですよね。しかもそれが本当に数秒で決まる位の勢いで。(笑)個人予算という考え方が無いからこそだと思います。スピード感も違いますし、みんなで協力して会社として目指す指標を達成するという意識も生まれ、すごく良いと思います。

ワーキンググループは、現場を知っているメンバーが会社にとって重要な案件の検討に関わることができるため、現場の温度感そのままで色々議論ができることが利点です。

私は、既存事業の方向性検討や新規事業検討、市場分析などを推進する「事業企画グループ」に所属しているのですが、一般的な企業だったら分業でやる部分ですよね。他にも「採用」や「広報」など普通は専門部署がある業務がほとんどです。なので、現場のメンバーが直接関わるということはなかなか難しいと思います。

ですが、ワーキンググループを採用しているため、ディレクターやエンジニアなど職種の垣根も越えて、現場を知っているメンバーが関わって動かしていくことが出来ます。事業企画スタッフが営業資料をリリースしたものの、実は現場のメンバーが使いづらくてみんな個別に修正して使ったり…とかよくありそうな話ですが、そういったこともこの仕組みだと起こりようがないので合理的です。

役職が無いというのと共通して、現場のメンバーが直接関わっているので、クライアントの声や現場で感じた課題感を直接持ち込めるため、スピードが速いのもメリットだと思います。

自分のメイン業務以外のことに触れることが出来るので、会社を知ることが出来るし、業務を進めるうえでの視野も広がります。人数もあまり多くないので、グループ内での発言もしやすいし、主体的に動けて面白いですね。

ディレクターの仕事も「とにかく楽しい」。自身の介在価値を発揮すべく努力する日々

今のディレクターとしての仕事もとにかく楽しいですね。ユニークビジョンのクライアントはナショナルクライアントがほとんどなので、任される案件の規模が毎回大きいです。

そういうクライアントと向き合っているので、常に新しいことを取り入れていないと自分が介在する意味が無い、十分な価値をお返し出来ないと思っているので、”今SNSでこれが流行っているからこういうことをしましょう!”とかこちらから提案するよう意識しています。

クライアントの言いなりになるだけだったら私がいる意味が無いですからね。ただのシステム売り屋になってしまいます。色々なところで色々な人と情報交換をしたりして常にアンテナを張って、ディレクターとして、自分の独自性を出して新しいものを売っていこうと思っています。大きな案件は責任も大きいのでプレッシャーは相当なものですが、その分やりがいも大きいので頑張れます。

4カ月働いてみて思うのは、ユニークビジョンは主体性を持って働きたい人にはとても良い環境だということ。ただ、逆の見方をすると組織や上司に言われたことを言われた通りにこなしたいという人には合わない環境だということ。

転職活動をしていた時、他の会社と一瞬迷った事もあったのですが、改めて「何を理由に転職するのか」という事をきちんと思い出し、私の場合は「どんな環境で働けるのか」、「自分が一番成長出来る環境はどこか」という事が大切だったので、それが実現出来る環境としてユニークビジョンを選びました。

実際入社してみて、その時の判断は間違っていなかったと思っていますし、この環境でまた更に成長出来たらと思っています。「OPEN & FLAT」な環境に興味がある方、仕事を通じてより成長したいと思っている方がいらっしゃいましたら、一緒にお仕事出来ると嬉しいです!

この記事を読んで、ユニークビジョンの組織体制・ディレクターの仕事内容などもっと知りたい!と思った方はお気軽にお問合せください。

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さまざまな業界を見てきた人材業界からの転身/15年のキャリアをリセットしてでも、新たなフィールドで価値創出を目指す

2020.10.14

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、15年間務めた人材業界から転身し現在ディレクターとして活躍する能澤 隆二に話を聞きました。

“もう一度、一兵卒に戻って成長したい”ーたまたまの出会いから、15年のキャリアを捨てて新たなフィールドでの挑戦を決意

私は、前職は人材系の会社に勤めていました。新卒で入社して営業を少し経験した後、早めに管理職になり15年間在籍しました。当時は営業マネージャーでマネージメント業務が中心でしたね。
長く勤めた会社でしたが、ふと将来について考えた時、”このまま会社で上を目指すのってどうなんだろう”と疑問を感じ転職を決意しました。

