技術力を活かして新しいことに挑戦し、自分たちならではの「付加価値」を追求。

2019.03.02

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。今回は、執行役員でディレクターの林 建二に話を聞きました。学生時代から旅好きだった林は、大学卒業後も旅や興味を持ったことに取り組む日々を過ごし、制作会社への勤務を経てユニークビジョンに入社。現在は主にBelugaの担当をしています。ディレクターとしての仕事のやりがいやユニークビジョンが大切にしていることなどを語ってもらいました。

「就活しない」と決めた学生時代。自分のアンテナを頼りにひたすら好きなことに没頭

私は情報系の大学の工学部に在籍し、プログラマーやエンジニアを志す人が多い環境で学生時代を過ごしました。しかし、当時そういったものにあまり興味が持てず、それよりももっと好きだった旅などに時間を費やす日々を過ごしました。なんとなく自分には合ってないなと感じていたのが理由で就活はしたくないと思うようになり、親にも「就活はしないよ」なんて話していたのですが、大学卒業後の数年間はその宣言通り、就活せずに旅をしたり、興味があることに没頭していました。

そんな生活を少し続けた後、それまでとは違った形で社会との接点を持ってみたいという気持ちが芽生え、学生時代に学んだ知識を活かせるサポートセンターやインフラ系企業の仕事などIT系の職種を非正規で経験してみることにしました。就活自体は絶対したくないと思っていたのですが、働くことに対しては抵抗が無かったので、いざ社会に出て働いてみるととても面白く、本腰を入れて働いてみたいと思い制作会社への就職を決めました。その会社には新規事業の立ち上げメンバーとして入社し、職種にとらわれず色々なことを経験することができました。仕事はとても楽しかったのですが、家業の手伝いのために地元に戻らなければならなくなったため、5年ほど勤めた時点で退職しました。1年位手伝いをし、実家が落ち着いたのでまた東京に戻り、出会ったのがユニークビジョンです。

言われた資料通りに開発して納品して終わり、という仕事の仕方ではなくお客様の立場に立ち、時にはダメ出しすることも

東京に戻り、どんな仕事をしようかなと考えていた時、前職のような仕事も良いけれどもともとネットが大好きだしwebも好きだし、せっかくなら技術力のある会社で働いてみたら面白いんじゃないかなと思い技術力の高い会社を探し始め見つけたのがユニークビジョンでした。

前職の会社もアプリ開発をしたりなど制作以外にも積極的に挑戦する会社ではあったのですが、自社にエンジニアがいなかったためデザイン以外はほとんど外注で。そうなるとちょっとスピードも遅くなったりして、技術者がいるところ、技術に強いところは必須だよなと思って技術力にこだわって会社選びをしていました。

縁あって、ユニークビジョンにディレクターとして採用され、私の場合は色々なことを経験してきたところが強みだったのでそれを活かしてエンジニアの仕事以外はほとんど何でも担当するような感じでこれまでやってきました。入社も会社を立ち上げてから9番目だったので余計にやれることは多くて、大企業に興味がなかったので「色々できて楽しそう!」と感じて働き始めたのを覚えています。

今はディレクターとして大きく2つ担当しています。

1つは、自社サービスの「Beluga」(https://beluga.uniquevision.co.jp/)の担当。もう1つは、受託開発の担当になります。以前はfacebook運用のコンサルティングなんかもやっていましたが、最近は主にこの2つの担当をしています。

Beluga担当の面白いところは、自社事業なので何でも自由に考えられるところですね。新技術なども積極的に取り入れていけたりなど新しい挑戦も出来るのが良いです。それに、成果が直結しているのでわかりやすいのも面白いと思っています。

受託は、世の中で良くある下請けの下請け・・・とかいう感じではなく、うちの場合はクライアントの担当者と直に話をして進める仕事がほとんどなのでそれが本当に楽しいですね。言われた資料通りに開発して納品して終わり、という仕事の仕方ではなくお客様の立場に立ち、自分もそのプロジェクトの一員として関わって、先方の話を聞いて時にはダメ出しをしたり。これはこうしたほうが良いとか、そもそもの目的を確認してその目的を果たすために何が必要かということを常に考えて近い目線で考える様にしています。

表面的にはお客様の要望通りのものを作ってもいざ使ってみたら使いづらいとか、思っていたものと違う、などとガッカリされたりしたら意味無いですからね。サラリーマンエンジニアとかサラリーマンディレクターじゃないけれど、日々言われたことを言われた通りに淡々と進めることが好きな人にとっては大変な環境かもしれませんが、主体性を持って取り組みたい人にとってはやりがいがあって面白い環境だと私は思いますね。

