イベントレポート:成長企業3社はデータベースとどう向き合っているか

2024年4月16日(火)にテックタッチ株式会社、株式会社estieと当社の3社で共催した「成長企業3社はデータベースとどう向き合っているか」のイベントレポートをお届けします。 本イベントでは、日本の不動産市場をデータとテクノロジーの力でアップデートし社会の価値創造の中心地であるオフィスの真価を拓く株式会社estieと、企業がテクノロジーを使いこなし事業や働き方を変革するためのデジタルトランスフォーメーションプラットフォームを提供するテックタッチ株式会社、SNSマーケティングツール「Belugaシリーズ」を中心にサービスを提供するユニークビジョン株式会社の3社がビジネスを前に進める中でデータベースとどう向き合っているか、具体的な事例を元にお話しました。 当日は共催3社から1名ずつと公募のLT1名の計 4 名の方にご登壇いただきました。

事業の成長に DB アーキテクチャをアラインするために AWS DMS を活用した話

テックタッチ株式会社の taisa 様から、事業の成長に伴ってドメイン境界の思想が変化したマイクロサービスの問題点と、それに対する具体的な解決策の事例について発表していただきました。 事業の要求を満たしたうえで段階的にデータベースを統合していくために AWS DMS を活用した本発表は、同様の課題を抱える聴衆の関心を強く引き、多数の質問が寄せられる盛り上がりを見せました。

パフォーマンスを求めてDBに機能を寄せる戦略

当社 CTO の青柳からは、データベースサーバでの処理を重視する理由とその効果についてお話をしました。 PL/pgSQLを使用した高度なデータ操作にはアプリケーションサーバの負荷軽減のメリットがある一方で習熟や開発の難易度が高く、自社開発のツールを活用して立ち向かっている状況をご紹介しました。

Snowflake で眠ったデータを起こそう!データをフル活用するデータウェアハウス生活

株式会社 estie の kenkoooo 様から、 Snowflake の強力なデータハンドリング能力とその活用法について発表していただきました。 estie ではユーザーの入力からアプリケーションのログまであらゆるデータを Snowflake に集めており、データの加工には dbt、分析には Streamlit を使うことで素早くパワフルにデータを活用できる状態が作れているとのこと。聴衆からは理想の環境だと羨む声や、コストが気になるといった質問が挙がりました。

■株式会社いい生活はデータベースとどう向き合っているのか

LT 枠では株式会社いい生活の WniKwo 様から、大量のデータを扱う不動産管理システムの状況とその中での取り組みについて発表していただきました。 複雑なデータベースは従来の仕組みでドキュメント化することが難しく、ドキュメントツールを内製しているとのことでした。 ◆◆◆◆◆◆◆ 今回のイベントは、データベースの実用に焦点を当てることでドキュメントから得られるテクニカルな知識だけでなく、具体的なケーススタディを通して理解を深めることができました。 改めまして登壇者の皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 UV Study開催時には登壇・参加ともに随時募集しておりますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。 ▼最新の勉強会情報はこちら https://x.com/uv_technology ▼ユニークビジョンに興味がある方はこちら https://hrmos.co/pages/uniquevision

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