転職活動を始めて、エージェントなどからいくつか会社を紹介され、大手企業を中心に内定も頂いたりしていたのですが、たまたま最後に紹介され軽い気持ちで話を聞きに行ったのがユニークビジョンでした。その当時、実はまだTwitterを使っていなくて、”Twitterって、電車遅延でみんなが騒いでいるツール?”位でしか認識してなかったので、ユニークビジョンがどんなツールを提供している会社なのかあまりよく分かっていなかったですし、なんとなく「エンジニアばっかなんだな~。みんなスーツ着てないんだな~。」なんて印象を持っていました。(笑)

そんな出会いでしたが、ユニークビジョンの”OPEN&FLAT“に大きな魅力を感じ、飛び込んでみることを決意したのを覚えています。役職者がいない完全にフラットな組織なので、業界未経験の私でも自分の頑張り次第で知識・経験不足は巻き返せるのかなと思いました。全く新しい事をやってみるという点でも面白さを感じましたね。

マネージメント業務って、部下の育成だったりそれはそれで面白いのですが、私はプレイヤーの期間がすごく短かったのでもう一度このタイミングで一兵卒に戻って自分自身の個人の力を成長させてお客様と対峙すること、もう一度プレーヤーとしてお客様と真摯に向き合うという事を純粋にしてみたいというのも心のどこかで思っていたのかもしれませんね。自分にとって当時の決断は、至極普通の選択というか、自分の気持ちに素直な選択だったのですが、それまで積み重ねてきたキャリアを捨ててという形の転職だったので、周りからは驚かれました。 でも今も全く後悔していませんし、むしろ良いタイミングで良い決断が出来たと思っています。 対お客様、対同僚、対会社など自分が関わる方々からどれくらい必要とされているか、具体的に知る術は無いものの、色々なところから必要とされる人材であり続けるために精進の日々を過ごしています。

「クライアントパートナー」新設。お客様の課題に向き合い、介在価値の更なる向上を目指す

ユニークビジョンに仲間入りしてから、ディレクター職ではありますが、その中でもそれまで無かった「クライアントパートナー」という立ち位置で動いています。
もともとユニークビジョンって”良いものを作る”という事をひたすら追求している会社で、それによって営業をしなくても受注を頂けるという良い循環で事業をまわせている会社なのですが、更に介在価値を上げるべくこのポジションを新設してもらった感じです。

嬉しいことに沢山のお客様に自社のサービスを使って頂いているのですが、これまで”なぜ使ってくださっているのか”、”今後どうしていきたいのか”、”どんな課題を抱えているのか”などを深く掘り下げる機会が持てておらず、新たなポジションを新設することによりそれを推進していこうという狙いです。これまで以上にお客様について踏み込んで知ることにより、より付加価値の高いサービスが提供できると考えています。

具体的な動きで言うと、過去のキャンペーン事例のご紹介や新サービスのご案内などを積極的に行うという働き掛けをこの1年位で行っていますね。以前は、案件が決まってからの発注が多かったのですが、ここ最近は企画段階からお声掛け頂ける機会がかなり増えたりなど流れが変わってきている気がします。

案件の企画検討段階から一緒に入るようになると、単なるフィジビリティの確認だけじゃなく、”どういう風にやったら面白くなるか”、”どういう風にやったらファンが喜んでくれるか”、”どういう風にやったら新たなユーザーが獲得できるのか”などのご質問から、お客様の目的を確認することが出来るので、それを達成するために進行管理だけじゃなくて、”こんな事をやったらいいのでは?”とか、”もっとこうしたほうが良いのでは?”といったような提案が出来るようになります。

これまでのディレクターの業務よりもっと入り込んでやっているという感じですね。他にも、率先垂範で事例集を作ってみたり、直近でのご利用がない既存のお客様の利用提案を行ってみたり、色々やってみましたね。マーケティングまわりの方ってすごく忙しいので、情報収集したいと思っていると思うのですが手が回らないのが本音だと思います。SNSって数ある打ち手のひとつでしかないのだけれど、インパクトがすごく大きいので皆さん情報は集めたいと思っていると思います。忙しかったり、まず誰に何を聞いたらいいのか分からないという状態で取っ掛かりが得られないという方が多いのが現状だと思います。

そんな状態を何とか出来ないかと動き出したのが昨年の5月位ですかね。もう1年以上経過するのですが、今では同様の取り組みを他のディレクターにも横展開出来ている状態になって”当たり前の対応”になってきたかなと思います。最初はそこまで横展開を意識していなかったのですが、結果的にみんなが資料を使ってくれ、対応の質が上がることに繋がって嬉しいですね。相談件数も増えましたし、本当に良かったと思います。
ちなみに、相談件数はコロナ禍でも7月がギネスだったり、減るどころかかなり盛り上がっていますね。

