コミュニケーションを大切に、人と人との相乗効果でより良いサービスを生み出す働き方を求めて

2022.02.08

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのエンジニアとして活躍している中村 遥に話を聞きました。

未経験からエンジニア、未経験からweb業界、「モノづくり」を求めて新しいことに挑戦

ユニークビジョンに入社する前は、新卒で入社した500名ほどの規模のSIerで働いていました。下請けの仕事が多い会社ではありましたが、僕は3,4人で構成された社内ベンチャーのチームにアサインされて、自社のBtoBパッケージ製品の開発をしていました。携わっていたのは工場の生産ラインに部品を供給していくためのフォークリフトの動きを可視化する仕組みで、実際にお客様先に足を運んでヒアリングもしましたし、設計、開発、テスト、またお客様先に行って見てもらう…という風に、全部やっていましたね。

もともとは生物系の大学で修士まで行っていたのですが、博士課程に進んだり研究職についたりという道ではなく、モノづくりに関わりたいと思って就職を選びました。生物に興味を持ち始めて大学の専攻を決める前からコンピューターは好きだったので、特段経験はありませんでしたがこれを仕事にできたらと思っていたんです。
研修が長くてしっかりしているという観点で最初の会社を選び、半年間の座学や仕事の中でも沢山学んで来れました。この会社ではエンジニアもしつつお客様先にも行くという働き方でしたが、使っている人の声を聞くと実際に必要とされていると感じられるのでうれしかったですね。
求められた機能を作って喜んでもらえると、漠然と「モノづくりがしたい」と思っていた自分はこういった仕事をやりたかったんだなと実感できました。

ただ自社サービスの開発というのは自分に合っていたものの、この会社で自社サービスを作っていたのは僕たちのチームだけだったため、何を始めるにもノウハウが無かったんです。もちろんその分やりがいはありますが、それが本当に正しいのかもわからない状態で続けていくのは難しく、とても大変でした。
そんな時、広い世界の中で何でもできてエネルギーの高いWeb業界に興味を持ち始めていたので、思い切ってWebの自社サービスを開発する会社への転職に踏み切りました。Web業界への転職にあたっては、解いたプログラミング問題がそのまま転職活動のアピールになるサービスを使って勉強していましたね。数問解いたところですぐに何社かスカウトが来たので、Web業界の情報収集や、実際にその現場で働く人と話してみたいという目的でカジュアル面談をいくつか受けていました。

その時のユニークビジョンはまだ今の半分以下の20名弱しかいなかったのですが、面接で代表の白圡と話した中で、この先会社をどうしていきたいといったビジョンがとてもしっかりしている印象を受けました。当時のユニークビジョンは受託開発の割合もそれなりにありましたが、そこから自社サービスのみに切り替えていこうとしているところで、自分の考えていたことと繋がるものを感じて入社を決めました。
あとは、その時から既にTwitter事業での強みを持っていたことも魅力的でしたね。Webの業界は差別化が難しいので、会社全体として技術的に強みとなるものを持っているのは純粋にすごいなと思いましたし、500人規模から20人規模への転職でもユニークビジョンにはそこまで不安はなかったです。

人との関わり・サービスとの関わりを深めていく働き方が好き

ユニークビジョンに入社して最初は、SNS総合管理ツールBelugaのリニューアルプロジェクトで最初の設計段階から収束まで足掛け3年携わり、その後はBelugaの新機能開発をしていました。
社内でコードレビューの制度が整ってきた段階で各チームにレビュアーを置こうとなった時には、長くBelugaにいて一番仕様を把握していたこともあり、Belugaチームのレビュアーになりました。その後のプロジェクトでもレビュアーを続けています。プロジェクト立ち上げ・設計の段階から入ることが多いので、コーディングだけでなく仕様的なレビューを行うことも多いですね。

去年からはLINE上でキャンペーンを行う仕組みのBelugaキャンペーンfor LINEにて、キャンペーン結果を閲覧できるダッシュボード部分の立ち上げと開発に入りました。その後は現在に至るまで、本体部分の機能追加や実際のキャンペーン対応などを行っています。
去年の後半からはそれに並行して、「ユニークビジョンで複数回案件を実施する」ということに付加価値を生み出すCRM(顧客関係管理)や、「案件ごとの運用コストを抑える」というメリットをユニークビジョン・お客様の双方にもたらすCMS(コンテンツ管理システム)サービスの立ち上げにも関わっています。

最初のBelugaで設計段階から最後まで関わらせてもらえたのはタイミング的なことも大きいですが、その中でいろいろな経験をしたのでそれを他のサービスにも生かしていきたいという思いがあり、ユニークビジョンのエンジニアの中ではかなり早い段階からプロジェクトに関わる存在になっていますね。 一口にエンジニアといっても色々な働き方があるかと思いますが、僕は自分が関わって決めた仕様が形になって、それを使ってもらうところを見ることができて…というところにやりがいを感じるので、ひたすらコーディングをしているよりも今の働き方が好きなんです。

設計は難しいですがコーディングよりも広い範囲の仕事ができますし、よりそのサービスを深く知っていけるのが魅力的ですね。Belugaでは設計が上手くいかず、その後の開発も含めて長く時間がかかってしまったという背景がありました。当然ですが設計の善し悪しはそのままプロジェクトの進行に影響を与えるので、それだけやりがいも大きいですし、学ぶことが多いです。

この働き方をしていると、サービスで何を実現するかというところからPMやディレクターと議論したり、時には実際に必要としているお客様と会話する機会を設けてもらったり、他のプロジェクトでも関係する人たちと話してみたりと、沢山の人と関わります。 設計はコーディングよりも周りの人たちとのコミュニケーションが必要になってくるフェーズですが、それが自分に合っていると感じますし、常に全体像を明確に持ちながら進められる仕事は楽しいです。前職でもお客様とよく話しながら進めていましたが、モノづくりというのはそういう仕事かなと思っています。

1エンジニアとして開発するにあたっては、なんでこれが必要なのか、何のための機能なのか、ということはとても考えますね。エンジニアがサービスに関わる上で決めないといけないことは、画面の見た目、データの持ち方など様々ありますが、そういったものは各々の好みで決めるものではありません。どういう人がどういう業務、どういう思考の流れで使うものなのかというのは出来る限り考えるように意識しています。
キャンペーンであれば、作ったものを提供するユニークビジョンのディレクター、使ってもらうお客様、そして参加してくれる一般の方々と、いろんな人たちのやり取りのを繋ぐものなので、いろんな立場に立って考えることが大事だと思っています。

現在はキャンペーンの案件対応業務にあたっていますが、今までユニークビジョンでやってきた仕事とはかなり異なっています。どちらかといえば、前職での経験に近いですね。
お客様と会議やslackでやり取りを重ね、お客様が何をしたくてユニークビジョンは何ができるのかというところを常に判断しながら進めていきます。安心して進めてもらえるベストなキャンペーンを実現するためにはこちらから曖昧な部分は残せないですし、ディレクターを挟む挟まないに関わらずお客様と対面するからこその緊張感があります。

Belugaのようにすべてユニークビジョンの中で考えながら作っていく開発色の強いものと、Belugaキャンペーンのようにどんどん変わる状況の中で対応していく運用に手を動かし続けるものと、どちらもできるのはユニークビジョンの面白いところですね。 ユニークビジョンで作っているものは現在すべて自社サービスなので、いろんなサービスをその時々で作っていけるのは働き方としてとてもいいなと思います。

ユニークビジョンは技術でお客様の要望を解決していくので、お客様がより良いキャンペーンにしていくために実現したいということは極力叶えられるよう動きますし、それが開発などの途中段階であっても随時対応していけるのはユニークビジョンの強みです。本当にすごいお客様ばかりですし案件も錚々たるものばかりなので、上手くいけばかなり面白くて影響力も高いキャンペーンになるだろうなという案件が多く、とても身が引き締まる思いです。

ユニークビジョンはTwitter社のTwitter Marketing Partnerに選定していただいていますが、Twitterに関わる技術的な部分で困ることはそうそう無いですね。入社前にも感じていましたが、これはとても大きな強みだと感じています。 今僕がメインで担当しているのはLINE側で、こちらはまだまだ大変なところもありますが、案件をたくさんいただいていくにつれてTwitter側と同じくらいまでの強みに持っていける感覚は十分にあります。

何か困ったときはいろんな人に聞いて最善策を探すことが多いですが、みんな自分が持っている技術をもったいぶらずオープンに教えてくれます。
去年、社内の有志によってプロジェクト横断で使用できるコマンド群が開発されたのですが、通常業務をこなしつつそのように各々の活動も進めていくのは、これまで経験してきた環境と比べてもかなり顕著に感じています。前職の時はみんな余力がなかったのかそういうことが全くなかったので、今の環境には技術的な活発さを感じますね。

ただ、ユニークビジョンは業界をリードしているからこそ、新しいものをリリースすればするほど難しくなっていく立場にあります。この状態でうまく生き続けるには、会社の中で何人かだけが特別仕組みに詳しくある状態ではなく、バランスを保たないといけません。 実は技術的に属人化してしまっている部分も現状では存在していて、そこは今後を考える上で解決しないといけない課題だと感じています。

会社としてのコミュニケーションを向上して、最大限に力を発揮できる環境づくり

ユニークビジョン特有の取り組みとして、部署がない代わりにプロジェクト以外の仕事をそれぞれが担う「ワーキンググループ」という働き方があり、その中で僕はコミュニケーションチームに参加しています。 最初は別のメンバーが社内の連絡ツール導入を推進するために作っていたチームを引き継いで、社内のコミュニケーション改善に取り組んでいます。

コミュニケーションという言葉の意味は広いですが、会社としてコミュニケーションに求められることは、会社という大きな人の集まりの中で一人ひとりの力を真に発揮できる状態にもっていくことだと思っています。何人かの人が集まった時、1+1は2に満たないこともあれば、相乗効果で大きな力になることもあります。2にならなくても、一人では見えなかった景色が見えてくることもあります。コミュニケーションチームとしては、この1+1でできることを理想の状態に近づけていけるように動いています。

現在は毎月アンケートを実施して心理的安全性を調査したり、ソーシャルキャピタル、つまり社内の関係性の可視化を進めたりといったことを軸にして、それぞれの数値を改善するため、その時々で必要な施策を考えて取り組んでいます。 こういった要素は会社を進める中で置いて行かれてしまいがちですがとても大事なことなので、ただ施策を打つだけでなく考えていることもみんなに伝えて、コミュニケーションの重要性の啓蒙にも重きを置いています。

ユニークビジョンにはOPEN&FLATという指針があり、何においても決断が早く、それにより動きがとても早いです。何か新しくやりたいということだったり、プロジェクトの再編成だったり、人員配置も一週間前に告知されたものから変わっていたりします(笑) それは、その時々で最善が変わり、柔軟に対応していっているということなのだと思います。無駄にだらだらと同じことをするのではなく、その時必要なことに集中することができるのでとてもいいですね。
部署という概念もないので、会社全体で適材適所の配置ができるのは会社・個人双方に良い環境だと思います。ワーキンググループも強制ではなく、声をかけられたり希望者が手を上げたりして進めるチームですし、会社をこうしていきたいんだ!という気持ちがある人には実現しやすくて向いている環境です。

OPEN&FLATかつ50名ほどの今の規模感というのは、誰にでも話しかけやすくてプロジェクトを円滑に進めやすいですね。Belugaの開発をしていた時はリニューアル前の仕組みもあって完全な0からのスタートではなかったのですが、Belugaキャンペーンfor LINE以降では新しいことを決めないといけないことが増えつつも、やはり自分一人で完全に決められないことも沢山あります。上下関係や部署がなく、エンジニアとディレクターの隔たりもないユニークビジョンの環境では、いろんな人とざっくばらんに会話ができるのがありがたいです。

この状況をいかに維持していくかも、コミュニケーションチームの頑張りどころだなと感じています。今年からオフィスが移転して2倍の広さになり、コミュニケーションに良くも悪くも変化が生じています。会社規模自体の拡大も見越してのオフィス拡張なので、このタイミングはコミュニケーションの観点で転換期なのかもしれないと感じています。

コミュニケーション改善の一環…というわけではないですが(笑)、個人的に登山が趣味で、会社のメンバーを募って時々山登りに行っています。
同じ体験を共有すると自然と仲良くなりますし、普段の仕事では見られないメンバーの一面が見られたり、プロジェクトではあまり関わり合いのないメンバーと交流出来たりして、とても有意義だと感じています。回を重ねるごとにメンバーが増えてきているので、もっといろんな人に参加してもらえたら嬉しいですね!