自分たちならではの「付加価値」は何か。毎回ベストを尽くし、クライアントの期待以上のものを作る

私たちはクライアントに言われたものを言われた通りに作りません。クライアントに依頼されるままで作業しているだけだったら、他社と何も差別化できません。結局、金額で比較されることになってしまう。自分たちならではの付加価値を付けたいといつも思っています。極端な言い方かもしれませんが「高額でも結果的に発注してよかった」と相手に思ってもらえるような仕事をしたいですね。

毎回クライアントの期待に応えるだけにとどまらず、期待以上のものをお返しするのは簡単なことではありませんが、毎回新たな気持ちでベストを尽くせるよう頑張っています。本当に難しい案件に直面することもありますが、ユニークビジョンは困っていたら誰かが教えてくれたり一緒に考えてくれたり、サポートがある会社なのでそんな時でも不安無く挑戦できる安心感がありますね。

個人としての成果ももちろんですが、どちらかと言うとチームとしての成果を大切にしている会社なのでそういうサポートが自然と生まれるのだと思います。挑戦が無いと成長しないですからね。みんなで協力し合いながら日々成長すべく新たな挑戦をしています。

私はあえて自分の具体的な目標は決めていません。この業界の動きは早いので、その時々状況をみてやりがいを感じたところに向かっていけたらいいなと思っています。ただ、基本的に技術が無ければ何も出来ないし何も作れないと思っているので絶対的に重要な要素だと思っています。なので、新しい技術を習得したらそれを活用して新しいことに出来るだけ挑戦していけたらいいなと思っています。

保守的な会社だと難しいかもしれませんが、そういう意味ではユニークビジョンは新しい技術をどんどん取り入れることを大切に考える会社なので、そのための環境作りには力を入れていて挑戦していくことが出来ると思います。それと、今あるツール(Beluga)を国内有数のツールに成長させていけたらなと思っています。主要なナショナルクライアントや代理店から「ユニークビジョンのBelugaを使いたいね」と何かやる際にまず先に名前をあげてもらえるようなものにしたいですね。今後どんなものが出てくるのか、マーケットの兆しを敏感にキャッチし何かまた新しいことが出来たら楽しいなと思っています。

これからは技術がある会社が面白い!高い技術力を活かして新しいことに挑戦していける環境でさらなる成長を目指す

今、転職を考えていらっしゃる方にお話したいのは、ユニークビジョンは向上心がある方にはすごく面白い会社だということ。それとやっぱり技術力をウリにしている会社なので、技術が大切だと思っている人、webが好き、インターネットが好きとかという人にも楽しい環境だと思います。技術好きの優秀なメンバーが集まっているので、そういった人たちがそれぞれがキャッチした新しい情報を集結してユニークビジョンという会社の力になっていると思っています。技術力があればやれることが増えますし、それを活かして他には無い新しい取り組みにも挑戦出来ると思います。これからは技術があればもっともっと面白くなる時代じゃないですかね。私はそう考えています。

技術が好き!最先端の技術を活かして世の中に面白いサービスを提供してみたい!そんな方は是非一度会社の雰囲気を見に遊びにいらしてみてください。

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広告代理店→流通からの転職。クライアントの要望を叶えるのではなく、常にそれ以上を目指す。

2019.03.01

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。今回は、ディレクターの宮川 了に話を聞きました。

大学卒業後、3社で経験を積み、現在はBelugaキャンペーン、Belugaキャンペーン開発を担当している宮川。ディレクターとしてのこれまでと、これからやりたいことについて語ってもらいました。

様々な「ジレンマ」に直面した前職時代

広告代理店時代は、食品会社や映画配給会社などのクライアントに対し新商品のプロモーションや販促物の企画提案をする営業担当として活動していました。当時、仕事にやりがいを感じてはいたものの、代理店という性質上、どんなにいい提案をしても他社と金額で比較されるのを避けられない局面があったり、介在価値を上げようと努力しても限界を感じる事がありました。そこで、予算を潤沢に持っている事業会社に行けばもっと自分がやりたいことを実現できるのではと思い事業会社への転職を決意しました。

しかし、期待に胸を膨らませ転職したものの、今度は違った部分で限界を感じることに。大きな会社だったので予算が潤沢にありダイナミックな仕事に関わることが出来たのですが、稟議を通すのに時間が掛かってしまったり、システムが大きいため小さな改修でも予算や時間が掛かったりと、大企業では当たり前のことなのですが、そういう環境に初めて身を置くことで「もっとスピーディーに動けるような環境だったら、もっと面白いことをたくさん仕掛けられるのでは」と再び転職を考えるようになりました。