UVディレクターの醍醐味-責任は重いが、業種を問わず様々なマーケティングキャンペーンに携われる。自身の仕事の反響が直接自分の目で見られる

TwitterはじめSNSの活用が企業規模を問わず、認知を拡大するなどのマーケティングの施策として重要視されている中で、高い技術を持って大手のお客様と高いレベルで日々やりとりできるというのはすごく楽しい部分ですね。

SNSは業種を問わず、また色々なシーンで活用頂けるので多種多様なキャンペーンに関わることが出来、それも面白いですし。同じお客様でもキャンペーンによって内容が大きく違ったり、私はゲームが大好きなのでゲームメーカーさんとのやりとりなどは1ユーザーとしても嬉しく思いながら仕事させて頂いています。ユニークビジョンはクライアントごとの担当制ではなく、案件ごとに都度担当の振り分けを行っているので、なおさら色々なお客様の色々なキャンペーンに関わる事が出来ると思います。

ただ、もちろん仕事なので楽しいことばかりでは無くて、重責という意味で辛い部分もあります。キャンペーンが中心ですし、扱っているのがTwitterやLINEなので、万が一のことがあると悪い意味で広がる速度が尋常じゃないんですよね。なので、絶対に失敗できない。そこが責任重大で一番緊張するところかもしれませんね。その分、上手くいった時に想像以上の反響をユーザーさんから頂いた時などは本当に嬉しいですね。自分の目で直接見れますし、世界中の人と共有される情報なのでなおのことですよね。
差し引きめちゃめちゃ面白い仕事だと思っています。

「ツールの会社じゃない、マーケティングの会社」を体現すべく、会社のあるべき姿を考える日々

今みんなの知識・経験に追いつけ追い越せでやらせてもらってるんですが、日々白圡が掲げる”自分達はツールの会社じゃない、マーケティングの会社だ”という言葉の通り、マーケティング全体に関しての知見を更に深めてくこと、今後会社としてどうあるべきなのかということを更に深堀りし、ブランディングなどより効果的な支援が出来るよう、お客様の道しるべになれるような存在になっていけたらと思っています。

今年で40歳、おっさんなんですけど最終的には独立したいなと思っています。
せっかくの1回しか無い人生ですし、いつかは挑戦してみたいですね。
今の想いとしては、こんなおっさんを採用してくれたユニークビジョンに対して採用コストを見返せるだけの結果も返したいですし、まずはここでやるべきことがまだあると自分は思っていますので引き続き頑張っていきたいと思っています。いらないって言われたらそれまでですけど。笑

転職を考えている方へ

実際に転職するかどうかは別問題として、転職活動って自分がそれまで何をやってきたのかを棚卸しするいいタイミングだと思います。私は前職でもともと他人の就転職をバックアップする業務を長い事やってきて、色々アドバイスさせて頂いたりしていたのですけれど、いざ自分が転職活動を始めると履歴書を書いた時に15年の経歴が3行で終わっちゃって。他人の事はああでもないこうでもないと言ってきましたが自分のこととなるとそんなもので。

転職活動をするようなタイミングで今まで自分がやってきた事、今やろうとしている事、今後何をやっていきたいのかを見つめ直して、そのうえで今の会社に留まるのが良いのか、別のフィールドに身を移したほうが良いのかベストな方法を考えてみると良いと思います。

私は、転職はリスクもあるがリターンもあると思っています。動くことによって新たな出会いもありますし、今は転職回数とか年齢とかに関係なく実力で評価される時代なので、長く留まることが必ずしも最善の方法とは限らないと思います。長く留まるにしてもただ居るだけじゃ意味が無くて、実力が無かったら残るも去るも地獄だと思います。

自分に最適なフィールドを常に見ながら、日々の業務の中でも時には俯瞰的に見たりするなどしつつ、必要に応じて転職を検討してみるというのは悪い事じゃないと思っています。なんとなく愚痴を言いながら毎日頑張る位なら自分の棚卸しをしてとりあえず動いてみたら良いんじゃないかなと思います。私は愚痴は言わない性分なので余計にそう思いますね。ユニークビジョンは、”良いものをお客様・世の中に提供しよう”という精神とか、開発などに関してもすごく誠実で、社内にも社外にもごまかすことがない環境だと私は思っています。「誠実」を売りにしている会社です。そんな環境で新たな挑戦をしてみたいという方がいらっしゃったら是非ご応募頂きたいですね。

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個人の成長が会社の成長に/派遣から正社員登用、デザインチーム新設に至るまで