個々にリーダーシップを発揮し、巻き込みあって新しいものを作っていきたい

ユニークビジョンに入社した時から、アサインされたプロジェクトではそれぞれ最初から最後まで関わらせてもらっていますが、安心して0から100まで任せられて、このプロジェクトといえば中村遥が頑張っていたよね、と認識されるくらいの存在になりたいなと思っています。
一人でできることは限られているのでうまく周りを巻き込みながら、関わるメンバーにとって新しいことができて、サービスとしても今までにないものが作れたら最高ですね!
会社もますます大きくなっていく段階ですが、チームメンバーだけでなく社内のいろんな人としっかり繋がりを持っていられる人でありたいです。社内の誰にでもすぐに相談に行けて、自分にも気軽に来てもらえる状態でいたいです。

気が付いたら僕ももう古株の方になっていて、OPEN&FLATを掲げる会社ではあるものの先輩と言われる立ち位置ではあるので、若手エンジニアに与えうる影響も考えるようになってきています。
見られる側の立場として、自然と模範になれたらと思って意識して仕事を進めているところはありますね。困っているときに、技術のことでも仕事のことでもなくても、相談相手になれる人でありたいと思っています。

ユニークビジョンで大事にしているOPEN&FLATという考えにおいて、FLATな会社でいられる最大は100人ほどだと聞いています。なのでそれくらいの規模感にはすぐに達していくのだと思いますが、その規模になってもみんなの気持ちにムラがなく、同じくらいの熱量を共有していける会社を目指したいですね。
動きが早くてどんどんサービスを作っていくベンチャーらしさは保ちつつも、業界をリードする存在であり続けたいと思っています。

短期的には、今関わっているBelugaキャンペーンfor LINEをBelugaキャンペーンと同じくらいにまで成長させたいです!CRMやCMSもそこに寄与できるサービスだと思うので、どちらも全力で推し進めていきます。

ユニークビジョンの環境にマッチする人は、会社の指針にもある通り、リーダーシップを持っている人です。個人的には、リーダーシップを個々が発揮するからこそ、OPEN&FLATな環境が成立すると思っています。
何かこうしていきたいという信念があって、それを周りに伝播したり共有したりして進めていける人と一緒に仕事をしていきたいです。想いがないのも困りますが、自分の信念だけでコミュニケーションなく突き進まれてしまっても、それは会社として1+1=2にならないと思っています。
個人個人ではなく、会社だからこそできることに取り組んでいきたいです。

一緒に話すことでお互いに気づきを得られたり、各々が持つ良い者が組み合わさることもあると思います。これはディレクターでもエンジニアでも変わらず共通して大事だと思っています。
ユニークビジョンには個性的なメンバーも多いですが、そういう意味では個性や特色の強い人と働けたら、刺激的で面白いですね!

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改善意欲の高いメンバーが集まる環境で、会社とサービスとエンジニアの将来に貢献する

2022.01.06

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのエンジニアとして活躍し、2021年の年間MVPにも選ばれた山本 一将に話を聞きました。

大手の組み込み開発から、新しい技術に触れるためweb開発中心のユニークビジョンへ転職

前職では、鉄道会社で組み込み・制御系のシステム開発を含む運行管理を行っていました。社会的なインパクトの大きい仕事ということはもちろんありますが、鉄道がどのように動いているのかという裏側が知れることや、大きなシステムを動かすこともとても面白かったです。
品質管理は本当にすごくて、それが全てとも言えるほどのものでした。ユニークビジョンでも品質にはかなり力を入れていますが、テストにかける期間や熱量はやはり人命が関わることもあり、文字通りけた違いでしたね。

ただ仕事の進め方には前時代的な部分も多く、それを改善しようとしているのは伝わってきましたし、何か言えば聞き入れてくれる会社ではあったのですが、なかなか流動的に変わっていける規模感ではなかったので変化はあまりなかったです。研究開発に関わらせてもらっていたので社内では比較的新しいことに触れられていたポジションではあったのかもしれませんが、30年くらい動いているシステムの保守や品質維持がメインの業務だったので、新しいものを作ったり新しい技術に触れたりしたいという気持ちが大きくなってきていました。6年ほど働いて、一通り経験できたかなというタイミングで転職を決意しました。

転職を考え始めたときに組み込み・制御のようなローレイヤーの部分ではなく、もっと広い世界を見てみようと思って本格的な転職活動ではなくいろんな会社を見ている段階のときに、ユニークビジョンに出会いましたね。
ユニークビジョンはSNSマーケティングの分野で主にweb系の開発をすることが多い会社ですが、僕はもともとSNSをよく触る方ではなかったですし、web系も興味はあったものの実務経験はない状態でした。なのでカジュアル面談で話した代表の白圡が何を言っているのか当時の自分には全然理解できなかったのですが、逆にそれが面白そうと思って入社を決めました!

一次選考のプログラミング試験の中ではある定義についてCTOの青柳とかなり議論になったのですが、入社試験でそのような事が起きたのは後にも先にも自分だけだと聞いています…その後の面談も、疲れ果ててヘロヘロになっていましたね(笑) さすがに落ちたと思っていたのですが、内定をもらって無事入社となりました。
個人的には、仕事とは別にコンピューター将棋もやっています。元々は大学で将棋のAIを研究していたのですが、卒業後も個人で開発を続け、2015年には世界コンピューター将棋選手権で9位まで行きました。

エンジニアの責務は十二分に果たしつつ、技術者倫理を順守するエンジニアでありたい

ユニークビジョンに入社して最初は、Twitter上で自動返信を行うキャンペーンを中心とした仕組みのBelugaキャンペーンのチームに在籍し、次はセルフサーブ型でお客様に事後抽選のキャンペーンを使っていただく機能などのあるBeluga簡単キャンペーンのチーム、そしてBelugaキャンペーンをLINE上で実施するBelugaキャンペーンfor LINEのチームと移ってきて、現在もこちらで開発にあたっています。
Beluga、Belugaキャンペーン、Belugaキャンペーンfor LINEは弊社の主要サービスとなっていますが、これら3つをすべて経験してきている人はほぼいないですね。

この中で一番長いのは、数年目になると思いますが現在も在籍しているBelugaキャンペーンforLINEです。このチームには最初から関わっていたわけではなく、LINEさんとの関係を強化し始めたくらいのタイミングで開発も強化していくということで、参加することになりました。LINEの案件は最近急速にお話が増えてきているところなのですが、最初の1年は数件ほどしか案件がなくて、開発は進めるもののなかなか使われない期間もありましたね。

業務としても1エンジニアとしても、作っているシステムはキャンペーンを動かすためのもので、どうやってお客様に使ってもらうのかをディレクターと一緒に考えながら、正しく理解・説明することは強く意識しています。
僕はエンジニアとして、「技術者倫理」というものを大事にしています。エンジニアは専門職なので本気で他の職種の人をだまそうと思えば可能ですし、もっと簡単に作ることができるのに難しいものと偽ってしまうこともできます。ですが専門職の領域だからこそ真摯に責任を持ち、自分の専門分野に誇りをもって関わっていたいと思っています。

今はチームの中でも技術の判断をしたり、エンジニアから出てきた工数の妥当性をPLと相談したり、コードレビューを行って全体を見渡せるようにしたりなど、いわゆる開発リーダーとしての業務も行っています。
何を作るのかというところはディレクターと一緒に考えますが、どう作っていくのかというところはエンジニアがきちんと考えていかないといけない領域です。今作ろうとしているこの機能だけ満たせれば、というだけの思いで作っていると先々で手を加えることが大変になってしまうので、システムが今後どう維持されていくのかということも考えながら開発しています。

1エンジニアではありますが開発リーダーとして、関わるサービスの成長や他のメンバーのことも考慮して全体を見たときに整合性が取れるように、技術的なところはすべて関わるようにしていますね。山本一将がいれば開発側は大丈夫だな、と思ってもらえるように仕事をしているつもりです。

言語、構造、勉強会、レビューと様々な角度からユニークビジョン全体の技術力向上を目指す

僕はメインの開発業務以外に、ワーキンググループにもいくつか参加しています。現在参加しているのは、エンジニア勉強会、開発方法論、SQLユーザーグループ、レビュー改善の4つです。

エンジニア勉強会のワーキンググループは、エンジニア全員参加で業務時間内に毎週行っている、勉強会の運営チームです。みんな業務をしながら日々勉強していますが、エンジニアの勉強はアウトプットをしてこそ身になってくると思いますし、勉強会は開発チームが異なるエンジニア間の技術的な交流の場にもなっています。
また、社内だけの勉強会ももちろん良いのですが内輪の話ばかりになりがちなので、最近は週一回の勉強会の中でも月に一度は社外向けの開催もしています。社外向け勉強会だとやはり普段より緊張感があるので、インプットの質もアウトプットの質も上がると感じています。勉強会で発表したことは出せる限りではQiitaにも掲載してもらっているのと、12月にはエンジニア全員でアドベントカレンダーも書いているので、ユニークビジョンとして世に出しているコンテンツ量も増えてきていますね。

開発方法論のワーキンググループでは、特定の言語にフォーカスするのではなく、会社全体の開発スキルを向上させるためにもっと抽象的な部分から議論をしていきます。ユニークビジョンでは常にベストな開発手法を目指していますが、それでも品質が上がりづらかったり現状に即していなかったりした時には、手法自体を適宜見直すことで開発スピードの改善を行っています。最近では、システムを作るための構造自体をどのように決めていくべきなのかということを議論しています。
どのサービスでも開発を始めるときに構造をしっかり考えていますが、その時の議論は目に見える形で残っていないことが多いため、後から開発に参加した人がどうしてこの構造になっているのか分からないこともありました。それを明確に文書として残し、その議論の進め方のベースを決めることで、なるべくみんな同じ視点をもって開発に入れたらと思っています。

SQLユーザーグループは厳密にいうとワーキンググループに満たない有志の集まりみたいなものなのですが、こちらではSQLの知識をチーム横断で共有するための活動をしています。ユニークビジョンではSQLを使うことが多いのですがそのノウハウを共有することがあまりなかったので、みんなが躓きがち、苦しみがちなポイントを中心に、全社で知見を溜めていっています。SQLはサービスに関わらずどの開発チームでも使う技術なので、偏らず共有できるよう、SQLユーザーグループのメンバーが各開発チームに1人はいるようにしています。

レビュー改善のワーキンググループは、自分の中で今一番力を入れているところです。ユニークビジョンではコードレビューの文化をかなり重視しており、そのレビューがより意味のあるものになるようにと活動しているチームです。コードレビューはもちろん会社としての品質を担保するためという面が大きいですが、同時に教育的な側面も大きく持っています。
それもその時その時の学びだけでなく、若いエンジニアたちがこれからどんどん知識を吸収していくにあたって、正しい方向で身に着けていけるようにと考えてコードレビュー制度を大切にしています。ユニークビジョンではコードレビューを成長のためのツールとしてガンガン使ってもらえたらと思っているので、怒られてしまうとか怖いとかではなくカジュアルにコードレビューを受けて、みんなが良い知識をいろんな人から受け取っていけるように改善を続けています。