「スピード感を持って働ける。技術力を活かし、色々なものが作れる。」ユニークビジョンで自分の力を試してみたい

転職を思い立ち、それまでの仕事の中で感じたことを率直に転職エージェントに伝えたところ、ユニークビジョンを紹介されました。スピード感を持って働きたいという気持ちが強かった私にとって、まだ組織が大きくなく、フラットな環境で率直にメンバー同士の意見交換が行われる点が魅力的に感じられたのと高い技術力を持っているという点で「面白いことをたくさん実現できるのでは」と思い入社を決めました。

実際に入社してみて、会社の雰囲気や仕事内容は当時イメージしていた通りでギャップは感じていません。むしろ、思っていた以上に組織の風通しもよく、変なしがらみや会社ならではの派閥などが無いので余計なことに気を取られず気持ちよく仕事に集中できています。

「どうしたら実現できるのか?」を様々な人の間に立って考える日々

今、私が担当しているのは、Belugaキャンペーンのディレクションです。基本的には代理店やクライアントとエンジニアの間に入ってキャンペーン開始までの一連の流れの指揮をとる役割を担っています。決まったものをただ納品するという仕事ではなく、企画の段階から関わり、クライアントがキャンペーンで設定している目標を達成するためにどんな仕立てにしたら良いのかなど一緒に考えていくのが私の役割です。毎回、案件ごとに「どんな成果を出したいのか」「そのためにどんなキャンペーンに仕立てたら良いのか」を代理店やクライアントに寄り添いじっくり考えていくのでキャンペーン終了後に成果が出たという話をいただけると頑張ってよかったなと大きなやりがいを感じます。

Belugaキャンペーンは他社と比較して対応できる事が多いのが特徴ですが、そのため高い技術力やディレクション力が求められます。基本的な運用だけでもクライアントとのやりとりが複雑で苦労することも多いのですが、難易度が高い要望にも対応できるという点に期待してご発注くださるクライアントも多いため、新たな課題に挑戦する日々だったりします。ディレクターとしてはなかなか大変ではありますが、「どうしたら実現できるのだろうか?」と、エンジニアと議論を重ねクライアントの期待に応えられるよう努力しています。

少し前に大手飲料メーカーのAIを活用したキャンペーンの担当をしたのですが、あれは苦労しました。一見簡単なような要望だったのですが、これまで使ったことが無い仕組みをいくつも使ってクライアントの要望を形にするというものでした。未経験の技術を使うため、通常であればもしかしたら「できません」とお返しすることもあるかもしれないような内容でしたがクライアントの要望をなんとか形にしたいという一心でエンジニアと試行錯誤を繰り返し、無事に納品することができました。苦労も多かったですが、クライアントに満足していただけただけでなく業界でも話題になり本当に嬉しかったです。この案件の様に、ユニークビジョンでは一見難しそうな取り組みも「よし、やってみよう!」とみんなで一丸となって取り組む社風があるので毎回クライアントの期待以上のものをお返しすることにつながり、次の案件のご発注がいただけるという良いサイクルができています。

チームで成果を目指す。フラットで働きやすい環境。

ユニークビジョンは変わった人が多いですね。(笑)悪い意味では無くて、みんな変に他人に干渉したり群れたりすることが無くニュートラルな感じでとても仕事がしやすいです。以前は大きな会社にいたのでそういうことで悩むこともありましたが、今はそういった悩みが一切なく気持ちよく仕事ができています。仕事で何か問題が発生しても、誰かのせいにしたりすることも無くチームでフォローし合うというスタンスでみんな動いているので私はすごく良いと思っています。

それと、今、開発のリーダーを任せてもらっているのですが、実はユニークビジョンに転職するまでシステムまわりの知識を深める機会があまり無かったので、そういった私に新しいことに挑戦する機会を提供してもらえたのもありがたいなと思っています。まだその期待に十分応えきれていないのですが、いずれもっと成長して良いプロダクトや良いプロジェクトを作ることで恩返しできたらいいですね。

転職してもうすぐ1年経つのですが、入社前から比較して成長できているのか正直まだ分かりません。日々の業務を無我夢中でやるような日々できちんと自身について振り返れていないという状況ですが、この1年で1つ大切なことに気付けたのが私にとって収穫だったのかなと思っています。前職の経験でシステムまわりの知識はある程度あるほうかと思っていましたが、ユニークビジョンで働くようになって全然知識がない、「知らない」ことに気付けました。これをネガティブにとらえるのではなく、30代半ばにして前向きに「更に成長の幅が広げられた、白地が増えた」と捉えまた新たな目標ができたという気持ちでいます。これからも色々なことを吸収してどんどん成長していけたらと思っています。

この記事を読んでくださっている方の中で、働く場所として、ユニークビジョンを検討されている方がいらっしゃったら是非一度会社の雰囲気を見に遊びにいらしてみてください。

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