2020.09.18

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、派遣で仲間入りし1年経たずにこれまで前例が無かった正社員登用をされ、そこからさらにデザインチームの発足、現在チームリーダーとして活躍する生田目 朝歌に話を聞きました。

当時かなり先進的だったUI/UXを美大で学ぶ。社会人になって湧いた”もっと色々な経験をしてみたい!”という思い

私の場合、他のメンバーと入社に至る経緯も今の仕事の内容もかなり違うので、そもそも参考になるか分かりませんが…(笑)大学は美大に入学し、当時設立されたばかりの情報デザイン学科でUI/UXに触れるような勉強をしていました。今から15年位前になるので、当時にしてはかなり先進的なことを学んでいたと思います。

その辺の勉強をしていましたが、今ほど世の中的にUI/UXについて議論することが浸透していなかったので、学生時代はそれを仕事にするイメージがなかなか湧かなかったですね。卒業後は、制作会社に就職してチラシの設計の仕事を担当していました。私自身、絵を描くのがもともと好きで、デジタル系も好きだったりしたので、就職後も仕事の傍ら自分でサイトを作ったりしていましたね。新卒で入社した会社での仕事にはもちろんやりがいを感じられていましたが、”もっと色々な事を経験してみたい!”という思いが強くなり、環境を変えるべく、色々な仕事・職場を経験出来るIT系派遣の仕事を選びました。

分からないことは都度勉強。多くの職場で吸収を重ね、短期間でスキルアップ

紹介されたのは、大手通信会社や銀行など。けっこう有名どころが多かったですね。
印象に残っているのは、派遣先企業の社内専用システムの保守の仕事です。未経験だったのですが、担当させていただき、自分なりに勉強してどんどん出来ることが増えていったのを覚えています。当たり前の話かもしれませんが、社内システムって本当に会社によって違っていて。かなり複雑なものもあったりして苦労した事もありましたが、その都度勉強し、仕組みを理解していって対応しました。
私の場合、最初は難しいなぁと思うことほど燃えるというか、オタク気質だからですかね。(笑)仕組みをちゃんと理解して使いこなしたいと思うので、勉強することも苦じゃないというかむしろ面白くて。

なので、派遣の仕事を通じて色々な仕事・職場を短い期間で沢山経験させてもらい、普通に転職するより濃い時間を過ごさせてもらえたなと思っています。色々な世界が見れて本当に勉強になりましたね。単純に沢山スキルが身に付いただけでなく、昔は苦手だったビジネスの場面で他人と話す事とか細かいですけど、電話で話すとか、そういう事もちゃんと出来るようになりましたし。(笑)その後、少人数で運営する制作会社に入社し、ソーシャルゲームなどの編集・アートディレクターの仕事をしたり、フリーランスで絵を描く仕事を経験し、また派遣の仕事に戻り、ユニークビジョンに出会いました。

実は、ユニークビジョンを紹介してもらう前に1社、派遣で紹介された別の会社で働いていたのですが、とても働きやすい環境で気に入っていたものの、あまり業務が多くない職場で。自分なりにやれることが無いかと、すぐには使わないけれどいつか使うことがありそうな資料を作ったり、資料に使う素材集を作ったりとか、無理矢理仕事を考えてやっていました。
暇なのが嫌なので、なんとか仕事を創り出して過ごしていましたが、暇に耐えきれず新たな職場を紹介してもらい出会ったのがユニークビジョンです。

自分の業務範囲にこだわらず、必要だと思ったことにはどんどん挑戦していったアシスタント時代

もともと独自系システムの経験があったこと、Twitterがすごく好きだったことから、会社に興味を持って働いてみようと決めました。それで、働き始めて1年経たないうちに正社員登用されました。

当初はディレクターのアシスタントという形で紹介されたので、キャンペーンの情報をシステムに登録したり、キャンペーンがきちんと動くかの動作確認をしたりするのがメインの業務でした。
ユニークビジョンのシステムは独特で、初めは覚えるのが大変でしたけれど(※今はオンライン化されて、すごく楽になりました!)個人的には好きな感じのシステムだったので、難しいキャンペーンの設定の時にどうするかを考えたりしてすぐに面白くなりましたし、やっぱりここでも自分で勉強したりしてやれることが増えていくのがただただ楽しかったですね。

これまで他の人はあまりそういう動きはしていなかったかもしれませんが、自分が関わる業務のミーティングなどにも積極的に参加させてもらったりして、自分がプロジェクトのどの部分に関わっているのかやそのキャンペーンで実現したい事を少しでも具体的に把握出来るように努めました。