品質への意識を高く持ち、現状に満足しないところがユニークビジョンの技術的な強みに繋がっている

ユニークビジョンには、良いエンジニアが沢山います。現状のサービスで弱い部分を改善しようとしたときにしっかり話を聞いてくれることはもちろんですし、みんな改善しようと思ってくれているのがいいなと思います。おかしなやり方になってしまっているところがあっても今は問題ないからとそのまま進んでしまうのではなく、きちんと変えていかないとという意識があるエンジニアばかりです。ユニークビジョンの全てのサービスが品質的にとてつもなく優れたソースコードだけで作られているというわけではないのですが、エンジニアたちはそのままではいけないという思いを持っていて嬉しいです。

フロントエンドの領域に強みを持つエンジニアのおかげもあって、フロント側はすごく綺麗になってきています。元々フロント側はユニークビジョンの中でもなかなか統率が取れておらず酷い状態の時もあったのですが、先ほどのSQLユーザーグループのようにフロントでもユーザーグループを立てて改善を進めたことで、劇的に変わっていきました。今はとても良い状態ですがこれがまた段々と汚くなってしまうのではなく、改善意欲の高いユニークビジョンのエンジニアたちならこれからも改善し続けていってくれると思えることも嬉しいですね。

品質に対する意識の高さも、ユニークビジョンの大きなアピールポイントです。web系だと何かあってもすぐに直せてしまうこともあり、web業界というのは品質に対する意識の差異がとりわけ大きい業界だと思っています。その中でもユニークビジョンは意識をとても高く持っており、それはエンジニア一人ひとりがしっかり考えられているからだと思います。
きちんとチェックを重ねて完全な状態で世に出すことはもちろんですが、戦略としては素早く作って世に出してからしっかり整えていくこともあるかと思います。どちらにしても、品質を気にしないで作るのではなく、より良い品質で使ってもらおうという意識がエンジニア一人ひとりにあるのとないのでは出来上がるサービスは全然違うものになります。その意識づけがしっかりとできる環境が、ユニークビジョンにはあると感じています。

そういったサービスとしての品質とは別に、コードの品質もかなり意識されています。動きはするものの、こんなコードではシステムに取り込めません!という品質的な下限もあるので、それはコードレビューの際にきちんと指摘されます。ですがコードレビューの一部として進め方の相談フェーズである「方針レビュー」もあるため、事前にきちんと話し合ってから着手できるのでそういったことは減っているのかなと思います。
サービスの品質とコードの品質は別物で、どちらに対しても意識できているのがベストです。お互いに無関係ではなく、コードの品質が保たれると新しいことにスピーディに取り組めますし、それによりサービスの品質にも繋がっていきます。

みんなの改善意欲によって、より良いものを作りやすい環境が整っていく

僕が入社してから見てきたユニークビジョンの変化で言うと、もともとCTOの青柳一人で行っていたレビューを分散させて、文化としてもかなり定着したことでしょうか。レビュアーが青柳一人だった時代は、1日1回はレビューに行くという決まりがありつつも行かない人もいましたし、世に出るコードのすべてがレビュアーの目を通したものかという保証は今ほどありませんでした。
そこから先述したレビュー改善ワーキンググループを中心にレビュー制度の改善と推進を行ったことで、今ではレビュアーが8人にも増えましたし、プロジェクトによってはコードレビューを受けないとコードが取り込まれないように仕組みを作っているところもあるくらい、ユニークビジョンでは当たり前に存在する文化として定着しました。

ユニークビジョンのレビューは、今や他社に比べてもカジュアルな存在だと思います。なんなら新しく入ってきた人の方がしっかりレビューを使っているように感じますね。新しい人でも気軽に相談しやすいというのは、エンジニアにとってとても良い環境だと思います。
今ではもちろん、CTOのコードも他のレビュアーが確認しています。書いた本人だけでなく他人の視点を入れた方がいいというのはCTOでも変わらないですし、そういったスキルの高い技術者のコードを見せていくことにも意味があると感じています。

あとは、以前は開発プロジェクトごとに独自の進め方やルールのような文化があったものを、「UVコマンド」という新しい規格で統一できてきていることも大きいですね。それまではプロジェクトを移ると文化ががらりと変わってしまったり、開発環境の立ち上げにおいてもそれぞれのやり方があったりしていたので、既存メンバーから口頭で教えてもらってReadmeをしっかり読み解いて、といった必要以上の手間が多かったんです。さらに様々なプロジェクトに関わってくるサービスの開発があった際、複数プロジェクト横断で同じものを動かす必要が生じたことで、この状況をどうにかしようと各プロジェクトで使われるコマンドの規格化としてUVコマンドが作られました。

今年の4月頃から動き始め、今では14程のリポジトリを配下に持っています。最初に提案していろんなプロジェクトと折衝しながら規格を作ってくれたエンジニアは本当に行動力があって素晴らしいと思いますし、今では各プロジェクトからいろんな人がメンテナンスにあたってくれて、どんどん便利になっていっていますね。

言語の面では、動的型付け言語が中心だったのが静的型付け言語に移り変わってきています。言語のブーム的な要因もありましたが、やはりコードの品質を考えたときに他の人が見て分かりづらいコードを書きたくないという思いから、型のある言語を使おうという流れで変わってきました。
ペアプログラミングも以前より増えてきていますね。ペアプロは正しく使えば開発効率が上がる手法ですが、そうでなければただ二人分、倍のコストがかかってしまうだけです。どうすればペアプロがうまくいき、どういう時に使うとより効率的なのかをみんながしっかり考えた上で、必要な時に提案されるようになってきたのはとても良いですね。

どの変化についても、みんなが改善意欲をもって日々の業務にあたっているからこそ良くなっていっているものです。良い変化を起こして、きちんと運用して、それにより開発速度を出していけているのは、いろんな人の努力のおかげですね。

会社全体のことを考えて提案してくれる人に入ってもらいたい

やはり、改善意欲の高い人に仲間になってほしいですね。技術力が高い人や知識のある人はもちろん素晴らしいのですが、それで改善していく気がない人よりは、常にインプットをしていて改善点を持ってきてくれる方が先につながるのでありがたいです。
今ユニークビジョンにいるエンジニアは改善意欲の高いメンバーが多いですが、ユニークビジョンに入ってそうなったというよりは、もともとそういう人達が集まっているのだと思います。新しい技術がどんどん出てきていて、ソースコードは何もしなくても陳腐化してしまうものなので、そういった意識はとても大切です。

自分の仕事だけを効率的に進めていこうとするよりも、会社全体のことを考えてそれを広めて提案していってくれる人がいいですね。そういう気持ちの人の話はみんな真剣に議論してくれますし、同じ意見の人が集まれば一緒に進める仲間も見つかります。
ユニークビジョンは階層や役職もなく、提案した改善案が検討されやすい環境なので、どんどんアイデアを出してもらえたらと思います!

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責任と納得感が大きい、裁量ある環境/案件対応に限らず気軽な相談相手としてお客様に寄り添いたい

2021.11.26

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、ユニークビジョンのディレクターとして活躍している成瀬 萌美に話を聞きました。

自分の興味を大切にしつつ、納得して働ける環境を目指して転職

今ユニークビジョンではディレクター職で働いていますが、大学時代にはRubyを少し触っており、それが楽しかったので最初はエンジニアを目指していました。新卒で入った会社はエンジニアの研修がある派遣会社のようなところで、webサイトを作る仕事にあたる予定で入社しました。しかし研修を終えたタイミングでは事務職を任されて、どうしても単純作業が多くなってしまっていたんです。そんな折に研修を生かした実務で成長している同期たちを見ていたら、自分ももっと成長に繋がる環境に身を置きたい!と感じたため転職を決意しました。

どうせ転職するならやりたいことや好きなことに近い分野で働きたかったので、大学で演劇をやっていたときに苦労していた「宣伝」の部分を仕事にしようと考えていました。webマーケの広告をまわしたりLPを作ったり運営代行を行ったりする会社に転職し、映画のパブリシティ全般の仕事を受け持っていました。当時は30~40人ほどの会社で、映画の試写会のような普段あまり見られない裏側に触れられる仕事もあり楽しかったです。

ですが、全体像を把握しきれない案件の中で動かなければならない仕事や、形骸的になってしまっている業務などもあり、自分自身が完全に納得して進めていける環境ではありませんでした。だんだんと「やらないといけないからやる」という仕事のやり方になってしまっていることに気づき、自分で考えて、自分で動いて仕事をしていきたいと思い、改めて転職をすることにしました。宣伝の仕事は好きだったので、当時の仕事から離れすぎずに延長線上で探していたと思います。

そのとき転職サイトでユニークビジョンに出会いましたが、実は前職を辞める直前くらいにユニークビジョンの製品を会社で使う機会があり、Beluga担当のディレクターとサービス説明のために会ったことがあったんです(笑) 縁を感じてカジュアル面談を受けましたが、カジュアル面談で社長の白圡さんのお話を聞いても、選考が進んで実際のディレクター職のメンバーに話を聞いても、みなさん裁量を持っていきいきと働いているのがすごく伝わってきて、探している会社のイメージにすごく近いと感じました。

それぞれ割り振られた案件に裁量を持っているため最初から最後まで細かく指示が与えられている訳ではないのに、ディレクター職をまとめているCOOの菊池さんは全員の仕事をよく把握されていて、投げっぱなしという訳でもないんだなと、程よい距離感に魅力を感じました。この時に感じていたイメージは、今でも変わっていないですね!

着実に成長していける、建設的で裁量が大きいユニークビジョンの風土

入社したばかりのころは、Belugaキャンペーンのマニュアルを書いていました。入りたての自分にも分かるようにと丁寧に作っていたので、今でも見返して確認することがあるくらい、しっかりしたものになりました。システム構成図などの説明も受けながらマニュアルにまとめていたので、このタイミングでシステム的な理解がぐっと深まった印象がありました。自分の腑に落ちないとなかなか納得できない性格なので、きちんと理解しながら作っていけたことは自分の中でかなり強固な基盤になったと思います。

入社してもうすぐ丸2年(インタビュー時)経とうとしていますが、3社経験してきた中でユニークビジョンが最長ですね。今までの会社よりも、自分にとって居心地が良いんだろうなと思います。
経験してきた他の会社と大きく違うのは、役職がないことです。上司という存在がいない中で直接自分たちが案件に関わっているので、裁量も大きい分、責任も大きく感じます。自分で把握・判断しないといけないタイミングは本当に多いですね。前職までは言われたことをこなすだけという仕事も多くあり、そこに自分の納得感は関係ないという環境が肌に合わなかったためなかなか続きませんでした。

ですが今は、作業者としての自分に上から降ってくる、といった仕事の流れは無いです。人に任せるときにはお互い信用できる人に任せているので、自分の尊敬するメンバーから任せてもらえたり質問を受けたりすると、とても嬉しいですね。そしてやればやるほどお客様の役に立てていることを実感できているので、今は自分の意志で、楽しく働けているのかなと思います。

去年は何度かミスをしてしまうこともありましたが、今年は今のところ何事もなくここまで来れています。きちんと真面目に仕事に向き合った上でという前提はもちろんありますが、ユニークビジョンでは失敗しても大きく責められることはなく、どうしてこうなったのかを一緒に考え、何をしたら以後失敗しないのかというところを建設的に考えられる風土があります。なのでこれまでにしてしまった失敗も綺麗事ではなく自分の糧となり、今の業務に生かせるようになってきていますね。万が一の何かがあっても、同じディレクターのメンバーやキャンペーンチームが助けてくれるという心強さは大きいです。

単なる仕事の窓口ではなく、一人の人間としてお客様と関わっていきたい

ディレクターとしての業務は、キャンペーンを実施したいと相談してくださるお客様と一緒に、うまく進むように並走していく立ち位置です。進め方を検討した結果、ユニークビジョンのサービスの利用が難しかったり、他社サービスの方がマッチしていそうであれば正直にそういった提案も行っています。ユニークビジョンに頼ってくれているので、できる限り要望はかなえたいなと思っています。案件を通じた関係だけでなく、何かしら気軽に声をかけてもらえる相談相手として思い出してもらえたら嬉しいですね。