単純に色々知りたいという気持ちもありましたが、指示された通りにシステムに設定するのではなく、自分が関わる部分で”もっとこうしたほうが目的に近づくのではないか?”という提案が出来たり、自分の業務の前後の工程を把握しておくことでミスの可能性に自分も気付けたりすることが出来るのではと思ったからです。

そんなスタンスでアシスタント業務をこなしていると、「ちょっとこのデザインやってみない?」といった感じでメイン業務以外でも声を掛けられることが増え、デザインにも関わるようになりました。
ユニークビジョンはエンジニアとディレクターしか採用していないので、最初はもちろんデザインチームなど無く、私個人でメイン業務の傍らロゴやチラシ、グッズの制作など担当させてもらう形でやっていました。

他の人から見たら普通にやってきたように見えるかもしれませんが、美大卒で絵を描けるとはいえ、実は商業デザインやDTPなどは経験したことがなかったので、システム同様、その時々の目的に合わせて勉強しながらやっていましたね。そんな日々を経て、正社員登用の声掛けをいただき2020年1月に正社員として入社しました。アシスタント時代から定例に出させてもらったり、自分が担当する部分以外も確認させてもらったり、けっこう入り込んで仕事をさせてもらっていたので、正社員登用によって業務は大きく変わっていないですね。

個人で任されていたことが、ワーキング・グループ化。新たなメンバーの採用にもつながる

どちらかというと、デザインチーム発足後のほうが自分にとっては変化が大きかったかもしれませんね。今年の4月位だったかな。私がひとりでやっていたデザイン業務をワーキング・グループ化して、新たに1名デザイナーを採用し正式にデザインチームとして動き出しました。

具体的には、BelugaのUIやデザインの改善、社外資料のリニューアルなど規模の大小関わらずデザインが関与できる部分全てに関わっています。インハウスの強みを生かし、また私自身のもともとの働き方のこだわりもあり、デザインの枠にこだわらず広く関わるように意識しています。

ただデザインの指示をもらってその通りに形にするというだけじゃつまらないですし、一緒に”何のために、どうするのがベストなのか?”ということを考える事で良い物が作れると思っています。それと、特に繁忙期になるとディレクターが忙しくなるので、なるべく負担にならないようにやりたいなと思っています。効率的なコミュニケーションやホスピタリティも意識していますね。

まだまだデザインチームとして動き出して間もないですが、以前よりもサイト・資料などのデザインの整備が進んできているのが目に見えて分かりますし、デザインを起点にサイトのアクセス数を増やす施策を検討したりなど日々面白いテーマに関わることが出来、やりがいを感じています。今後、もっと私たちのチームの介在価値を上げていって、サービスの利便性向上やお客さんに喜んでもらうことに繋げられたら嬉しいです。

既にある仕事をそれまで通りやるという仕事の進め方もありますが、ユニークビジョンは”こんなことができるのでは?更にこうしたらもっと良くなるのでは?”と提案したら受け入れてもらいやすい環境だと思います。責任は伴うけれど、積極性を持って挑戦することでお互いの成長機会となると思うので私はそういう風土がとても好きですね。

私のケースの様にそれまで無かったポジションを作ることも柔軟に受け入れてくれ、会社としてもそれを新たな成長の機会と捉え、一緒に挑戦してくれる環境ってなかなか無いなと思っています。日々新しい事に挑戦したいとか、それを通じてスピード感を持って更に成長したいという方にはぜひユニークビジョンにジョインして頂きたいですね。

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【仕事紹介】有名企業のマーケティングキャンペーンを支える、ディレクター職を深堀り!

2020.09.03

ユニークビジョンは、主にディレクター、エンジニアの2職種で構成されています。
今回は、そのうちの1つ、ディレクター職についてご紹介いたします!

私、ベルーガが入社3年目でディレクターとして活躍中の高橋 涼太にインタビューしました!

ーユニークビジョンに入社したきっかけを教えてください。

ユニークビジョンを知ったきっかけはそれまでの転職活動でお世話になっていた方の紹介です。初めは何をしている会社かあまり良くわかっていませんでしたが、当時、まだ社員数も多くなかったですし、エンジニア以外のポジションの人間もほとんどいなかったので、ディレクターとして入社することで“やりたい事が出来そう、自分のこれまでの経験を活かせそう”と思い、興味を持ったのを覚えています。

面接に足を運んでみて感じたのは、“自由に働けそう”、”エンジニアが近い環境で、システムの勉強が出来たり新たな学びがありそう”ということでしたね。転職活動で他にも色々な会社を見ていましたし、ありがたい事に沢山内定を頂いていたのですが、選考の最初から役員が出てきて会社説明をしてくれたり、面接でも率直に話してもらえている印象で、嘘が無いなと安心感があった点が決め手となりユニークビジョンを選びました。

役職者がいないフラットな組織体制なので、意思決定の際も余計な根回しが必要無かったり、スピード感があったりと”悩まなくていい事で悩む必要が無くて良さそう。仕事に専念できそう。”と思いましたね。

ーディレクターの仕事について教えてください。

一言で言うと「依頼を受けた案件を成功に導くためにサポートする仕事」だと僕は思っています。
細かい話をしたら業務も多岐に渡りますし、案件によっても関わり方も変わったりしますが、僕はほぼ「サポート」だと思って日々向き合っています。

業務内容に関しては、世間一般の「ディレクター」のイメージとはちょっと違うかもしれませんね。
一般的な「ディレクター」は、WEBサイトをはじめとした制作ディレクションをやっている人というイメージかなと思いますが、ユニークビジョンのディレクターは少し違っていて、SNSマーケティングツールの運用を行う仕事なので制作のイメージを持ってこられると違うかなと思います。

自社サービスであるBelugaシリーズは、クライアントがTwitter、LINE、InstagramなどSNSを利用してキャンペーンを実施する際の投稿管理、効果測定をはじめ、ユーザー獲得・拡大からユーザーのロイヤルカスタマー化まで幅広くサポートするツールです。

僕たちディレクターは、クライアントにスムーズにBelugaの導入を行っていただけるようサポートしたり、個々のキャンペーンの効果を最大化できるような活用方法のご提案を行ったりする役割になります。クライアントの指示に沿って動くというのではなく、キャンペーンの成功に向けて、クライアント目線に立って伴走するというイメージで動いています。Belugaについて誰よりも理解を深めるのは勿論のこと、クライアントの商品やサービスについてもよく知ることでユニークビジョンの介在価値向上に努めています。日々のクライアントとの向き合いから得た知見を基に、自社商品であるBelugaの開発にも自分の意見を反映してもらったり、自分たちでどんな技術を使い開発を進めていくのかなど自由に考えていくことができたりするのも面白いですね。

ちなみに、ディレクターはクライアントとのコミュニケーションスタイルが自由に選べるので、社内にいる時間が長いディレクター、社外にいる時間が長いディレクターがそれぞれ存在します。
僕は社外の方と直接やりとりするのが好きなタイプなので、比較的外出している時間が長いですね。1日1回は打ち合わせなどで外出していると思います。

基本的にサービスに関しては代理店の方がご案内してくださるので、クライアントへの直接のご案内の機会はあまり多くなく、代理店の方とのやりとりがほとんどになります。キャンペーン開始までの大まかな流れは以下のようになります。

・サービスや事例、新機能などのご案内

・お見積り作成

・必要な情報のヒアリングや進行スケジュールの確認

・必要に応じて社内での調整

・キャンペーン開始

社内での調整は、
・通常とは違った設定にしなければならない場合のエンジニアへの相談・依頼
・設定担当者への依頼
・キャンペーン開始前の最終確認
などが日常的に発生することになります。

初めは慣れない事も多いですし、特にエンジニアとのやりとりは専門用語も沢山あってきちんと案件をまわせるかなと不安でしたが、僕が”こういう事をしたい”というのを伝えると、技術的な観点で上手く伝えられなくても、意図を汲み取り、理解しやすいような言葉でコミュニケーションを取ってくれる人ばかりなので、不安なく進めてくることが出来ました。本当に優しい人ばかりでやりやすいです。

ーこれまでの仕事で嬉しかったこと、苦労したことを教えてください。

これまで、色々な案件を担当してきましたが、クライアントや代理店の担当者の方に「ありがとう」とお礼を言われたり、キャンペーン終了後に打ち上げに誘って頂いたりすることがあって、そういう時に”喜んで頂けて良かったな”と思い嬉しかったですね。
一度利用して頂いたクライアントから「次のキャンペーンでも利用したい」とお声掛け頂く事が多いのですが、他のベンダーも沢山いる中でまた選んで頂いたという事なので本当に嬉しいですしやりがいを感じます。

慣れるまで苦労したのは、同時期に複数案件が重なる時ですかね。
ユニークビジョンでは特定のメンバーに業務が集中しないよう、週次でメンバーの業務量確認をし、業務量の均等化を図っているので大きな負担が掛かるということは無いのですが、入社したての頃は自分なりの仕事の動かし方の型が定まらず苦労したのを覚えています。
今はディレクターの人数も増えましたし、1人あたり多い時で週に随時3~5案件位動かしているイメージですかね。周囲のサポートもありますし、大きな負担になる件数ではないかと思います。