先日行った代理店さんとのwebセミナーは、もともと代理店の方と仲良くさせてもらっていたところが発端でした。コロナ禍に入ってから代理店の方と振り返りミーティングを沢山するようになりましたが、ユニークビジョンのディレクター陣の中でも一番多く出ているんじゃないかと思います。お客さん方ととても顔見知りというほどでもまだなく、先輩方の案件をもらっているような形だったので、顔を売りたかったという気持ちが大きく、私は特に力を入れていました。メールだけでなく実際にお話しして、仕事相手としての自分を覚えてもらえたら、また次の機会に思い出して声をかけてもらえるんじゃないかという理由です。

代理店の方と大人数で勉強会をしようという話になった時に今回のセミナーの話を先方の上司の方が提案してくださり、実現しました。担当の方とはより仲良くなれましたし、反応もおおむね良かったみたいで嬉しいです。普段の案件でも、代理店の方から声をかけていただくことが多いです。案件とは関係ない話から、お仕事に結びつくこともあります。積み重ねてきたものが生きてくることが多々あり、案件対応以外の普段のやり取りも本当に大事だなと痛感しています。

ユニークビジョンは営業活動をしませんが、案件以外のことを何もしない、というわけではないのがいいなと思います。私自身はサービスを売るための営業トークというものはあまり得意ではないのですが、役に立ててもらえたらいいなと思って提案したことが後々に効いてくることは多いです。頼ってもらったり相談してもらったときに、サッと提示できる資料や事例が沢山ある環境なのはとても魅力的ですね。興味を持っていない人に押し付ける形の提案ではないので、お互いにいい時間になっているなと感じます。

他社のツールと比較してそちらを選ばれたお客様からも「ユニークビジョンでやればよかった…」と言われることもあり、それはディレクターメンバーが丁寧に対応してきた結果だと思いますし、バックアップ、サポート、並走力をとても認めていただけているんだなと感じます。思っていた結果が出ることはもちろんですが、安心感をもっていただき、次回の選択肢の上位に入れてもらえたら嬉しいです。品質が高い分どうしても費用感は高くなってしまいますが、それはそれで他社とは違った提案ができていると思います。

高い技術力とチームワークが、自他共に感じるユニークビジョンの強み

お話をいただく案件がどんどん難しくなってきているので、新しいこと、難しいこと、ここぞというところでユニークビジョンを選んでいただけているように感じます。他社が提供している難しめの機能や盛り上がった施策も、ユニークビジョンのもの?と聞かれることがありますし、事例を紹介したら既にご存知で、あれってユニークビジョンだったんだ!と言われることも多く、普段から凝ったことをしていると認知してもらえているんだなと感じて嬉しいです。
機能は自分でも追いつけないくらいどんどんと増えていっているので、これから全部覚えるのは、理解できるようになるまでは大変そうだなと思います(笑)

全部自社開発で出来ていることを強みと言っていただけることは多いですね。お客様からしても自社開発と思っていただけるくらいのスピード感で動けているので、このクオリティですぐにできるとは思わなかった!と喜んでいただけることもあります。エンジニアが本当に心強い面々なので、ディレクター側も自信を持って、売っていくことができていると思います。エンジニアメンバーが見落としに気づいてくれたり改善点を出してくれたりということもあるので、一緒に案件を進めているという実感は強く持てています。エンジニアもディレクターもみんな頼りになりますし、何かあっても誰かしらが掬い上げてくれて、最終的には何とかなり、心配なく働ける環境だなと感じています。

難しい案件を担当する時には他の案件をセーブしてもらえたりするので、そのような管理をしてもらえるのはありがたいですね。抱えているものが自分のキャパに追いついていないと感じたら、すぐに助けてもらえます!そういったときには入って日の浅いメンバーが補助的にアサインされることもあるのですが、だんだんと任される案件も増えてきたので、いつの間にか助けを求める側になってきているなと思います。

どんな案件でも、何を大事に考えて働いているかと言ったらやはりお客様第一です。これは捉えようによっては良くも悪くもなり得ますが、できる限り要望に沿いたいですし、できる限りうまく事が運び、無事に終えて欲しいなと心の底から思っています。

私たちはマーケティングの中でもシステム側からの提案に強みがありますが、これから更に頼ってもらうためには機能そのものの知識に加えて、どう活用したらより結果に繋がるのかというところをもっと勉強していきたいですね!

これから仲間になってくれる方へ

これから続々とディレクター職の入社予定があるので、みんなで楽しく働けたらと思います。最近ぽつぽつと増えてきていたので、入りたての不安な気持ちがわかるメンバーも、知識面でのサポートが頼れる先輩メンバーも、どちらもたくさんいるので安心して仲間になってもらいたいです。(自分は、どちらでもありたいと思っています!)

今社内のバランスがいいので、このままのペースで人が増えたらいいなと思います。私は最初のころは割と大丈夫か不安がられていた方で、自分自身でもそう思っていました。業務のスピード感も本当に早いですし、付いていけるかという不安は結構ありました。ですが、ユニークビジョンのシステムを覚えて慣れてきたら、本当にどうにかなります!スピード感が早い分だけ場数をこなしていくことも早くできるので、どんどん案件に触れてどんどん慣れていったらすぐに自分のものになるかなと思います。

特殊な能力はいらないですし、おしゃべりが特別うまくなくてもいいので、お客様やチームといった周りの人のために動けるようなホスピタリティ・責任感の強い人にはとても向いている仕事です。
この環境に興味をお持ちいただけたら、是非ご応募頂けたらと思います!

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本当の意味での「OPEN & FLAT」とは?ティール組織を体現する組織で、更なる成長を目指す。

2020.12.25

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。今回は、ディレクターの中村 沙也花に話を聞きました。今年4月にインターネット広告代理店から転職し、入社4カ月が経過した中村。転職して間もない目線で、ユニークビジョンの組織や仕事について感じることを語ってもらいました。

会社を辞めるということは全く考えていなかった。でも、どこかに”このままで良いのか?”という不安感があった前職時代

ユニークビジョンに入社する前は、インターネット広告代理店で働いていました。営業とSNS広告の運用を担当していたのですが、入社して4年経ち、自分で意図した通りの結果も出せるようになってきたりと、自信が付き始めていて、当時は仕事を辞めるという事は全く考えていませんでした。むしろ辞めたくなかったですね。

ただ、今振り返ると、自分の営業スタイルが確立された事によって”挑戦の機会が減ってきているんじゃないか?”、”成長スピードが遅くなってきているのではないか?”という漠然とした不安感がどこかであったのかもしれません。

そんな中、たまたまクライアントを通じて知ったのがユニークビジョンでした。前職の仕事の中で、クライアントが実現したい施策を形に出来る会社を探していたところ紹介され、最初は”売っている商品が面白いなぁ”程度の印象だったのですが、同時期に参加したイベントで代表の白圡の講演を聞いたり、たまたま知人が社員として既に入社していたことを知り、その知人を介して他の社員と話せる機会が出来たりなど色々な偶然が重なり、興味を持つようになりました。

本当の意味での「OPEN & FLAT」。ティール組織を体現する組織

知人を介して代表の白圡と話した時、当時私が読んでいた『ティール組織』という本の話で盛り上がりました。これも本当に偶然の話なのですが、たまたま友人に勧められて読み始めた本だったのですが、読んでみたらとても面白くて。転職など考えていなかったものの、当時抱いていた仕事に対する疑問やモヤモヤを全てクリアにしてくれ、”これこそ自分が働きたい環境だ!”と思わせてくれました。

そんな話を白圡にしたところ、ユニークビジョンの組織体系や制度などについて説明してくれ、なんとその内容が『ティール組織』を読んで私が理想としていたものとドンピシャだったんです。「ここだ!」と思いましたね。(笑)

特に印象的だったのは、
①役職が無い
②個人予算(目標)が無い
③ワーキンググループを採用している
 の3点ですね。

他にも色々ありますが、特にこの3点は入社した今でもとても合理的な考え方で良いなと思っています。

まず、「役職が無い」という点に関しては、そんな会社なかなか無いと思いますが、実際働いている身としての意見は「万歳!」の一言に尽きます。

役職が無いことによって、各自がより責任感を持って働ける気がします。みんながみんなそうじゃないかもしれませんが、上席者がいると時にはその人に頼りすぎちゃうというか、甘えちゃうような気がするんですよね。それと、役職があるとクローズドな場も多くなるのでは?と思っています。

ユニークビジョンは、会社としての方針など週次の朝会で社長から直接メンバーに共有されるので、人を介して情報が下りてくる場合よりも伝わりやすいし、スピードも速いと思います。また、重要な意思決定も、関わっているメンバーの意見にきちんと耳を傾けて判断材料として尊重してくれるのでとても納得感があります。

他にも一般的な話として、階層があると”上司に気に入られないと”という気持ちが生まれたりして、のびのび仕事に取り組めないという弊害が出てきたりということもあるかもしれませんが、それが無いので色々な意味でオープンに、変なしがらみを意識せずに働くことが出来て良いですね。

私はまだ入社して間もないですが、普段から「なぜ?」というのが本当に聞きやすいです。若手だから発言権が無いとかそういったことは一切なく、本当にフラットですね。業務の中で、事業やクライアントにとって大事なことだったらこれまで会社としてずっと続けてきたことでも変更しても良いという柔軟なスタンスで周囲に聞いてもらえている気がします。お互い信頼出来ているというのが実感出来ますね。

「個人予算が無い」という点に関しても、「個人が達成する=会社が成長する」ということなので、指標として重要なのは理解しているのですが、個人予算に集中しすぎてしまうとメンバーが自分のことを考えがちになってしまうと思うんですよね。

会社全体のメリットを考えて、メンバー間で助け合いながら仕事を進めるという意識が弱くなってしまうような気がします。今の組織では毎週の定例で業務量の確認の時間があって、特定のメンバーが案件を持ちすぎていたら全員の業務量が均等になるよう、他のメンバーに渡すという事が普通に行われるんですよね。しかもそれが本当に数秒で決まる位の勢いで。(笑)個人予算という考え方が無いからこそだと思います。スピード感も違いますし、みんなで協力して会社として目指す指標を達成するという意識も生まれ、すごく良いと思います。

ワーキンググループは、現場を知っているメンバーが会社にとって重要な案件の検討に関わることができるため、現場の温度感そのままで色々議論ができることが利点です。

私は、既存事業の方向性検討や新規事業検討、市場分析などを推進する「事業企画グループ」に所属しているのですが、一般的な企業だったら分業でやる部分ですよね。他にも「採用」や「広報」など普通は専門部署がある業務がほとんどです。なので、現場のメンバーが直接関わるということはなかなか難しいと思います。

ですが、ワーキンググループを採用しているため、ディレクターやエンジニアなど職種の垣根も越えて、現場を知っているメンバーが関わって動かしていくことが出来ます。事業企画スタッフが営業資料をリリースしたものの、実は現場のメンバーが使いづらくてみんな個別に修正して使ったり…とかよくありそうな話ですが、そういったこともこの仕組みだと起こりようがないので合理的です。

役職が無いというのと共通して、現場のメンバーが直接関わっているので、クライアントの声や現場で感じた課題感を直接持ち込めるため、スピードが速いのもメリットだと思います。

自分のメイン業務以外のことに触れることが出来るので、会社を知ることが出来るし、業務を進めるうえでの視野も広がります。人数もあまり多くないので、グループ内での発言もしやすいし、主体的に動けて面白いですね。

ディレクターの仕事も「とにかく楽しい」。自身の介在価値を発揮すべく努力する日々

今のディレクターとしての仕事もとにかく楽しいですね。ユニークビジョンのクライアントはナショナルクライアントがほとんどなので、任される案件の規模が毎回大きいです。

そういうクライアントと向き合っているので、常に新しいことを取り入れていないと自分が介在する意味が無い、十分な価値をお返し出来ないと思っているので、”今SNSでこれが流行っているからこういうことをしましょう!”とかこちらから提案するよう意識しています。

クライアントの言いなりになるだけだったら私がいる意味が無いですからね。ただのシステム売り屋になってしまいます。色々なところで色々な人と情報交換をしたりして常にアンテナを張って、ディレクターとして、自分の独自性を出して新しいものを売っていこうと思っています。大きな案件は責任も大きいのでプレッシャーは相当なものですが、その分やりがいも大きいので頑張れます。

4カ月働いてみて思うのは、ユニークビジョンは主体性を持って働きたい人にはとても良い環境だということ。ただ、逆の見方をすると組織や上司に言われたことを言われた通りにこなしたいという人には合わない環境だということ。

転職活動をしていた時、他の会社と一瞬迷った事もあったのですが、改めて「何を理由に転職するのか」という事をきちんと思い出し、私の場合は「どんな環境で働けるのか」、「自分が一番成長出来る環境はどこか」という事が大切だったので、それが実現出来る環境としてユニークビジョンを選びました。

実際入社してみて、その時の判断は間違っていなかったと思っていますし、この環境でまた更に成長出来たらと思っています。「OPEN & FLAT」な環境に興味がある方、仕事を通じてより成長したいと思っている方がいらっしゃいましたら、一緒にお仕事出来ると嬉しいです!