慣れるまで大変というのはありますが、失敗を恐れずに働ける環境だと思うので、成長意欲が高い人にはユニークビジョンはすごく良い環境だと思いますね。
ミスやトラブルが起こらないように慎重に仕事を進めるのは当たり前の事ですが、もし万が一トラブルが起こった場合、絶対に責められたりしません。誰が悪いというような議論をする前に、クライアントやユーザーに迷惑が掛からないようにということを第一に考え、みんなで協力して解決に向けて努力するという環境ですね。”叱られたらどうしよう、ミスしたら叱られる…”などと委縮して挑戦出来ないのはもったいないという価値観を持っている会社です。

ー具体的にどんな案件を担当されるのですか?

クライアントの業種やキャンペーンの内容などは本当に多岐に渡りますが、いくつかの事例をユニークビジョンのケーススタディで紹介していますので、是非ご覧頂ければと思います。

僕が最近担当させていただいた案件はこちらです。

スマートフォン用アプリゲーム『アズールレーン』2周年記念企画『アズきゅん2』でBelugaチャットボットを活用

ゲームの企業様の案件で、Twitter DM機能を活用したチャットボット企画です。チャットボットでもゲーム同様、ユーザーに楽しんでいただけるよう、会話設定や使用する画像など細部までこだわり、最後までクライアントの担当者様、Twitter Asia Pacificの担当者様と本当に細かなコミュニケーションを取りながら成功に向けて準備を進めました。結果、ユーザーの反響も大きく、キャンペーンとしても大きな盛り上がりを見せ、大変ご満足いただく結果となりました。

この案件に限らず、Belugaをご利用いただくクライアントは各業界をリードする企業様が多いので、関わるキャンペーンの規模が大きく、キャンペーン動向が嫌でも目に入ってきます。自分が関わったものが形になって実際に世の中の沢山の人の目に触れるという事も大きな誇りですし、頑張らなくてはというモチベーションにも繋がります。

マーケティングの第一線で活躍される方々と肩を並べて働くので、都度学びもとても多いです。

ーディレクター職に興味をお持ちの方に向けて、メッセージをお願いします。

ユニークビジョンのサービスは、手前味噌ですが営業担当がいないのにクライアントからの案件の相談がひっきりなしに来るほどご注目頂いています。そんなサービスに関わり働けるというのは大きなやりがいを感じますし、会社の規模が小さいので自分の影響力がとても大きい事がすごく面白いですね。

僕は、ディレクター業務以外にも、ワーキング・グループで広報の担当をしているのですが、ずっとやってみたかった仕事なのでそれを担当させてもらえていることもとても嬉しいです。
広報未経験でしたが、プレスリリースの配信やイベント出展の担当など挑戦させてもらっています。

入社3年目で色々な仕事を経験させてもらいましたが、まだまだ自分で自信を持って”成長した!”と言える部分が少ないので、更に挑戦の機会を増やし、成長を目指していきたいと思っています。

ディレクター経験者の方はもちろん、未経験の方でも
・人と話すのが好きな人
・相手の意図を汲み取り、先回りして考えることが出来る人
・SNSが好きな人
・今後幅広くマーケティングに関わっていきたい人
はご活躍いただける環境かと思います。是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

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【仕事紹介】システム開発・開発ディレクション経験を活かす!ユニークビジョンのディレクター職とは?

2020.08.31

\こんにちは。Belugaです! /

有名企業のマーケティングキャンペーンを支える、ディレクター職を深堀り!に続き、今回もディレクター職についてご紹介させていただきます。今回は、”ユニークビジョンのディレクターとしてご活躍いただくにあたり、必須のスキルは何か?”という事にスポットをあててインタビューしてみたいと思います。

昨年10月に入社した、十河 利充に聞きました。

ーこれまでの経歴について教えてください。

新卒で大手SIerに入社。7年間、コンサルタント(プログラマー)からマネージャーと様々なポジションを経験しました。その後、人材サービス企業の事業立ち上げ責任者、SIerでの営業部長を経て、ユニークビジョンに入社しました。

時代背景もありますが、かなり仕事一筋でやってきましたね。(笑)

1社目の会社では、7年間で大小合わせて10件ほどのプロジェクトを担当しました。大きなプロジェクトになると3~4年掛かることもざらにあるので、ある時ふと「この先あと10年働いても3つ位しかプロジェクトに関われないのか」と思い、よりスピード感のある環境で自分の力を試してみたいと転職を決めました。