この記事を読んで、ユニークビジョンの組織体制・ディレクターの仕事内容などもっと知りたい!と思った方はお気軽にお問合せください。

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さまざまな業界を見てきた人材業界からの転身/15年のキャリアをリセットしてでも、新たなフィールドで価値創出を目指す

2020.10.14

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、15年間務めた人材業界から転身し現在ディレクターとして活躍する能澤 隆二に話を聞きました。

“もう一度、一兵卒に戻って成長したい”ーたまたまの出会いから、15年のキャリアを捨てて新たなフィールドでの挑戦を決意

私は、前職は人材系の会社に勤めていました。新卒で入社して営業を少し経験した後、早めに管理職になり15年間在籍しました。当時は営業マネージャーでマネージメント業務が中心でしたね。
長く勤めた会社でしたが、ふと将来について考えた時、”このまま会社で上を目指すのってどうなんだろう”と疑問を感じ転職を決意しました。

転職活動を始めて、エージェントなどからいくつか会社を紹介され、大手企業を中心に内定も頂いたりしていたのですが、たまたま最後に紹介され軽い気持ちで話を聞きに行ったのがユニークビジョンでした。その当時、実はまだTwitterを使っていなくて、”Twitterって、電車遅延でみんなが騒いでいるツール?”位でしか認識してなかったので、ユニークビジョンがどんなツールを提供している会社なのかあまりよく分かっていなかったですし、なんとなく「エンジニアばっかなんだな~。みんなスーツ着てないんだな~。」なんて印象を持っていました。(笑)

そんな出会いでしたが、ユニークビジョンの”OPEN&FLAT“に大きな魅力を感じ、飛び込んでみることを決意したのを覚えています。役職者がいない完全にフラットな組織なので、業界未経験の私でも自分の頑張り次第で知識・経験不足は巻き返せるのかなと思いました。全く新しい事をやってみるという点でも面白さを感じましたね。

マネージメント業務って、部下の育成だったりそれはそれで面白いのですが、私はプレイヤーの期間がすごく短かったのでもう一度このタイミングで一兵卒に戻って自分自身の個人の力を成長させてお客様と対峙すること、もう一度プレーヤーとしてお客様と真摯に向き合うという事を純粋にしてみたいというのも心のどこかで思っていたのかもしれませんね。自分にとって当時の決断は、至極普通の選択というか、自分の気持ちに素直な選択だったのですが、それまで積み重ねてきたキャリアを捨ててという形の転職だったので、周りからは驚かれました。 でも今も全く後悔していませんし、むしろ良いタイミングで良い決断が出来たと思っています。 対お客様、対同僚、対会社など自分が関わる方々からどれくらい必要とされているか、具体的に知る術は無いものの、色々なところから必要とされる人材であり続けるために精進の日々を過ごしています。

「クライアントパートナー」新設。お客様の課題に向き合い、介在価値の更なる向上を目指す

ユニークビジョンに仲間入りしてから、ディレクター職ではありますが、その中でもそれまで無かった「クライアントパートナー」という立ち位置で動いています。
もともとユニークビジョンって”良いものを作る”という事をひたすら追求している会社で、それによって営業をしなくても受注を頂けるという良い循環で事業をまわせている会社なのですが、更に介在価値を上げるべくこのポジションを新設してもらった感じです。

嬉しいことに沢山のお客様に自社のサービスを使って頂いているのですが、これまで”なぜ使ってくださっているのか”、”今後どうしていきたいのか”、”どんな課題を抱えているのか”などを深く掘り下げる機会が持てておらず、新たなポジションを新設することによりそれを推進していこうという狙いです。これまで以上にお客様について踏み込んで知ることにより、より付加価値の高いサービスが提供できると考えています。

具体的な動きで言うと、過去のキャンペーン事例のご紹介や新サービスのご案内などを積極的に行うという働き掛けをこの1年位で行っていますね。以前は、案件が決まってからの発注が多かったのですが、ここ最近は企画段階からお声掛け頂ける機会がかなり増えたりなど流れが変わってきている気がします。

案件の企画検討段階から一緒に入るようになると、単なるフィジビリティの確認だけじゃなく、”どういう風にやったら面白くなるか”、”どういう風にやったらファンが喜んでくれるか”、”どういう風にやったら新たなユーザーが獲得できるのか”などのご質問から、お客様の目的を確認することが出来るので、それを達成するために進行管理だけじゃなくて、”こんな事をやったらいいのでは?”とか、”もっとこうしたほうが良いのでは?”といったような提案が出来るようになります。

これまでのディレクターの業務よりもっと入り込んでやっているという感じですね。他にも、率先垂範で事例集を作ってみたり、直近でのご利用がない既存のお客様の利用提案を行ってみたり、色々やってみましたね。マーケティングまわりの方ってすごく忙しいので、情報収集したいと思っていると思うのですが手が回らないのが本音だと思います。SNSって数ある打ち手のひとつでしかないのだけれど、インパクトがすごく大きいので皆さん情報は集めたいと思っていると思います。忙しかったり、まず誰に何を聞いたらいいのか分からないという状態で取っ掛かりが得られないという方が多いのが現状だと思います。

そんな状態を何とか出来ないかと動き出したのが昨年の5月位ですかね。もう1年以上経過するのですが、今では同様の取り組みを他のディレクターにも横展開出来ている状態になって”当たり前の対応”になってきたかなと思います。最初はそこまで横展開を意識していなかったのですが、結果的にみんなが資料を使ってくれ、対応の質が上がることに繋がって嬉しいですね。相談件数も増えましたし、本当に良かったと思います。
ちなみに、相談件数はコロナ禍でも7月がギネスだったり、減るどころかかなり盛り上がっていますね。

UVディレクターの醍醐味-責任は重いが、業種を問わず様々なマーケティングキャンペーンに携われる。自身の仕事の反響が直接自分の目で見られる

TwitterはじめSNSの活用が企業規模を問わず、認知を拡大するなどのマーケティングの施策として重要視されている中で、高い技術を持って大手のお客様と高いレベルで日々やりとりできるというのはすごく楽しい部分ですね。

SNSは業種を問わず、また色々なシーンで活用頂けるので多種多様なキャンペーンに関わることが出来、それも面白いですし。同じお客様でもキャンペーンによって内容が大きく違ったり、私はゲームが大好きなのでゲームメーカーさんとのやりとりなどは1ユーザーとしても嬉しく思いながら仕事させて頂いています。ユニークビジョンはクライアントごとの担当制ではなく、案件ごとに都度担当の振り分けを行っているので、なおさら色々なお客様の色々なキャンペーンに関わる事が出来ると思います。

ただ、もちろん仕事なので楽しいことばかりでは無くて、重責という意味で辛い部分もあります。キャンペーンが中心ですし、扱っているのがTwitterやLINEなので、万が一のことがあると悪い意味で広がる速度が尋常じゃないんですよね。なので、絶対に失敗できない。そこが責任重大で一番緊張するところかもしれませんね。その分、上手くいった時に想像以上の反響をユーザーさんから頂いた時などは本当に嬉しいですね。自分の目で直接見れますし、世界中の人と共有される情報なのでなおのことですよね。
差し引きめちゃめちゃ面白い仕事だと思っています。

「ツールの会社じゃない、マーケティングの会社」を体現すべく、会社のあるべき姿を考える日々

今みんなの知識・経験に追いつけ追い越せでやらせてもらってるんですが、日々白圡が掲げる”自分達はツールの会社じゃない、マーケティングの会社だ”という言葉の通り、マーケティング全体に関しての知見を更に深めてくこと、今後会社としてどうあるべきなのかということを更に深堀りし、ブランディングなどより効果的な支援が出来るよう、お客様の道しるべになれるような存在になっていけたらと思っています。

今年で40歳、おっさんなんですけど最終的には独立したいなと思っています。
せっかくの1回しか無い人生ですし、いつかは挑戦してみたいですね。
今の想いとしては、こんなおっさんを採用してくれたユニークビジョンに対して採用コストを見返せるだけの結果も返したいですし、まずはここでやるべきことがまだあると自分は思っていますので引き続き頑張っていきたいと思っています。いらないって言われたらそれまでですけど。笑

転職を考えている方へ

実際に転職するかどうかは別問題として、転職活動って自分がそれまで何をやってきたのかを棚卸しするいいタイミングだと思います。私は前職でもともと他人の就転職をバックアップする業務を長い事やってきて、色々アドバイスさせて頂いたりしていたのですけれど、いざ自分が転職活動を始めると履歴書を書いた時に15年の経歴が3行で終わっちゃって。他人の事はああでもないこうでもないと言ってきましたが自分のこととなるとそんなもので。

転職活動をするようなタイミングで今まで自分がやってきた事、今やろうとしている事、今後何をやっていきたいのかを見つめ直して、そのうえで今の会社に留まるのが良いのか、別のフィールドに身を移したほうが良いのかベストな方法を考えてみると良いと思います。

私は、転職はリスクもあるがリターンもあると思っています。動くことによって新たな出会いもありますし、今は転職回数とか年齢とかに関係なく実力で評価される時代なので、長く留まることが必ずしも最善の方法とは限らないと思います。長く留まるにしてもただ居るだけじゃ意味が無くて、実力が無かったら残るも去るも地獄だと思います。

自分に最適なフィールドを常に見ながら、日々の業務の中でも時には俯瞰的に見たりするなどしつつ、必要に応じて転職を検討してみるというのは悪い事じゃないと思っています。なんとなく愚痴を言いながら毎日頑張る位なら自分の棚卸しをしてとりあえず動いてみたら良いんじゃないかなと思います。私は愚痴は言わない性分なので余計にそう思いますね。ユニークビジョンは、”良いものをお客様・世の中に提供しよう”という精神とか、開発などに関してもすごく誠実で、社内にも社外にもごまかすことがない環境だと私は思っています。「誠実」を売りにしている会社です。そんな環境で新たな挑戦をしてみたいという方がいらっしゃったら是非ご応募頂きたいですね。

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個人の成長が会社の成長に/派遣から正社員登用、デザインチーム新設に至るまで

2020.09.18

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、派遣で仲間入りし1年経たずにこれまで前例が無かった正社員登用をされ、そこからさらにデザインチームの発足、現在チームリーダーとして活躍する生田目 朝歌に話を聞きました。

当時かなり先進的だったUI/UXを美大で学ぶ。社会人になって湧いた”もっと色々な経験をしてみたい!”という思い

私の場合、他のメンバーと入社に至る経緯も今の仕事の内容もかなり違うので、そもそも参考になるか分かりませんが…(笑)大学は美大に入学し、当時設立されたばかりの情報デザイン学科でUI/UXに触れるような勉強をしていました。今から15年位前になるので、当時にしてはかなり先進的なことを学んでいたと思います。

その辺の勉強をしていましたが、今ほど世の中的にUI/UXについて議論することが浸透していなかったので、学生時代はそれを仕事にするイメージがなかなか湧かなかったですね。卒業後は、制作会社に就職してチラシの設計の仕事を担当していました。私自身、絵を描くのがもともと好きで、デジタル系も好きだったりしたので、就職後も仕事の傍ら自分でサイトを作ったりしていましたね。新卒で入社した会社での仕事にはもちろんやりがいを感じられていましたが、”もっと色々な事を経験してみたい!”という思いが強くなり、環境を変えるべく、色々な仕事・職場を経験出来るIT系派遣の仕事を選びました。

分からないことは都度勉強。多くの職場で吸収を重ね、短期間でスキルアップ

紹介されたのは、大手通信会社や銀行など。けっこう有名どころが多かったですね。
印象に残っているのは、派遣先企業の社内専用システムの保守の仕事です。未経験だったのですが、担当させていただき、自分なりに勉強してどんどん出来ることが増えていったのを覚えています。当たり前の話かもしれませんが、社内システムって本当に会社によって違っていて。かなり複雑なものもあったりして苦労した事もありましたが、その都度勉強し、仕組みを理解していって対応しました。
私の場合、最初は難しいなぁと思うことほど燃えるというか、オタク気質だからですかね。(笑)仕組みをちゃんと理解して使いこなしたいと思うので、勉強することも苦じゃないというかむしろ面白くて。

なので、派遣の仕事を通じて色々な仕事・職場を短い期間で沢山経験させてもらい、普通に転職するより濃い時間を過ごさせてもらえたなと思っています。色々な世界が見れて本当に勉強になりましたね。単純に沢山スキルが身に付いただけでなく、昔は苦手だったビジネスの場面で他人と話す事とか細かいですけど、電話で話すとか、そういう事もちゃんと出来るようになりましたし。(笑)その後、少人数で運営する制作会社に入社し、ソーシャルゲームなどの編集・アートディレクターの仕事をしたり、フリーランスで絵を描く仕事を経験し、また派遣の仕事に戻り、ユニークビジョンに出会いました。

実は、ユニークビジョンを紹介してもらう前に1社、派遣で紹介された別の会社で働いていたのですが、とても働きやすい環境で気に入っていたものの、あまり業務が多くない職場で。自分なりにやれることが無いかと、すぐには使わないけれどいつか使うことがありそうな資料を作ったり、資料に使う素材集を作ったりとか、無理矢理仕事を考えてやっていました。
暇なのが嫌なので、なんとか仕事を創り出して過ごしていましたが、暇に耐えきれず新たな職場を紹介してもらい出会ったのがユニークビジョンです。

自分の業務範囲にこだわらず、必要だと思ったことにはどんどん挑戦していったアシスタント時代

もともと独自系システムの経験があったこと、Twitterがすごく好きだったことから、会社に興味を持って働いてみようと決めました。それで、働き始めて1年経たないうちに正社員登用されました。

当初はディレクターのアシスタントという形で紹介されたので、キャンペーンの情報をシステムに登録したり、キャンペーンがきちんと動くかの動作確認をしたりするのがメインの業務でした。
ユニークビジョンのシステムは独特で、初めは覚えるのが大変でしたけれど(※今はオンライン化されて、すごく楽になりました!)個人的には好きな感じのシステムだったので、難しいキャンペーンの設定の時にどうするかを考えたりしてすぐに面白くなりましたし、やっぱりここでも自分で勉強したりしてやれることが増えていくのがただただ楽しかったですね。

これまで他の人はあまりそういう動きはしていなかったかもしれませんが、自分が関わる業務のミーティングなどにも積極的に参加させてもらったりして、自分がプロジェクトのどの部分に関わっているのかやそのキャンペーンで実現したい事を少しでも具体的に把握出来るように努めました。

単純に色々知りたいという気持ちもありましたが、指示された通りにシステムに設定するのではなく、自分が関わる部分で”もっとこうしたほうが目的に近づくのではないか?”という提案が出来たり、自分の業務の前後の工程を把握しておくことでミスの可能性に自分も気付けたりすることが出来るのではと思ったからです。

そんなスタンスでアシスタント業務をこなしていると、「ちょっとこのデザインやってみない?」といった感じでメイン業務以外でも声を掛けられることが増え、デザインにも関わるようになりました。
ユニークビジョンはエンジニアとディレクターしか採用していないので、最初はもちろんデザインチームなど無く、私個人でメイン業務の傍らロゴやチラシ、グッズの制作など担当させてもらう形でやっていました。

他の人から見たら普通にやってきたように見えるかもしれませんが、美大卒で絵を描けるとはいえ、実は商業デザインやDTPなどは経験したことがなかったので、システム同様、その時々の目的に合わせて勉強しながらやっていましたね。そんな日々を経て、正社員登用の声掛けをいただき2020年1月に正社員として入社しました。アシスタント時代から定例に出させてもらったり、自分が担当する部分以外も確認させてもらったり、けっこう入り込んで仕事をさせてもらっていたので、正社員登用によって業務は大きく変わっていないですね。

個人で任されていたことが、ワーキング・グループ化。新たなメンバーの採用にもつながる

どちらかというと、デザインチーム発足後のほうが自分にとっては変化が大きかったかもしれませんね。今年の4月位だったかな。私がひとりでやっていたデザイン業務をワーキング・グループ化して、新たに1名デザイナーを採用し正式にデザインチームとして動き出しました。

具体的には、BelugaのUIやデザインの改善、社外資料のリニューアルなど規模の大小関わらずデザインが関与できる部分全てに関わっています。インハウスの強みを生かし、また私自身のもともとの働き方のこだわりもあり、デザインの枠にこだわらず広く関わるように意識しています。

ただデザインの指示をもらってその通りに形にするというだけじゃつまらないですし、一緒に”何のために、どうするのがベストなのか?”ということを考える事で良い物が作れると思っています。それと、特に繁忙期になるとディレクターが忙しくなるので、なるべく負担にならないようにやりたいなと思っています。効率的なコミュニケーションやホスピタリティも意識していますね。

まだまだデザインチームとして動き出して間もないですが、以前よりもサイト・資料などのデザインの整備が進んできているのが目に見えて分かりますし、デザインを起点にサイトのアクセス数を増やす施策を検討したりなど日々面白いテーマに関わることが出来、やりがいを感じています。今後、もっと私たちのチームの介在価値を上げていって、サービスの利便性向上やお客さんに喜んでもらうことに繋げられたら嬉しいです。

既にある仕事をそれまで通りやるという仕事の進め方もありますが、ユニークビジョンは”こんなことができるのでは?更にこうしたらもっと良くなるのでは?”と提案したら受け入れてもらいやすい環境だと思います。責任は伴うけれど、積極性を持って挑戦することでお互いの成長機会となると思うので私はそういう風土がとても好きですね。

私のケースの様にそれまで無かったポジションを作ることも柔軟に受け入れてくれ、会社としてもそれを新たな成長の機会と捉え、一緒に挑戦してくれる環境ってなかなか無いなと思っています。日々新しい事に挑戦したいとか、それを通じてスピード感を持って更に成長したいという方にはぜひユニークビジョンにジョインして頂きたいですね。

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【仕事紹介】有名企業のマーケティングキャンペーンを支える、ディレクター職を深堀り!

2020.09.03

ユニークビジョンは、主にディレクター、エンジニアの2職種で構成されています。
今回は、そのうちの1つ、ディレクター職についてご紹介いたします!

私、ベルーガが入社3年目でディレクターとして活躍中の高橋 涼太にインタビューしました!

ーユニークビジョンに入社したきっかけを教えてください。

ユニークビジョンを知ったきっかけはそれまでの転職活動でお世話になっていた方の紹介です。初めは何をしている会社かあまり良くわかっていませんでしたが、当時、まだ社員数も多くなかったですし、エンジニア以外のポジションの人間もほとんどいなかったので、ディレクターとして入社することで“やりたい事が出来そう、自分のこれまでの経験を活かせそう”と思い、興味を持ったのを覚えています。

面接に足を運んでみて感じたのは、“自由に働けそう”、”エンジニアが近い環境で、システムの勉強が出来たり新たな学びがありそう”ということでしたね。転職活動で他にも色々な会社を見ていましたし、ありがたい事に沢山内定を頂いていたのですが、選考の最初から役員が出てきて会社説明をしてくれたり、面接でも率直に話してもらえている印象で、嘘が無いなと安心感があった点が決め手となりユニークビジョンを選びました。

役職者がいないフラットな組織体制なので、意思決定の際も余計な根回しが必要無かったり、スピード感があったりと”悩まなくていい事で悩む必要が無くて良さそう。仕事に専念できそう。”と思いましたね。

ーディレクターの仕事について教えてください。

一言で言うと「依頼を受けた案件を成功に導くためにサポートする仕事」だと僕は思っています。
細かい話をしたら業務も多岐に渡りますし、案件によっても関わり方も変わったりしますが、僕はほぼ「サポート」だと思って日々向き合っています。

業務内容に関しては、世間一般の「ディレクター」のイメージとはちょっと違うかもしれませんね。
一般的な「ディレクター」は、WEBサイトをはじめとした制作ディレクションをやっている人というイメージかなと思いますが、ユニークビジョンのディレクターは少し違っていて、SNSマーケティングツールの運用を行う仕事なので制作のイメージを持ってこられると違うかなと思います。

自社サービスであるBelugaシリーズは、クライアントがTwitter、LINE、InstagramなどSNSを利用してキャンペーンを実施する際の投稿管理、効果測定をはじめ、ユーザー獲得・拡大からユーザーのロイヤルカスタマー化まで幅広くサポートするツールです。

僕たちディレクターは、クライアントにスムーズにBelugaの導入を行っていただけるようサポートしたり、個々のキャンペーンの効果を最大化できるような活用方法のご提案を行ったりする役割になります。クライアントの指示に沿って動くというのではなく、キャンペーンの成功に向けて、クライアント目線に立って伴走するというイメージで動いています。Belugaについて誰よりも理解を深めるのは勿論のこと、クライアントの商品やサービスについてもよく知ることでユニークビジョンの介在価値向上に努めています。日々のクライアントとの向き合いから得た知見を基に、自社商品であるBelugaの開発にも自分の意見を反映してもらったり、自分たちでどんな技術を使い開発を進めていくのかなど自由に考えていくことができたりするのも面白いですね。

ちなみに、ディレクターはクライアントとのコミュニケーションスタイルが自由に選べるので、社内にいる時間が長いディレクター、社外にいる時間が長いディレクターがそれぞれ存在します。
僕は社外の方と直接やりとりするのが好きなタイプなので、比較的外出している時間が長いですね。1日1回は打ち合わせなどで外出していると思います。

基本的にサービスに関しては代理店の方がご案内してくださるので、クライアントへの直接のご案内の機会はあまり多くなく、代理店の方とのやりとりがほとんどになります。キャンペーン開始までの大まかな流れは以下のようになります。

・サービスや事例、新機能などのご案内

・お見積り作成

・必要な情報のヒアリングや進行スケジュールの確認

・必要に応じて社内での調整

・キャンペーン開始

社内での調整は、
・通常とは違った設定にしなければならない場合のエンジニアへの相談・依頼
・設定担当者への依頼
・キャンペーン開始前の最終確認
などが日常的に発生することになります。

初めは慣れない事も多いですし、特にエンジニアとのやりとりは専門用語も沢山あってきちんと案件をまわせるかなと不安でしたが、僕が”こういう事をしたい”というのを伝えると、技術的な観点で上手く伝えられなくても、意図を汲み取り、理解しやすいような言葉でコミュニケーションを取ってくれる人ばかりなので、不安なく進めてくることが出来ました。本当に優しい人ばかりでやりやすいです。

ーこれまでの仕事で嬉しかったこと、苦労したことを教えてください。

これまで、色々な案件を担当してきましたが、クライアントや代理店の担当者の方に「ありがとう」とお礼を言われたり、キャンペーン終了後に打ち上げに誘って頂いたりすることがあって、そういう時に”喜んで頂けて良かったな”と思い嬉しかったですね。
一度利用して頂いたクライアントから「次のキャンペーンでも利用したい」とお声掛け頂く事が多いのですが、他のベンダーも沢山いる中でまた選んで頂いたという事なので本当に嬉しいですしやりがいを感じます。

慣れるまで苦労したのは、同時期に複数案件が重なる時ですかね。
ユニークビジョンでは特定のメンバーに業務が集中しないよう、週次でメンバーの業務量確認をし、業務量の均等化を図っているので大きな負担が掛かるということは無いのですが、入社したての頃は自分なりの仕事の動かし方の型が定まらず苦労したのを覚えています。
今はディレクターの人数も増えましたし、1人あたり多い時で週に随時3~5案件位動かしているイメージですかね。周囲のサポートもありますし、大きな負担になる件数ではないかと思います。

慣れるまで大変というのはありますが、失敗を恐れずに働ける環境だと思うので、成長意欲が高い人にはユニークビジョンはすごく良い環境だと思いますね。
ミスやトラブルが起こらないように慎重に仕事を進めるのは当たり前の事ですが、もし万が一トラブルが起こった場合、絶対に責められたりしません。誰が悪いというような議論をする前に、クライアントやユーザーに迷惑が掛からないようにということを第一に考え、みんなで協力して解決に向けて努力するという環境ですね。”叱られたらどうしよう、ミスしたら叱られる…”などと委縮して挑戦出来ないのはもったいないという価値観を持っている会社です。

ー具体的にどんな案件を担当されるのですか?