2社目は人材サービス会社でwebサービスの立ち上げ責任者として、当時盛り上がりを見せていたシステムのクラウド化を実現すべく入社しました。立ち上げから事業が単月黒字化し、安定性も見えたのを機に、また新たな経験を積みたいと思い3社目への転職を決めました。

3社目はSIerにディレクターとして入社し、営業部長や管理業務も経験しました。それまでの会社同様、日々の仕事はやりがいもありましたし、とても面白かったのですが、SIer➔自社サービス➔SIerと経験してきた中で「やっぱり自社サービスの会社で、自分でやりたい事を事業に反映させたい!」と強く思うようになり、ユニークビジョンへの入社を決めました。

ー入社されてみていかがですか?

すごく仕事しやすい環境ですね。自分の性に合うというか。
“OPEN & FLAT”を掲げていますが、その通り、良い形でフラットな組織づくりをしようと努力している空気感がありますし、それにメンバーも賛同していて、全員で同じ方向を向いて働けている感じがします。

フラットな環境って、ベンチャーの様な組織だと、トップの独断で物事を決めるなんてこともありがちかなと思うのですが、ユニークビジョンはそういうところが無く、重要な意思決定の際には経営陣がきちんと話し合って、冷静に合理的な判断をするという印象がありますね。”真っ当”で良いと思います。

ーユニークビジョンのディレクターに必要なスキル・スタンスについて教えてください?

まず、スタンスに関して。先にも触れましたが、ユニークビジョンは、”自社サービス”を展開している会社で、これは働く環境を選ぶうえでの大きなポイントだと思います。私はこれまで、SIer、自社サービスの両方を経験していますが、”自社サービスかそうでないか”で仕事を進めるうえでのアプローチの仕方や心構えなどが大きく変わってくるので、自分がどんなスタンスで働きたいかによってどちらかを選ぶと良いと思います。

あくまで私の考えですが、SIerで働く場合、最終的な決定権は大体クライアントが持っているので、極端な話、クライアントの要望通り受け身でやっていても問題は起こらないという事が言えると思います。その一方、自社サービスの会社は、自分達で答えを出さなければならないので、ディレクターやエンジニアなど職種を問わず、能動的に動けなければいけないと思います。

私は、後者の環境が自分にとってより面白い環境だと感じ、今に至っています。
「サービスをより良くしたい」とか、「サービスを向上させるために、自分自身も日々研鑽を積みたい」という向上心がある人にとってはすごく面白い環境だと思いますね。

今現在、自社サービスで働いている方はもちろん、SIerで「自分の意見やアイディアを形にしてみたい」とか「決められたものを決められた通り動かすのではなく、より主体性を持って働いてみたい」と思っている人にはユニークビジョンはピッタリの環境なのではないかと思います。

スキルに関しては、なかなか言語化するのは難しいなぁと思うのですが、まず第一に「コミュニケーション能力」の高さは必須だと思います。これはどんな仕事でも大切な要素だと思いますが、特にユニークビジョンのディレクター職は、クライアント・エンジニア両方との折衝が発生するため重要だと考えます。

クライアントが重視するマーケティング・キャンペーンの話を十分理解したうえで、どのような形でそれをシステムに反映していくのかを技術的な視点を持って社内のエンジニアと会話する、というのが業務の中で重要な位置を占めます。双方の間に入り、橋渡し役として上手に進行していかなければなりません。
相手に気持ちよく動いてもらうために配慮出来たり、クライアントが想像する以上のクオリティでお返し出来るよう私も日々努力しています。また、細かいですが、仕様や決定事項を共有する際は、曖昧な部分が無いよう情報を明確に伝えられることも意識しています。

今担当している業務を通じて私が必要だと感じるのは、SEやプログラマーなどシステム開発のディレクション経験、もしくは開発経験ですね。前職でのエンジニアリング経験があったおかげで、それをベースにスムーズに業務に入ることが出来ました。
ただ、ユニークビジョンは今後も成長の余地がまだまだある会社で、事業の幅を広げたり、形が変わっていったりという可能性が十分あると思います。ですので、上記の様な経験にとらわれず、色々なスキルを持った方に集まって頂けたらなと思います。

また、ユニークビジョンはSNSマーケティングツールを提供する会社なので
・SNSが好き
・マーケティングに興味がある
・最新の技術に触れて働きたい
・スピード感のある環境でどんどん成長していきたい

という方には是非ジョインしていただきたいですね!

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