クライアントの業種やキャンペーンの内容などは本当に多岐に渡りますが、いくつかの事例をユニークビジョンのケーススタディで紹介していますので、是非ご覧頂ければと思います。

僕が最近担当させていただいた案件はこちらです。

スマートフォン用アプリゲーム『アズールレーン』2周年記念企画『アズきゅん2』でBelugaチャットボットを活用

ゲームの企業様の案件で、Twitter DM機能を活用したチャットボット企画です。チャットボットでもゲーム同様、ユーザーに楽しんでいただけるよう、会話設定や使用する画像など細部までこだわり、最後までクライアントの担当者様、Twitter Asia Pacificの担当者様と本当に細かなコミュニケーションを取りながら成功に向けて準備を進めました。結果、ユーザーの反響も大きく、キャンペーンとしても大きな盛り上がりを見せ、大変ご満足いただく結果となりました。

この案件に限らず、Belugaをご利用いただくクライアントは各業界をリードする企業様が多いので、関わるキャンペーンの規模が大きく、キャンペーン動向が嫌でも目に入ってきます。自分が関わったものが形になって実際に世の中の沢山の人の目に触れるという事も大きな誇りですし、頑張らなくてはというモチベーションにも繋がります。

マーケティングの第一線で活躍される方々と肩を並べて働くので、都度学びもとても多いです。

ーディレクター職に興味をお持ちの方に向けて、メッセージをお願いします。

ユニークビジョンのサービスは、手前味噌ですが営業担当がいないのにクライアントからの案件の相談がひっきりなしに来るほどご注目頂いています。そんなサービスに関わり働けるというのは大きなやりがいを感じますし、会社の規模が小さいので自分の影響力がとても大きい事がすごく面白いですね。

僕は、ディレクター業務以外にも、ワーキング・グループで広報の担当をしているのですが、ずっとやってみたかった仕事なのでそれを担当させてもらえていることもとても嬉しいです。
広報未経験でしたが、プレスリリースの配信やイベント出展の担当など挑戦させてもらっています。

入社3年目で色々な仕事を経験させてもらいましたが、まだまだ自分で自信を持って”成長した!”と言える部分が少ないので、更に挑戦の機会を増やし、成長を目指していきたいと思っています。

ディレクター経験者の方はもちろん、未経験の方でも
・人と話すのが好きな人
・相手の意図を汲み取り、先回りして考えることが出来る人
・SNSが好きな人
・今後幅広くマーケティングに関わっていきたい人
はご活躍いただける環境かと思います。是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

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【仕事紹介】システム開発・開発ディレクション経験を活かす!ユニークビジョンのディレクター職とは?

2020.08.31

\こんにちは。Belugaです! /

有名企業のマーケティングキャンペーンを支える、ディレクター職を深堀り!に続き、今回もディレクター職についてご紹介させていただきます。今回は、”ユニークビジョンのディレクターとしてご活躍いただくにあたり、必須のスキルは何か?”という事にスポットをあててインタビューしてみたいと思います。

昨年10月に入社した、十河 利充に聞きました。

ーこれまでの経歴について教えてください。

新卒で大手SIerに入社。7年間、コンサルタント(プログラマー)からマネージャーと様々なポジションを経験しました。その後、人材サービス企業の事業立ち上げ責任者、SIerでの営業部長を経て、ユニークビジョンに入社しました。

時代背景もありますが、かなり仕事一筋でやってきましたね。(笑)

1社目の会社では、7年間で大小合わせて10件ほどのプロジェクトを担当しました。大きなプロジェクトになると3~4年掛かることもざらにあるので、ある時ふと「この先あと10年働いても3つ位しかプロジェクトに関われないのか」と思い、よりスピード感のある環境で自分の力を試してみたいと転職を決めました。

2社目は人材サービス会社でwebサービスの立ち上げ責任者として、当時盛り上がりを見せていたシステムのクラウド化を実現すべく入社しました。立ち上げから事業が単月黒字化し、安定性も見えたのを機に、また新たな経験を積みたいと思い3社目への転職を決めました。

3社目はSIerにディレクターとして入社し、営業部長や管理業務も経験しました。それまでの会社同様、日々の仕事はやりがいもありましたし、とても面白かったのですが、SIer➔自社サービス➔SIerと経験してきた中で「やっぱり自社サービスの会社で、自分でやりたい事を事業に反映させたい!」と強く思うようになり、ユニークビジョンへの入社を決めました。

ー入社されてみていかがですか?

すごく仕事しやすい環境ですね。自分の性に合うというか。
“OPEN & FLAT”を掲げていますが、その通り、良い形でフラットな組織づくりをしようと努力している空気感がありますし、それにメンバーも賛同していて、全員で同じ方向を向いて働けている感じがします。

フラットな環境って、ベンチャーの様な組織だと、トップの独断で物事を決めるなんてこともありがちかなと思うのですが、ユニークビジョンはそういうところが無く、重要な意思決定の際には経営陣がきちんと話し合って、冷静に合理的な判断をするという印象がありますね。”真っ当”で良いと思います。

ーユニークビジョンのディレクターに必要なスキル・スタンスについて教えてください?

まず、スタンスに関して。先にも触れましたが、ユニークビジョンは、”自社サービス”を展開している会社で、これは働く環境を選ぶうえでの大きなポイントだと思います。私はこれまで、SIer、自社サービスの両方を経験していますが、”自社サービスかそうでないか”で仕事を進めるうえでのアプローチの仕方や心構えなどが大きく変わってくるので、自分がどんなスタンスで働きたいかによってどちらかを選ぶと良いと思います。

あくまで私の考えですが、SIerで働く場合、最終的な決定権は大体クライアントが持っているので、極端な話、クライアントの要望通り受け身でやっていても問題は起こらないという事が言えると思います。その一方、自社サービスの会社は、自分達で答えを出さなければならないので、ディレクターやエンジニアなど職種を問わず、能動的に動けなければいけないと思います。

私は、後者の環境が自分にとってより面白い環境だと感じ、今に至っています。
「サービスをより良くしたい」とか、「サービスを向上させるために、自分自身も日々研鑽を積みたい」という向上心がある人にとってはすごく面白い環境だと思いますね。

今現在、自社サービスで働いている方はもちろん、SIerで「自分の意見やアイディアを形にしてみたい」とか「決められたものを決められた通り動かすのではなく、より主体性を持って働いてみたい」と思っている人にはユニークビジョンはピッタリの環境なのではないかと思います。

スキルに関しては、なかなか言語化するのは難しいなぁと思うのですが、まず第一に「コミュニケーション能力」の高さは必須だと思います。これはどんな仕事でも大切な要素だと思いますが、特にユニークビジョンのディレクター職は、クライアント・エンジニア両方との折衝が発生するため重要だと考えます。

クライアントが重視するマーケティング・キャンペーンの話を十分理解したうえで、どのような形でそれをシステムに反映していくのかを技術的な視点を持って社内のエンジニアと会話する、というのが業務の中で重要な位置を占めます。双方の間に入り、橋渡し役として上手に進行していかなければなりません。
相手に気持ちよく動いてもらうために配慮出来たり、クライアントが想像する以上のクオリティでお返し出来るよう私も日々努力しています。また、細かいですが、仕様や決定事項を共有する際は、曖昧な部分が無いよう情報を明確に伝えられることも意識しています。

今担当している業務を通じて私が必要だと感じるのは、SEやプログラマーなどシステム開発のディレクション経験、もしくは開発経験ですね。前職でのエンジニアリング経験があったおかげで、それをベースにスムーズに業務に入ることが出来ました。
ただ、ユニークビジョンは今後も成長の余地がまだまだある会社で、事業の幅を広げたり、形が変わっていったりという可能性が十分あると思います。ですので、上記の様な経験にとらわれず、色々なスキルを持った方に集まって頂けたらなと思います。

また、ユニークビジョンはSNSマーケティングツールを提供する会社なので
・SNSが好き
・マーケティングに興味がある
・最新の技術に触れて働きたい
・スピード感のある環境でどんどん成長していきたい

という方には是非ジョインしていただきたいですね!

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規模が変わっても変わらない。それぞれが自身の強みを発揮し、良いサービスを追求する環境

2019.11.18

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。
今回は、入社7年目で通期MVP受賞経験5回を誇る敏腕エンジニア、高瀬 憲祐に話を聞きました。現在はBelugaキャンペーンの開発を担当している高瀬。ユニークビジョンの創業直後から現在までを振り返り、感じることについて語ってもらいました。

面接時のメンバーは5名。原宿のアパートの一室からスタート

私は2012年に入社しているのですが、当時の社員数は確か7、8人でしたね。面接時はもっと少なくて5人だったと思います。オフィスは原宿にありました。今のオフィスの前の前の前のオフィスですね。普通のアパートの一室という感じで、広さは今のオフィスのカフェスペースよりも狭かったと思います。

ユニークビジョンに入社する前はコンピュータ組立工場での生産技術の業務や、ソフトウエア製品のテクニカルサポートなどを経験してきまして、直接ソフトウエア開発に携わるようになったのはユニークビジョンに入社してからになります。

私は会社の規模にはこだわりが無いタイプで、終身雇用してほしいとかそういう希望も無いので「ソフトウエアの開発に携わっていきたい」という思いで、当時面白そうな会社だなと感じたユニークビジョンを選んだ記憶があります。

入社後7年で社員数が約8倍!急成長しながらも大切にしていること

入社当時はベルーガの開発をみんなで行っていましたね。今の開発メンバーの1チームが会社全体という感じでした。また、ディレクターも今は7名いますが、当時、ディレクター的な動きをしていたのはCOOの菊池1人だったと思います。

今は分担して行っている仕様決めから開発テストまでをみんなでやったりもしていました。一つ一つの仕事をみんなで一丸となってやっていた感じです。人数が少なかった分、それぞれ色々なことをやっていましたね。開発メンバーはCTOの青柳を中心に若手メンバーが青柳の指導を受けながらそれぞれの業務にあたっているような感じでした。今は青柳以外にも主力メンバーがいるので、それぞれが若手の育成支援を行うような体制に変わりました。

私が入社してからの7年で入社当時の5名から現在の40名ほどまで社員数も増えましたし、オフィスもそれに伴いどんどん大きくなってきたりと、改めて変わったなと思います。当時受託案件が大半を占めていたのも、今では受託案件がほとんど無い状態になっていたりと案件の内容も変わりましたしね。
すごいスピードで成長してきたなと思います。

常にクライアントやその先にいるユーザーのメリットを第一に考える。それぞれが自身の強みを発揮し、良いサービスを追求

短期間で急成長してきましたが、本質的なところ、企業として大切にしてきたことは変わっていないような気がします。体制やその時々の状況に合わせてやり方は違いますが、常にクライアントやその先にいるユーザーのメリットを第一に考えてやってきました。開発メンバー、ディレクターが相互で協力してどんどん良いサービスが作れるようになってきています。

私自身がいつも意識していることは、どんなに小さな案件でも万が一の事態に備え、基本的な確認作業を怠らないということです。過去の仕事の経験から”世に出すものは完全なものを提供するのが当たり前”という考えで仕事に取り組んでいるので、どんなミスも見逃さないよう注意するだけでなく、少しでも早くその兆しに気付けるよう心掛けています。細かい話ですが、自分が関わっていないプロジェクトでも定期的にサーバーの状態を確認するようにしたり、エラーメールなども見逃さないようにしています。
小さいことかもしれませんが、入社から今までこだわりを持ってやってきたことの1つです。

私はそういうこだわりを持って、それを自分の強みとして働いていますが、他のメンバーもそれぞれ個々の強みを持っていて、その多様な強みの集合体がユニークビジョンだと思いますね。当事者意識や向上心の高いメンバーが多く、それが会社全体としての高い技術力を支えていますし、会社もそれを更に伸ばせるよう「自己研鑽フライデー」や「技術勉強会」などの制度を通じて応援してくれています。

また、それ以外にもユニークビジョンは、自分が得意な事や新しく挑戦したいことを発信すると積極的にプロジェクトの中に取り込もうとしてくれる、挑戦を応援してくれる文化もあります。
各々が主体性を持って動く、これは昔から本当に変わらないですね。
クライアントや世の中にお返し出来る価値が大きくなることに関してはリスクがあっても挑戦するという風土が昔からあります。この価値観は今後も大切にしていきたいなと思っています。

これまで高い技術力を武器にサービス開発を行ってきたのですが、”どんな技術を使ってどんなものを作ってきたか”ということをあまり社外に発信できていなかったので、今後はそういったことをもっと発信していけたら良いですね。

先にも述べましたが、向上心の高いメンバーが多いので誰かが働き掛けをしなくても、新しい技術をどんどん取り入れ、サービスに反映していく”攻め”の姿勢は今十分にあると思います。ミスを減らすなど”守り”の要素を今後更に強化出来れば会社としてもっと強くなると思うので、品質に対する意識をもっと上げて、より良いサービスを更に世の中に送り出していきたいですね。

この記事を読んで、ユニークビジョンについて気になった方はぜひお気軽に会社に遊びにいらしてください!

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エンジニア視点で語る「ユニークビジョン」~~躊躇せず挑戦する文化と高い技術力を支える学びの機会

2019.03.29

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。今回は、エンジニアの山本・中村・藤野に話を聞きました。ユニークビジョンの社風、独自の制度や取り組みなどについても教えてもらいました。

話を聞いたのはこの3名です。

パッと見何をやっているのかよく分からない会社。でも、それが逆に「面白そう!」と感じた。

ーー早速ですが、みなさんどんな経緯で入社されたか教えてください。

山本:鉄道関係の会社に勤めていて、一般的には堅い業界だと思うんですが、それとは全く関係無いことをやってみたいと思いユニークビジョンを見つけて転職先として意識するようになりました。自分は2018年の4月1日に入社しているんですが、実は面接を受けたのはその半年以上前で。個人の都合で、だいぶ先の転職になる旨を伝えたところ「それでも良い」と言ってもらえたので、入社を決めました。(笑)

真面目な話をすると、SNSで新しい仕組みを作っているというところに興味を惹かれたのを覚えています。webサービスってたくさんありますけど、日常的によく使われているのはSNSかなと思い、やってみたいなと思いました。それと、パッと見何をやっている会社なのかよく分からなかったので、そこが逆に面白そうだなと思い、話を聞いてみようと思いました。

中村:入社は2017年の9月なんですけど、僕も面接を受けたのは半年くらい前でしたね。(笑)前職は従業員数500人位の規模のSIerだったんですけど、その中でも社内ベンチャー的な位置付けで、かなり少人数の部署だったこともあって、客先に行ったり、開発もして・・・という感じで自分の技術を追求するというのが日々の業務の中では難しくて、もう少し技術を追求したいと思ったのが転職を考えるようになったきっかけです。

でも、当時、プロジェクトを抱えていて、業務から離れられずすぐには転職できない状況だったんですが、それを面接で伝えたところ「すぐに仕事を抜けられるような人はいらない。会社が抜けられたら困るような人に入って欲しい。」と言ってもらえ、それで安心感を持って転職を決めたのを覚えています。会社の規模感やSNSに関わるところで先進的なことをやっている点も良いなと思い入社を決めました。

藤野:僕は新卒で入社して2年目なんですけど、もともと大学は文系でした。普通に就活をして、食品メーカーの営業として実は内定をいただいていました。ただ、内定はいただいたものの、働くイメージが湧かずこれでは長く働けないなと思い、内定を辞退しました。

そこで、何をしようかな〜と考えたんですけど、ものを作るのが好きだったので、「プログラミングならパソコン1台あればできる!」と思ってプログラミングを始めたのがもともとのきっかけです。最初は本を見ながら、それこそ「print」、「Hello World」から始めて、動くのに感動してどんどんハマっていって、その流れでエンジニアとしての就職活動に至りました。

会社を決めるにあたって特にこれという理由はなかったんですが、ユニークビジョンは、面接の時に社内の様子がよく見えて、その時にみなさんフロアでよく喋っていたのが印象的で、それが良いなと思いました。僕自身、勉強を始めて数ヶ月で自信が無かったので、とにかく技術が磨ける環境だといいなと思い、そういう雰囲気なら相談なんかもしやすいんじゃないかと感じましたね。それと、大人数だと自分が埋もれてしまうんじゃないかという不安もあったので、あまり規模が大きくない点にも魅力を感じました。

ーー実際に入社されてみていかがですか?

藤野:面接で率直に色々話していただいたので、僕は入社後もギャップを感じることなく働けています。

山本・中村:そうですね。ギャップは無いですね。

過去やったやらないに関わらず、その時一番良いやり方で進める。「よし!やってみよう!」とみんなで挑戦する文化。

ーーそれでは、入社後、働いてみての印象は?

中村:新卒・中途分け隔てなく、一緒のプロジェクトで働ける環境ですごく良いなと思っています。毎週「アクティビティプラン」という全員のプロジェクトの予定や進捗を確認する会があるんですけど、その取り組みのおかげで常にみんながどんな仕事をしているのかが把握できて安心感がありますね。

山本:裁量が多く与えられるというのが自分は良いなと思っています。働き方もそうですし、エンジニアに関しては、プログラミング言語などの裁量が大きい印象があります。プロジェクトの目的に沿ってさえいれば、会社としてチャレンジしたことが無いような取り組みでも「よし!やってみよう!」と任される雰囲気がありますね。過去、やったやらないに関わらずその時一番良いやり方に挑戦してみようという気質があると思います。普通は過去実績が無いものはリスクがあるのでなかなか採用しづらいですけど、そこにこだわらず挑戦させてもらえるのは良いですね。

藤野:ディレクターとエンジニアの間で上下関係のようなものが無いのが良いと思いますね。

中村:前職はエンジニアとディレクターの仕事がはっきり分かれていなかったので、今はエンジニアの仕事に専念できて良いですね。エンジニアの仕事に専念したい人にとってはとても良い環境だと思います。

山本:仕事とは関係ありませんが、意外と飲み会が多いですね。新しい人がたくさん入ってきているので、歓迎会など常にやっているイメージです。ちなみに、その会の幹事はCOOがやってくれています。なかなかそんな会社無いですよね。(笑)

中村:そうですね。(笑)それと、やっぱり良い人が多いですよね。みんな良い距離感で働けていると思います。

「納得感」のある表彰・評価面談

ーーユニークビジョン独自の制度や取り組みがあれば教えてください。

中村:ユニークなのは、年末に「MVPを決める」という制度ですかね。その年で1番頑張った人を全員の投票で決めます。全員で投票っていうのはなかなか聞かないですよね。1人を選ぶのは大変で、毎回すごく悩みます。他にも技術賞、新人賞、UV賞というのがあります。

表彰以外に、「評価面談」がちゃんとしていると思います。形骸化していないというか。社長や役員と面談して、自分の現状や今後こうしていきたいという話をじっくりします。その話をきちんと評価に反映していただいている印象があるし、評価のためだけでなく、今後自分が取り組んでいきたいことについての相談・発信の機会としても活用出来る場なので貴重な場ですね。

山本:たしかに上から一方的に言われて、という感じではないですね。形骸化してない。すごく納得感がありますね。

藤野:役員の方とじっくり話せて、今後のキャリアについて話せたりするので僕も良い場だと思っています。

「自己研鑽フライデー」や「勉強会」で常に学びを。成長機会を提供する環境。

ーー表彰や評価制度、納得感が大切ですよね。それ以外に、メンバーの成長の後押しをするような取り組みはありますか?

中村:「自己研鑽フライデー」という取り組みがあります。毎月1回、月末の金曜日に実施しています。業務時間の3時間をそれぞれが取り組みたいテーマの研究に充てます。業務と全く関係無いことを研究する人もいれば、その時やっている業務に関係することについて研究する人もいます。

中村:同じような取り組みで「勉強会」というのもありますね。勉強会もテーマは自由です。

藤野:ARがテーマの回は、盛り上がってましたね。

中村:僕がちょっと前に自己研鑽フライデーで作ったARを紹介しました。仮想物体の影をどうやって映すかで盛り上がりましたね。

山本:コードゴルフも盛り上がりましたね。いかにコードを短く書けるか(キーボードをいかに少なく打てるか)というのを追求するという。こんな感じで、メンバーひとりひとりが自分が得意な分野で常に新しい情報をキャッチするためにアンテナを張っているので、高い技術力が保たれているんじゃないかなと思いますね。「ワーキンググループ」でプロジェクトとは違うことに取り組んだり。

中村:プロジェクトは長期スパンで考えるものが多いですが、ワーキンググループは短期で考えるものが多くて、結果がすぐに見えたりというのが面白いですね。僕は、社内コミュニケーションのグループに所属しているんですが、今、色々施策を打ってみようと思っていて、今まで社内で未整備だったものを整えにいっているところです。

山本:社内コミュニケーション、楽しそうですよね。

藤野:僕は、別のワーキンググループで去年の夏頃からリーダーをやっているんですけど、2年目ながらメンバーを動かすというのを経験出来る貴重な場ですね。事前準備を忘れてしまったり、、失敗も含めてとても勉強になります。

中村:成果物ではないですが、そういえば、ワーキンググループでアドベントカレンダー(https://qiita.com/advent-calendar/2018/uniquevision)書いたりしましたね。

ーーなるほど。個々の力を大きくするための取り組みもたくさんあるんですね。最後に、今、転職を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いします!

中村:技術に興味がある人には、とても楽しい環境だと思います。プロジェクトの人数が10人を超えることが無いので、ひとりひとりの取り組みの影響力が大きいです。「自分で仕事をしている」という実感が大きいと思いますね。SNSに親しみがある人も面白い環境だと思います。

山本:社内にいる人間だけで全て完結するので、自分が作っているものが何なのかというのが分かりやすいですよね。

中村:責任は大きいですが、やりがいはありますね。

藤野:何かあっても誰かに責められるとかいう環境では無いので、その安心感はありますね。「やってしまった〜!」という事態になっても、周りの人がどうリカバリーするのがベストなのかという事を一緒に考えてくれるので効率的だと思います。

中村:サービスがリアルタイムで動いているものなので、特にそういうマインドになるんだと思いますね。ミスやトラブルが起こったら冷静に原因を振り返って、再発防止に務めるという感じですかね。

それと、椅子がエルゴヒューマンです。新宿という立地も便利ですね。(笑) もうすぐ新しいビルに移転します!

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